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初めて作業療法士の整体を受けた。|身体の力が抜けて、姿勢まで変わった話

    以前、初めての鍼灸について書いたところ、想像以上にたくさんの反応をいただいた。
    身体のセルフケアや整え方に興味のある方が多いのかもしれない。

    その翌週、ご縁があって作業療法士の方による整体とお灸を受ける機会があった。

    これまでにも整体やマッサージは数えきれないほど何度も受けてきたけれど、「これは違う」と思った。


    「立った状態」を見る


    施術の前にまず驚いたのは、いきなり横になるのではなく、「立った状態」を見られたことだった。
    姿勢や重心、呼吸の浅さ、身体の使い方の癖を観察する。

    理由として説明されたのは、
    「人の脳は、正しい姿勢を覚えることができる」という考え方。

    横になった状態で整えても、立ち上がった瞬間にいつもの癖に戻ってしまうことがある。
    だから先に立った状態で、身体に本来の位置を思い出させるのだという。

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    身体のラインひとつずつ


    施術は、関節や身体のラインをなぞるような調整から始まった。

    手首、肘、肩。
    足首、膝、股関節。
    順番に触れられていく。

    すると、それまで固まっていた部分が少しずつゆるみ、力が抜けていく感覚があった。
    まるで自分の身体が、本来の動き方を思い出していくような不思議な感覚だった。

    そしてその時、ひとつ気づいた。
    私は思っていた以上に、全身に力を入れて生きていたらしい。

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    お灸は我慢しない


    その後、お灸の施術も受けた。
    うつ伏せになり、仰向けになりながら、身体の状態に合わせて温めてもらう。ここでひとつ学んだことがある。

    お灸は、「あ、熱い」と思ったら我慢しない方がいい。
    無理に耐えると、小さな火傷になった。


    家でも「太谿」にお灸


    施術後には「太谿(たいけい)」というツボも教えてもらった。
    東洋医学では「腎」と関係が深いとされ、冷えなどに用いられることがあるツボだそう。

    その日から家でもお灸を続けていた。
    お風呂に入る元気がない日でも、お灸だけはする。
    すると、じんわりと身体が温まっていく感覚がある。

    ただ、人によっては温まりすぎたり、眠気が強く出たりすることもあるようなので、体調を見ながら使うのが良さそう。

    お灸はなくなったら、また買おうと思っている。

    お灸は、辛くて何もできない時の『応急処置』的な感覚がある。

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    何回やっても上手く生成できなかったので
    イラストでは太谿ではないところにお灸をしている

    一番変わったのは


    その後しばらく過ごしてみて、一番驚いたのは身体はもちろん、心の変化だった。

    以前の私は、疲れている時や調子が悪い時、
    「なんで自分はいつもこうなんだろう」と考え始めることが多かった。
    そこから負のループに入り、ますます苦しくなる。

    けれど最近は、
    「こんな時もあるよね」と思えることが増えた。

    不思議だけれど、頭と首と体がつながったような感覚がある。
    思考と感情が以前ほどバラバラにならない。

    もちろん毎日元気というわけではない。
    それでも、自分の状態をそのまま受け止められる時間が増えた気がする。


    耳たぶがふっくらした


    もうひとつ、面白い変化があった。
    整体の効果なのか、セルフケアの積み重ねなのかは分からない。
    けれど、以前は薄くて冷たかった耳たぶが、最近ふっくら柔らかくなった。

    触ると分かる。前とは明らかに違う。
    血流なのか巡りなのか。
    理由は分からないけれれど、自分の身体に起きた変化として記録しておきたい。


    姿勢が変わった


    今回の体験を通して一番印象に残ったのは、
    「身体をほぐす」というよりも、
    「自分の身体の感覚を思い出す」という感覚だったこと。

    夫からは、

    姿勢が良くなった

    と言われる。

    自分ではむしろ脱力していて、前より姿勢が悪くなったように感じることもある。
    けれど鏡を見ると、首から腰にかけて自然なS字カーブが見えるようになった。

    以前は首から腰まで、一枚の板のようだったのに。
    力を入れて作る姿勢ではなく、力が抜けた結果としての姿勢。

    それが今までとの一番大きな違いなのかもしれない。
    その姿勢の変化は、今に至るまで戻っていない。

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    首から背中に自然なS時カーブができた

    身体を整えることは、身体を「正しい形」に矯正するということよりも、
    まずは自分の身体がどうなっているのかを知ることなのかもしれない。

    これからも、鍼灸やお灸、フォームローラーなど、実際に自分で試してよかったことを記録していきます。

    セルフケアの記事はこちら。

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    夫婦で飲食店を営みながら、実体験をもとに創作と記録のあいだを綴っています。 スキとフォローの返しはしておりません、すみません。 INTP-T / Cool Winter(旧名:深海のアンコウ女)

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