メインコンテンツへスキップ
見出し画像

自分を鈍くする力。
これは大事で危険なスキルだ。

たとえば少し疲れている。
良いか悪いかは別として、ほとんどの人は、それで仕事や学校を休まない。

基本、休むには何か理由が必要だし、少しの疲れですぐ休んだら、仕事や勉強が成り立たないからだ。

生徒A「あれ? 今日先生たちは?」
生徒B「なんか少し疲れてるから、全員休みらしいよ」
生徒A「じゃあ授業は??」

となってしまう。
これは教員に限らず、ほかの仕事や生徒たちも同様だ。

また疲れに限らず、これも良い悪いは別として、多少の風邪では休まない。
たとえば今の俺だ。
もちろんほかの人にうつさないように気をつける。

そしてここからが大事なのだが、多少の疲れや風邪の場合、休まず仕事や勉強をしても、何とかなってしまう。
気が紛れるのかもしれないし、アドレナリンが出ているのかもしれない。

社会生活を送るために、「休みたい」という本能にフタをし、「仕事や勉強をせねば」という理性を優位にして行動する。
それで社会は成り立っている。

つまり社会生活を送るためには「自分を鈍くする力」が必要だ。
「無理が利く」とも言う。

ここまで読んで、「げげー、超体育会系の話か!?」と拒否反応を起こしたあなた、このままでは終わらないので、もう少し我慢して読んでほしい。

自分の感覚に鋭い人は、社会生活がしんどい。
疲れやすい。
風邪をひきやすい。
「嫌だ」と思いやすい。

朝、自分を鈍くすることができないので、仕事や学校に行きにくい。
もちろん「そりゃ嫌でしょ」という大きな原因が存在する場合もあるが、そうでなくても出社拒否や不登校になる人はいる。

では、自分を鈍くする力がある人は良くて、自分の感覚に鋭い人はダメなのか?

決してそんなことはない。

最初に「大事で危険なスキル」と言ったように、自分を鈍くする力は、諸刃の剣だ。

これが強過ぎると、体調を崩す。
感情が分からなくなる。
過労死する。

つまり自分を鈍くする力は、大昔、狩りをしていた時代、ケガしても獲物を追い続けるために、生身の背中を盾にしても、痛みを感じない力。

現代であれば、サッカーの試合中、ケガしても走り続ける力。
本当は、今すぐケアが必要だ。

だから自分の感覚が鋭い人は、自分を守る力が強いとも言える。

危険察知。
逃走。
保護。
安静。

どれも悪いことではないが、社会生活は人間関係と生産があるため、リスクも生じる。
自分を守るだけでは、適応が難しい場合もある。

では、どうすれば良いのか?

マスクをしよう。

また「はあ!?」と思った人も多いだろう。
明日以降に続く。

 
 
横浜に住む臨床心理士です。 生きやすくなる考え方をしましょう! 仕事やプライベートで気づいたことをもとに、生きやすくなる考え方を見出していきます。 サポート校勤務後、公立小、中、高校で23年間スクールカウンセラー。 元大学非常勤講師。 中3時不登校、通信制高校出身。

あなたへのおすすめ