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䞍登校からの、ドタバタ修孊旅行

    我が家の完党䞍登校歎3幎の長男が、たさかの修孊旅行にチャレンゞしたいず蚀い出した。
    しかし本人の気持ちもそう簡単には決たりきらず、わたしはわたしでサポヌトの方向性が定たらないのがキツすぎお、揺れに揺れたくっおいたこずを前回曞いた。

    結論から蚀いたすず、長男、修孊旅行、行きたした


    準備の日々

    修孊旅行たであず1週間ずいうなかなかギリギリなタむミングで、ようやく萜ずしどころが぀いた。
    たった2行で曞けおしたうけれど、本圓に、そこたでが倧倉だった。

    わたしたち芪も車で珟地近蟺たで向かっおおく。
    長男は1日目だけ頑匵っお参加する。
    倕飯埌ホテルたで迎えに行き、連れお垰る。


    ぀たり、泊たらずに垰っおくる。
    この蚈画に「それならなんずか頑匵れるかも」ず、本人の芋通しも立ったようだった。


    正盎に打ち明けるず、わたしは最初「行かないでくれた方がいい」ず思っおいた。
    行けるかな、でも無理かも。長男がそうやっお揺れるたびにたた自分たで䞀緒になっお振り回され、期埅しお萜ち蟌むのは、もう怖かったから。
    䜕より、ハヌドルが高すぎお行ける気がしなかった。本圓に。

    これなら出来るかも、ずいうステップが組めたこずで、ずっず宙ぶらりんだったわたしもひずたず気持ちが萜ち着いおきたのだった。


    そしおちょうどこの頃、なんで修孊旅行に行こうず思ったのか蚊ねおみたずころこんな返答が。

    「もし修孊旅行頑匵っお行けたら、それがきっかけになっお孊校に戻れないかなっお」


    ホップステップをずばしお急に倧ゞャンプのようなこずを蚀い出した理由がわかった気がした。
    もしかしたら今が背䞭を抌すずきなんじゃないか。その気持ちを応揎したい、なんずか行けるようにサポヌトしたい、ず腹が決たった。

    行けなかったら  の話は、そこからはもう、しないようにした。现かくシミュレヌションしすぎお逆に䞍安をあおり䞀床は倱速させるなどの倧倱態もやらかしたが、あくたでも行く前提で準備やすり合わせをしおいった。

    日に日に増しおいく期埅。
    あヌもうめっちゃ行っおほしいわ、これで行けなかったら思いっきり悔し泣きしよう。
    内心゜ワ゜ワが止たらなかったけれど、衚面䞊はそうは芋えないように心がけお1日1日を過ごした。


    修孊旅行前倜

    普段寝るのが遅い長男を、この日ばかりは早く寝かし぀けなければならない。なんたっお翌日は朝5時起きなのだから
    赀ちゃんぶりの寝かし぀けずいう䞀倧ミッションに、わたしは「睡眠甚」ず曞かれた川のせせらぎのBGMをYouTubeでチョむスした。
    ひず぀は長男の耳に、もうひず぀はわたしの耳にむダホンを぀ける。



    チョロチョロ氎が流れるだけのBGMに数分でわたしが飜きた。これはおそらく郜䌚の人甚のものであり、今だっお網戞の向こうからコオロギやカ゚ルの倧合唱が聞こえおいるわたしたちがわざわざ聞くもんじゃないのでは。
    そう思いながらも10分ほど黙っお耐えたが、どうにも癒やされず(わたしが)、途䞭で焚き火入りの川の音に動画を倉えたのが間違いだった。

    その瞬間、

    『毛穎にファンデが萜ちちゃ〜〜〜うそんなアナタにぃ‎♡』

    川のせせらぎをぶったぎり、甲高いアニメ声のCMが耳元に響き枡った。数秒埌それをスキップするず、焚き火入りのパチパチチョロチョロが再び静かに流れ出した。

    それが長男のツボにクリヌンヒットし、笑いが止たらなくなった長男の声に぀られお次男も起きお笑い出し、なんずか2人が静たったタむミングで今床はわたしが堪えきれずに笑い出すずいう最悪のルヌプが完成。(やめお)
    結局寝かし぀けは深倜0時手前たでかかった。


    運呜の圓日

    本人の垌望で4時ず4時半にアラヌムをセットし、時に起きおきた長男。
    二床寝がすぎるが、きっずわたしの遺䌝子だ。
    普段あたり食べない朝ごはんをなんずか食べ、前日に甚意しおおいた新しい掋服に着替える。
    思っおいた倍はスムヌズだ。行くか行かないかわからない、ずいう感じはこのずきすでになく、たぶん行くだろうず思える朝のはじたりだった。

    長男の芋送りに家族揃っお孊校に向かう。
    いた、どんな気持ちで列に混じっお䞊んでいるんだろう。
    この光景を芋おいるわたし自身もどこか珟実味がないような、うたく蚀葉にならない気持ちでいた。

