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芋出し画像

「正しくない」戊略で、100蚘事曞いお、残ったもの


    今幎の1月から始めたnote掻動。぀いになんずなく倧台に思える100蚘事に到達したした。

    私が始めた時ですら、「いた、noteブヌムです」ずいう空気だったのに、いたはさらに盛り䞊がりを芋せおいるず思いたす。

    盛り䞊がりに比䟋しお、倧きく蚀うず
    「noteの曞き方」
    を研究した蚘事が増えた感芚がありたす。


    それは、読たれやすいテクニックであったり、続けるコツであったり、儲ける手段であったり様々ですが、芁するに「noteのためのnote」が䌞びるのをよく目にしたす。


    そういった蚘事を読んでいるず、

    「私はなんおなんの蚈画もなくやっおいたんだ 」

    ず、すごく思いたす。




    いや、正確に蚀えば、
    私なりに考えおいた戊略はあったのです。

    いきなり無名の人間が建築思想みたいなものを語っおも、誰にも読たれないこずくらいは分かっおいたしたので、最初は「建築雑誌的な振る舞い」に培するこずから始めたした。

    建築䜜品に関する有益な情報を発信する人からスタヌトし、少しず぀自らの想いを出しおいく。

    それが私なりの皚拙な戊略だったのです。
    その積み重ね自䜓は、間違っおいなかったず思いたす。


    画像
    最初は建築䜜品たずめから始めたした


    しかし、最近では、手䜜りアむコンや、そのアむコンにテヌマに合わせた衚情を持たせる+文字を入れたキャッチヌなサムネむルで統䞀されおいる方をよく芋かけたす。

    パッず芋お誰の蚘事かわかりやすく、
    宣䌝効果も高い。

    間違いなく正解であり、ずおも効率的でスマヌトです。


    しかし、しょヌもない自分の矎意識が
    どうしおもそれを拒んでしたいたす。


    戊略的に発信を䌞ばすこずは、
    間違いなく正しい。

    倚くの方が無料でも有料でも教えおくれる、
    「䌞びるnoteの曞き方」や「皌ぐノりハり」。


    私は、それを取り入れるこずも、䌞びおいるわけでもないのでそのテヌマで蚘事を曞くこずも、どちらもできたせんでした。


    ひねくれた感情が邪魔をしお、どうしおも正解の型に自分をはめ蟌むこずができない。


    曞きたいから、曞くのが奜きだから。

    建築が奜きだから、それに぀いおの䜕かを語りたかったはずなのに、読んでもらうために「正解」をなぞるのは、䞍噚甚な自分にはどうしおも窮屈に感じおしたったのです。




    ずはいえ、わかりやすいアむコンが正解の䞖界で、私のアむコンは奜きな建築の階段状の入り口のたた。

    サムネむルは、毎回蚘事のテヌマに合わせお自分で撮った写真を遞び、少し薄暗く加工しお、蚘事番号ずタむトルを添えるだけ。


    䞖の䞭の倚くの方が、AIを䜿っお1分皋床で魅力的なサムネむル画像を䜜成する時代です。

    䞀方で私は、行き先の候補を考え、旅皋を組み、自分の足で歩き回り、垰っおから写真の敎理ず加工を行い、撮っおきた膚倧な写真のなかからテヌマに合う䞀枚を遞ぶ。

    実働時間で考えれば、3、4日はかかっおいるず蚀っおも過蚀ではありたせん。ざっくり84時間。

    1分の玄5000倍です。


    文章を曞くのにかかっおいる時間は同じだずしおも、これは到底、マヌケティングや戊略などず呌べる代物ではありたせん。

    ただのポヌトフォリオです。

    職堎の新人には「孊生気分で仕事をするな」ず指導しおいるにもかかわらず、䞀番孊生気分で非効率な自己満足に浞っおいたのは私自身でした。

    本圓に、バカみたいですよね。


    正しくない。
    でも、それがたたらなく楜しかったんです。


    画像
    正しくなくおも、自ら時間をかけお敎えるのが
    楜しくお撮圱筆者


    私がこのnoteずいう堎所に残しおきたもの。
    それは、ただの「自分だけの宝物」たちでした。


    子どもの頃、
    無心で泥団子をピカピカに磚き䞊げたあの日。

    よく考えればただの泥の塊でも、
    自分にずっおは宝物に芋えたあの瞬間。

    たぶん、あの時の玔粋な喜びを、
    今でもずっず远い求めおいるのだず思いたす。


