
山口から東京へバイク下道旅~和歌山から東京(完結)編~
こんにちは、ブラキンです。
退職してから早くも2ヶ月が経ちました。考える量が一気に増え、引っ越しもまだ終わっていない新居で、頭をフル回転させながら眠れない日々を過ごしています。
今回の記事では、前回書ききれなかった和歌山以降の旅の記録を書いていこうと思います。
🏍️前回のあらすじ
前回は大阪を出発し、和歌山に向かって南下する中で、大阪でいろいろな場所に寄り道しながら何を感じたのか、そして和歌山で何をしたのかを書きました。
👇前回の記事
6日目:和歌山から東京へ
■いざ和歌山を出発!
和歌山で一日を過ごし、翌朝出発。
この日の目的地は愛知県・豊橋市です。
なぜ豊橋かというと、高専から技科大に進学した友人に会うため。
ただ正直に言うと、この日は特筆するような出来事はほとんどありません。
理由は単純で、
とにかく移動量が馬鹿みたいに多かったからです。

見て分かる通り、今回の移動距離は約300km。
昼前には出発していたはずですが、休憩やらなんやらを挟み、結局到着したのは18時半頃だった記憶があります。
特にしんどかったのは名古屋市周辺。
とにかく混むし、運転が荒い。
田舎から来た自分にとって、車が交差しながら3車線を奪い合うように走っている光景は新鮮でしたが、
バイク側からすると、急な割り込みや詰まりに巻き込まれるのは精神的にかなり削られました。
■愛知県・豊橋市に到着
なんとか豊橋に到着したものの、ここで強烈なストレスを抱えることになります。
ちょうどその日、豊橋のとあるお寺周辺でお祭りが開かれていて、
友人が彼女とそこにいるから合流しよう、という話になりました。
現地に着くと、寺の駐車場らしき場所でおばあちゃんが手招きしており、案内されるままバイクを停めたのですが――
停めた後で「600円払って」と言われました。
話を聞くと、そこは寺の駐車場ではなく個人経営の駐車場とのこと。
よく見ると、寺の駐車場に入る細い道の手前にその駐車場があり、その奥に本来の寺の駐車場があったようでした。
「寺の駐車場は無料だと思うので、そちらに停め直します」と伝えると、
「寺の駐車場も無料じゃない」「だからここに停めてくれ」と言われる。
正直、30分もいない予定で600円は高すぎる。
「一度確認してきますね」と言うと、
「朝からずっとここに立ってやってるんだよ。
400円にまけてあげるから停めていって」
と、しつこくグチグチ嫌味を言われ続けました。
7時間近く運転して、やっと休憩できると思った矢先。
ここでこれ以上やり取りするコストの方が高いと判断し、
「分かりました」と400円を払って祭りに合流しました。
しかし後で寺に確認すると、バイクは無料で駐車できることが判明。
焼きそばを食べるまで、正直かなりイライラしていました。
400円でイラつく自分が面白い
ただ、そのときふと思ったんです。
ここに来るまでに、キャバクラやガールズバーで4万円近く使っている。
それなのに、たった400円でここまで腹を立てている自分がいる。
考えてみると、
自分は「体験」や「経験」にはいくらでも投資できるのに、
不誠実な行動に対する出費は、どれだけ少額でも許せないんだなと気づきました。
その後は、人生初のびっくりドンキーでご飯を食べ、ドン・キホーテで酒を買い、友人の家へ。
この辺りは農地が多く、肥料の匂いが漂い、
広大な畑にキャベツが広がる、今まで見たことのない景色がとても綺麗でした。

夜は友人の家で、昔話をしたり、技科大がどんな場所なのか、どんな研究をしているのかを聞いたりしながら楽しく飲みました。
■7日目:豊橋から目指せ東京!
翌朝、いよいよ東京へ向けて出発。
この日も距離は約300km。東京に着いたのは22時頃でした。
豊橋を出発して最初に向かったのは、道の駅・潮見坂。
ここは太平洋のパワーを感じられる、とても景色の良い場所でした。

ここでうどんを食べて腹ごしらえを済ませ出発。
潮見バイパスを走り出してすぐ、とにかく気持ちいい。
バイカーも多く、中には140kmくらい出してるんじゃないかという人もいました。
確かに、この景色と道なら捻りたくなる気持ちも分かります。
そこからひたすら、富士山の見える道の駅を目指して走り、
到着したのは17時頃。日が落ちる前に間に合って本当によかった。

この日は、瀬戸内海とはまったく違う、
太平洋側のパワフルさを強く感じました。
そして目の前に現れた富士山。
その神々しさに圧倒され、
心から「日本人でよかった」と思えた瞬間でした。
■東京に到着
富士山を後にしてから、再び
1時間で数キロしか進まない渋滞に巻き込まれました。
関東の人の多さに疲弊しながらも、なんとか東京へ。
街は明るく、星はほとんど見えません。
道中、警察に捕まっているバイクを3回ほど見かけ、
東京は厳しいのか、それとも単に人が多いのか、そんなことを考えていました。
そして、ここで大問題が発覚します。
「バイクを停める場所がどこにもない!!」
これは本当に予想外でした。
京都でも大阪でも困らなかったのに、東京に入った瞬間、止められる場所が見つからない。
人口密度を考えれば土地に余裕がないのも、ルールを徹底しないと街が回らないのも分かります。
ただ、それでも「ここまでか」と、街全体の余裕のなさを感じました。
結局、バイクを停めるまでに小一時間。
その後、友人の家に着いたのは24時頃。
ようやく、ちゃんと眠ることができました。
■まとめ
この後も、
・バイクの駐輪問題
・友人の家を転々とし続けるのか問題
などがあり、最終的に関東でアパートを契約し、こちらに住み着いています。
現在はまだ引っ越し作業が終わっておらず、キャンプ道具で生活しながらこの記事を書いています。
今回の旅を通して、日本のディープな部分や地域ごとの色を知ることができ、
改めて日本人としての誇りを感じました。
もし海外で「日本のいいところを教えて」と聞かれたとしても、
今なら実体験をもとに、自信を持って語れると思います。
学生時代には九州をキャンプ縛りで一周しました。
次は四国一周か、このまま北上して日本一周、
時期を見て北海道一周、フェリーで沖縄一周もしてみたい。
まだ21歳。
可能性はいくらでもあると思っています。
これからも、さまざまなチャレンジを通して、
自分自身と、世界を深く知り、磨いていきたい。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今回の旅で泊めてくれた友人たちへ――
この記事が目に留まることはないかもしれないけど、本当にありがとう。
これからもよろしく!