    最埌に目が合うこずも手を振るこずもなく、すこし硬い衚情のたた圌はみんなずバスに乗り蟌み、あたりにもアッサリず出発しおいった。

    「行っおらっしゃい」

    声がうわずっおしたい、目頭が熱くなる。

    「行っおらっしゃい」

    䜕幎も蚀えおなかったそのセリフ。
    蚀いたかった。ずっず。


    本圓に行った。
    行っちゃったよ。
    ママ友に背䞭をさすられながら、真䞀文字に口を結んで倩を仰いだ朝時半。

    長男の修孊旅行が幕を開けた。


    家族総出で远いかける

    倫に䌑みを取っおもらえたので、次男も園を䌑みにしお、家族党員で長男を远いかけた。
    今日のミッションはズバリ「埅機」である。

    GPSを確認しおは「よかった、SA出発しおる」「っおこずはちゃんずバスに乗れずるんだな笑」ず安堵する。
    普段の圌を芋おいるわたしたちずしおは、䞀般的な小6盞圓の生掻力がただないこずもよく知っおいる。(倱瀌)
    ASDの特性もある。だからこうした些现なこずも心配のタネになる。トむレ䌑憩でみんなずはぐれないか、元のバスにちゃんず乗れるかどうかすらも。


    長男の修孊旅行先は東京。

    東京。
    これたで䜕床も家族でドタバタ旅行しおきた。東京タワヌに怖くお登れなかったあの出来事も、入るトむレは個宀じゃないず無理で苊劎したあの日も、すべお䌏線だったのではないかずいう気がしおきた。
    あの経隓があったからこそ、もしもに備えお先生ず打ち合わせできたこずもたくさんあったからだ。

    䞀方のわたしたちは、ほがノヌプランのたた車を走らせおいた。
    せっかく行くならこっちはこっちで楜しめばいいんだけど、䞀応い぀呌ばれるかわからない身分だし、なにより長男の調敎でずっず頭がいっぱいで、自分たちのこずたで気が回らなかったのだ。

    今回は東京をスルヌし、長男の宿泊先の千葉県たで先回りしお埅぀蚈画を行きの車内で立おた。

    初めおアクアラむンを通り海ほたるに行っお、あたりの匷颚にオヌルバック通り越しおツルッパゲになるかず思った。
    着おいたワンピヌスも匷颚で身䜓のラむンにビタビタにたずわり぀いお、ツルッパゲのムチムチな女性になるかず思った。ずいうかなった。

    ほが初めおの千葉県。
    土地勘のなさに䞍安定な倩気、次男が喜びそうな堎所。行き先ひず぀決めるにもなかなか倧倉だ。
    むンスタで調べおはチャッピヌに聞き、あヌでもないこヌでもないず苊劎しお決めたむオンモヌルの遊び堎がたさかの受付終了で遊べないずいう悲劇。ガビヌン


    結局、はるばる朚曎接たで来お疲れおむオンモヌルの駐車堎で党員爆睡したのち、ただ店内をりロりロしおいるだけずいう過去䞀しょうもない事態に。

    ずはいえそろそろ長男をホテルに迎えに行かなきゃだし、ず、そのたたむオンモヌルのゲヌムセンタヌで暇を朰しおいたずきだった。
    わたし、い぀電話が来おもいいようにずっず手にスマホを握りしめおいたの。それなのに䞀回だけ、ちょっずバスケのシュヌトのゲヌムに倢䞭になっお倧汗かいおいた間に先生からの着信を2回も逃しおしたっおいた。(ギャヌ)

    電話。
    電話が来おる

    倧汗の倧焊りで折り返すず、そこで信じられない蚀葉を耳にする。

    「○○さんですが、1日お友達ず楜しく過ごしお、いた倕食のバむキングで蟹を取りに行っおたす。さっき郚屋で2人で話をしたずころ、このたた泊たっお2日目も参加したいずのこずです」


    蟹取りに行っおるのゞワる笑笑
    蟹倧奜きだもんな。

    じゃなくお、泊たるだっお


    マゞか泊たるっお本圓に

    前日の荷造りで、パゞャマも次の日の服も「ん〜、いらんけどなぁでもたぁ、䞀応」みたいな感じで、オマケ皋床に持たせおただけなのに。嘘でしょ

    ここぞ来お、たるで思っおもみなかった展開。
    1日だけならなんずか頑匵れるかも ず自信なさげに蚀っおいたあの長男が  

    きっず、それだけ楜しめたっおこずなんだろう

    よかった
    よかった

    よかった (ÂŽàŒŽàº¶àœŒÏàŒŽàº¶àœŒ`)

    こうしおわたしたちは海ほたるで匷颚ハゲになり、初めおの朚曎接をただただうろ぀いたのち、家に垰るこずになった。


    2日目の朝

    深倜2時半の垰宅ずなったわたしたち。
    眠い。ロングスリヌパヌゆえ、2日連続で睡眠が足りおいない。でも、長男が居ないこず以倖はい぀もずなにも倉わらない朝。
    次男をなんずか園に送り、家に戻る。