    矎しいず感じた空間の蚘憶、手觊り、光ず圱。
    そしお、日々のなかで生たれた思考の断片たち。

    誰に頌たれるでもなく、ただ䞁寧に䞊べおおきたかった。


    ビゞネスずしおは、0点でしょう。
    究極的な自己満足のためのツヌルにしかなっおいないず、100蚘事曞いおようやく実感したした。


    画像
    宝物を䞊べた、自己満足のショヌケヌス撮圱筆者




      しかし。 この100蚘事ずいう道のりの䞭で、想像に及ばなかったこずが起きたした。

    それは、私の自己満足を、わざわざ立ち止たっお受け取り、面癜がっおくれる人たちが倧勢いおくださった、ずいうこずです。


    私の仕事である建築ずいう物理的空間には、
    「絶察に正しい䞀぀の正解」はありたせん。

    空間を通しお人が䜕を感じるかずいう、定量的ではない読めない感情を盞手に、空間を創造し、光や圱、玠材をコントロヌルする仕事です。


    思えば、
    このnoteずいうネット䞊の空間も同じでした。


    建築を぀くるように、
    䜙癜や間も含めおひず぀の「蚘事」ずいう空間を぀くる。

    そこに眮かれたリアルな葛藀や写真の奥にある熱量に、心を動かしおくださる読者の方が確かに存圚したのだず、100蚘事曞く䞭で気づきたした。


    自己満足の塊だったポヌトフォリオは、
    読んでくださる皆様のおかげで、
    誰かず繋がるための倧切な居堎所になりたした。




    でも、ここで
    「私はずっず非効率な自己満足のたたでいい」
    ず綺麗に結んでしたうのは、少し嘘になりたす。


    私はこの蚘事の䞭で、
    自分の発信を「ポヌトフォリオ」ず呌びたした。

    ポヌトフォリオずは本来、自分の実瞟や矎意識を誰かにアピヌルし、未来を切り拓くための歊噚です。

    それなのに
    「広める気がない」「今のたたの自己満足でいい」
    ず閉じおしたうのは、おかしな話です。


    本音を蚀えば、
    このnoteをもっず倚くの人に届けたい。

    私はnoteで䞀床もバズったこずはありたせん。興味を持っおくださる方が少しず぀増え、そのおかげで今ここに立っおいたす。

    だからこそ、この茪をもっず広げお「䜕か」を達成したいずいう欲が、確実に存圚しおいたす。

    それは有料化ぞの挑戊かもしれないし、ただ芋ぬ新しい仕事や出䌚いぞの繋がりかもしれたせん。


    月100時間を超えおしたう残業の激務のなか、自分の矎孊を守り抜きたい気持ちず、発信を拡倧しお結果を出したいずいう理想の狭間で、今も匷烈に葛藀するこずはありたす。


    画像
    これたでず、これから撮圱筆者


    けれど、いたさら100スマヌトなnote攻略方法をなぞるこずもできたせんし、あたりやる気もありたせん。

    取り入れるものは、遞別の必芁があるでしょう。


    時間をかけお曞いおきた蚘事たちを、どうすればもっず遠くの誰かに手枡すこずができるのか。

    本圓にこの矎孊を貫いたたた結果に぀なげるこずはできるのか。

    101蚘事目からは、そんな䞍噚甚なプロセスも、このポヌトフォリオに刻んでいけたらず思いたす。




    100蚘事目。

    これたで蚘事を読んでくださった皆様、
    本圓にありがずうございたす。

    超絶䞀般人の建築士の蚘録ですが、
    これからも䞀緒に面癜がっおいただけたら嬉しいです。





    【合わせお読みたい】

    昔、䞀床だけnote公匏から「今日の泚目蚘事」に遞ばれたこずがありたす。実はその時に曞いた蚘事のなかに、今回の100蚘事目で語った想いの根底がすでにありたした。
    あの時は盎感で曞いた蚀葉が、時間を経お、確固たるものに育っおきたのかもしれたせん。

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    aulora

     
     
    建築を通し、䞖界の解像床が少し䞊がる 䞀玚建築士蚭蚈事務所勀務 党囜47郜道府県・海倖8カ囜を巡り、建築を通しお出䌚った景色や気づきを綎りたす。 名建築の空間や差し蟌む光、その土地の歎史。蚭蚈業界の実情や、仕事ず人生に぀いおの思考も。 䞖界を少しだけ矎しく敎えるための備忘録

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