
きびしい言葉を受けたとき、受け止めて、飲み込まない
お客さんから、きびしい言葉をもらった。
スタッフから、耳の痛い指摘をされた。
経営していると、そんな場面が何度もあります。
その日は一日中、頭の中でぐるぐるしてしまって、仕事が手につかない。そんなこともありますよね。
仏教の「忍辱(にんにく)」という言葉
仏教に「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という、実践するための6つの徳目があります。
その中のひとつが「忍辱」。耐え忍ぶこと、という意味です。
ただ、これは「我慢して黙る」ことではなく、腹が立ったり落ち込んだりしても、心を乱されすぎずに受けとめる、という心の持ち方のことだと、私は理解しています。
受け止めることと、飲み込むことは違う
きびしい言葉を受けたとき、やりがちなのは2つです。
・全部、自分のせいだと飲み込んで、落ち込み続ける
・反射的に言い返したり、聞こえないふりをしたりする
どちらも、あとから苦しくなります。
おすすめは、いったん受け止めて、2つに分けること。
・事実(何が起きたか、どこで困らせたか)
・相手の感情(そのときの気持ち)
事実のほうは、直せるところがあるかもしれません。
感情のほうは、そのまま受け取って、少し置いておく。
全部を自分の中に入れなくていいんだと思います。
数字は、感情と少し距離をとる道具
たとえばクレームが続いたとき、「何件、どんな内容で、どの工程で起きたか」を並べてみる。
感情でいっぱいだった問題が、「ここを直せばいい」という作業に変わります。
自責は、自分を責めることではなく、「自分に原因を見る」こと。そう考えると、少し楽になります。
きびしい言葉の中には、会社をよくするヒントが入っていることもあります。
受け止めて、必要なところだけ持ち帰る。そんなふうに、心を軽くしておきたいです^^
受け止めたあとに、ひと呼吸おく
実際に、返事をするのは、少し時間を置いてからで大丈夫です。
・その場では「ご意見ありがとうございます。確認して、改めてお返事しますね」と伝える
・一晩おいてから、事実の部分だけ整理する
・直せることは直して、直せないことは理由を伝える
感情が熱いうちは、判断も熱くなります。ひと呼吸おくだけで、返事の質が変わると思います。
あなたは最近、どんな言葉を受け止めましたか。
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