
全部大事だから全部やる、をやめてみた
やることを書き出したら、全部に○をつけたくなる。
「これは仕事だから必要」
「SNSも止めたくない」
「勉強もした方がいいし」
「でも、商品も作らなきゃ」
予定を整理するつもりだったのに、結局、全部残っている。
これ、どう減らしたらいいの?
そんなふうに迷うこと、ありませんか。
何となく予定を埋めているわけではないんですよね。
それぞれに、やった方がいい理由がある。
発信は知ってもらうため。
勉強は仕事に活かすため。
商品作りも、お客様とのやり取りも必要。
「やらなくていいことを減らしましょう」と言われても、その「やらなくていいこと」が見つからない。
だから、全部できるように、もう少し効率よくしようとする。
大事。でも、今やる?
「大事かどうか」で考えると、なかなか選べません。
そもそも、必要だと感じたから、やることに入っているんですよね。
そこで、確認したいのが、
「今月の目標を進めるために、今、必要なのはどれ?」
ということです。
たとえば、今月は「新しいサービスの最初のお客様に申し込んでもらう」が目標だったとします。
やることを書き出すと、
サービスの案内文を作る。
申し込み方法を決める。
プロフィールの画像を変える。
仕事に役立ちそうな本を読む。
どれも必要な気がするし、気になるところは整えておきたい。
でも、まだ申し込み方法が決まっていないなら、興味を持ってくれた人がいても、どう申し込めばいいのかわかりません。
それなら、今は申し込みの流れを整えて、案内に載せるところを先に進める。
プロフィールの画像は今のものが使えるなら、変更はあとにする。
読みたい本も、今の準備に必要な内容でなければ、いったん置いておく。
画像を整えることも、学ぶことも、大事じゃなくなったわけではありません。
今の目標に向けて、何がまだ足りていないのか。
そこを見ると、「今はこれを先にやろう」と選びやすくなります。
昨日の記事でも、効率よく進める工夫の前に、「今、何を進めたいのか」を確認することを書きました。
目標から必要なことを選んだら、次は、ほかの大事なことをどうするか。
選んだ仕事を進める時間が必要なので、全部を今日の予定に残したままにはできません。
「今はやらない」に、見直すタイミングを添える
とはいえ、大事だと感じていることを予定から外すのは、迷いますよね。
「あとで困らないかな」
「そのままやらなくなってしまいそう」
そんなときは、「今はやらない」と決めたことを、別のところに残しておく方法があります。
たとえば、先ほどの例なら、
「プロフィールの画像を変えるのは、サービスの案内を出したあとに見直す」
と書いておく。
今日の予定からは外す。
でも、忘れないように、もう一度考えるタイミングは決めておく。
そのときに、まだ必要なら取り組めばいいし、状況が変わっていたら選び直すこともできます。
今日、今抱えている「大事なこと」を一度見てみてください。
そして、
「今月、私は何を進めたいんだっけ?」
と確認する。
その目標に向けて今進めることを選んだら、ほかの予定にも目を向けてみます。
「これも大事。でも、今日でなくてもいいかな?」
「先にあちらを進めてから、もう一度考えられるかな?」
お客様と約束していることや、期限のある手続きなど、動かせない予定もあります。そこは確認したうえで、「大事だけど、今はやらなくてもいいこと」を一つ選んでみてください。
迷うなら、いつ見直すかも書き添えておく。
そして、空けた時間を、今の目標に必要な仕事に使う。
やることを一つ外しただけで、仕事が必ず進むわけではありません。実際に時間を使えたか、選んだ仕事が進んだかは、振り返って確かめる必要があります。
「全部大事」は、そのままでもいい。
ただ、全部を今日やる予定に入れる前に、
「今は、どれを進める?」
と、一度選んでみませんか。