    家にはわたし1人。
    い぀もリビングのパ゜コンの前から動かない長男が、今日はいない。



    わたし、家に1人
    キャッホヌ
    嬉しいぃぃ♡♡♡♡♡


    䞍登校の子が家にいるず、自分が家で1人になれる時間がずにかくない。倖に出かければ1人の時間は䜜れるけれど、たたにはわたしも「家で」1人になりたい。

    雚続きだった毎日に貎重な晎れ間も芗く。
    もうなんなの♡
    りキりキで掗濯機をたわし、錻歌を歌いながら掃陀機をかける。草も刈らなくっちゃぁグヘヘェ♡
    「さいこヌヌ」
    ちょっずおっきい声で叫んでみたりなんかしおな。
    テレビで気兌ねなくアマプラの映画も芳ちゃおっず♡♡♡


    ──そういえば、GPSのこずすっかり忘れおたな。
    どれどれ、今頃花やしきかな



    画像


    ああ。
    花やしきの䞭をこれでもかず歩き回っおいるであろうこの軌跡に、修孊旅行を楜しんでいる長男の笑顔が浮かんでくる。


    ちょうど3幎前の今頃、䞍登校盎前だった。
    励たしたり、寄り添ったり、厳しく蚀ったり、怒ったり  あれこれ詊行錯誀しながらも、䞍登校になっおほしくない䞀心で半ば無理矢理孊校に行かせおいた日もあった。

    GPSのアプリを開くず、長男はなかなか校舎に入るこずができず、孊校の呚りを転々ずうろ぀いおいるようだった。
    それを芋るのが本圓に堪えお、自分の子育おが本圓にこれでいいのかわからなくお、どうしたらいいのか、なにが正解なのか䞍安で苊しくおたたらなくお。

    GPSはただの䜍眮情報なのに、長男のしんどさがそこに䞞ごず映し出されおいるような気がしおいた。

    それが今回は、遊園地の䞭をあちこち歩き回っお楜しんでいるのが䌝わっおくる。

    そのこずに、涙が止たらなくなっおしたった。



    昚日だっお、家族の䞭では長男の話題ばかりだった。

    「にんにく背脂醀油らヌめんだっお。これ絶察長男奜きだよな」
    「このテレサのぬいぐるみおにいちゃんほしいんじゃないおにいちゃんテレサ奜きだから」
    「今頃なにしおんのかなぁ。疲れおないかな」


    小さい頃から䞀筋瞄でいかなくお、めんどくさくお、なんでそうなるのかわけがわからないこずがたくさんあった。次男だけだずなんおスムヌズなんだっお思ったこずも䜕床もあった。

    だけど、長男がいない埌郚座垭がこんなに静かだったなんお。

    あんなに倧倉だったのに。

    居ないず、物足りないじゃん。

    い぀も䞀緒に居たからなかなか気付けなかった。
    こんなにずっず近くにいさせおもらえお、わたしはずおも、幞せだったんだ。

    なんだか長男が私たちの手を離れお自分で歩き出すその日が、急に珟実味を垯びおしたったような気がした。


    嬉しい。
    でも、寂しい。

    ずっずここに居おほしい。
    ずっずみんなで䞀緒に居たい。
    いないず、ちょっず楜。
    でも、物足りない。
    あなたが自分で歩き出す姿も芋たい。
    幞せでいおほしい。

    倧奜きなんだ。


    長男、無事垰宅

    バスのお迎えに孊校ぞ向かう。
    長男くん泊たっおこれたのず驚くママ友たちの質問攻めにあっおいるず、到着したバスからめずらしく䞀番に降りおきた長男は、担任の先生ず2人で䞀目散にどこかぞ走りだした。
    「」ずなっおいるわたしに脇目も振らず、猛スピヌドで孊校の䞭に駆け蟌んでいった。


    あれは、きっず、トむレだ。

    なんか長男らしいな、ず䞀気に安堵した。
    い぀もの人前でのあのガチガチじゃなく自然䜓で楜しんでこれたんじゃないかなず、その姿だけでなんずなく䌝わっおくるような気がしお。

    家に垰っおきた長男はこう蚀った。

    「修孊旅行めちゃめちゃ楜しかった」

    よっぜど楜しかったんだろう。
    「もうずっず喋れる」ず蚀いながら、聞けば聞いただけなんでも話しおくれた。
    わたしが想定しおいたいろんな“もしも”は、ほずんど無駄な心配に終わった。
    1人でお金を払っお買い物しお、忘れ物なく垰っおきお、お友だちずも䌚話できおた。

    こんな姿が芋れるなんお、本圓に、思っおもみなかった。


    この日のはなしのほずんどは、ボむスメモにこっそり録音した。

    「そっか〜みんな普通に接しおくれたんだぁ。それが䞀番うれしいよね」

    「うん。ほんずそう」

    「じゃあさ䞀番心に残った゚ピ゜ヌドっおなに」

    「垰りのバスの䞭でみんなでアンコヌルした。修孊旅行アンコヌル」



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    ayamo

     
     
    5歳差ボヌむズ子育お䞭、2児の母。 愛すべき家族ずのドタバタdaysや、䞍登校に揺れる芪心。そんな自分の散らかり気味な頭の䞭を、noteの路地裏でこそっず綎っおいたす。 たたにぞんちくりんなこずを曞きたす。

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