
私、失敗しかしないので【自転車プチトラブル編】
先日、生命を脅かす「やらかし」を告白したばかりですが、今回は命にまでかかわらないものの、かなり肝を冷やした失敗体験を告白します。
failure 6. マザー牧場への登り林道で壁ドン&左手首骨折(2018年8月)
千葉県袖ケ浦市からスタートする200kmの大会で「たった200kmだから楽勝すぎる」と、自宅から50km自走して会場入り。
家庭の事情で数カ月ぶりの参戦だったため、テンションMAXで仲間に片っ端から挨拶して、ほとんど先頭でスタートを切った。
そしてスタートから30kmほどで、最初の登り(鹿野山・マザー牧場)にさしかかる。
道幅の狭い林道の登りで、後続と差をつけて少し悦に入っているところへ、後ろから車が迫る。左路肩へ寄った拍子に少しよろけたので、左の石壁に「ちょん」と手を突いた…
が、手を突いた衝撃が想定以上に強かったらしく、再出発しようにも左手に力が入らない。そうこうする内に手首に激痛が走り「あ、これはやったな」と事の重大さを自覚。

このまま山中に居ても埒が明かないので、生きてる右手だけで自転車を押し歩いて山を下ることに。
8km下った麓のコンビニで、居合わせた人たちに休日外来をやっている病院を訊ねたら「あなた手折れてるじゃない!救急車呼ぶから待ってて!」と、その場で救急車を呼んで下さり、敢え無く収容。
その際、前年の頭部強打・頭蓋骨骨折脳挫傷事故の教訓から、大会本部に迷惑をかけたくなくて、大会に参加していた証拠をすべてその場で破棄し、大会とは無関係を装ったのだった…
…ちなみに2年連続の保険金請求により、A損保会社から翌年の更新を断られたのはナイショw
…あろうことか、この怪我休業と親族のトラブル示談問題が同時発生したために、退院後すぐに左手を装具固定して物流や工場で週6日バイトに行っていた。もう時効だが、とても主治医には言えないw
※コレだけ散々だと寧ろコメディに思えてくるから不思議。「このネタ三谷幸喜に売ったら書いてくれるかな?」とか考えてた(笑)
failure 7. 夜の登りでシフトワイヤー切れ&押し歩きで峠越え(2017年)

2017年 SR600Fujiチャレンジ中、須坂から菅平への登りであろうことかシフトワイヤーが切れ、アウター固定になってしまった。
…もちろんアウターギアで登れるような傾斜ではない。ワイヤーをインナー側に固定できれば良いと頭ではわかっていたものの、ここまで17時間走行してきて手はギトギト、指が滑るし痺れもあって作業不能。
須坂に戻っても修理&宿泊できるようなところはなさそうだったため、菅平を越えた先の上田に向かうことを決意。押し歩きで夜間の峠を越えることに。
途中、いろんな動物の声が聞こえてきて心細かったが、山越えの多いコースだからと熊除け鈴は2個着けており、それだけを支えに何とか菅平に到着。
上田へは惰性で下り投宿した。

あのとき事態をTwitterで呟いたところ、即時数十名からアドバイスや応援のメッセージが入り、中には電話で対処法をリアルタイムでアドバイスしてくれた人もいた。
また「たまたま近くにいた」と、車で応援に駆け付けて「サポートするとあなたが失格になっちゃうから」と、補給食だけ渡してくれた人も。
※自転車のつながりは結構温かくて好き。だから今もSNSは自転車アカウントのままである。仕事アカウントに特化しないとブランディングにならないけど、昔のつながりは切りたくなかった。
failure 8. 落車でサドルが曲がったまま200km走行(2019年8~9月)
上越スタートの自転車400kmの大会で、スタート直後の停止時に荷物の重さでバランスを崩し、落車。その際サドルが少し曲がってしまったが、何とか走れそうだったのでそのまま走行。
100kmを過ぎるとさすがに違和感を覚え、次の街で工具を調達しようと思った(アーレンキーはあったがサイズ違いで修理できず)。しかし山間のコースで唯一通過した街のホームセンターは幹線道路の反対車線。タイムロスになり過ぎるとつい躊躇し、スルーしてしまう。
身体を斜めにして体幹が歪んだ状態で乗り続けたため、信州・塩尻峠では平衡感覚を失いまっすぐ登ることができず。車を避けて左へ寄るたびにガードレールに接触しかかり…生きた心地がしなかった。
木崎湖のチェックポイントではタイムオーバー2分前。その後道幅の細い戸隠への登りを控えていたため、フラついて走行するのは無理とリタイアを決める。

輪行で撤退することとなったが、(現在でもそうかはわからないが)駅に切符の券売機や改札がなかった。松本駅で乗り換える際に何駅から乗ったか忘れて押し問答になり、目の前のあずさを逃した苦い想い出が(;^_^A
failure 9.白川郷付近のトンネル工事片側通行で対向車とご対面(20XX年)

自転車単独ツーリングで飛騨高山~白川郷へ。
そして白川郷から新高岡へ向かう際、なんとR156白川郷北側のトンネルが工事片側通行!

工事現場の誘導員はおらず、時間で赤・青が切り替わる信号機が設置されているだけ。
ちなみにこの先は約5km のトンネル区間。一抹の不安が過ったが山間の幹線道路に迂回路はなかった。
…工事片側通行の信号機って、絶対自転車想定してないよね…??
信号を1回見送って、再度青になってから意を決して全力で踏むが、如何せんトンネル故道幅がギリギリで、後続車が追い越せずイラついているのがヒシヒシと伝わってくる。
そして非情にも信号は変わり、トンネルを2/3ほど抜けたところで対向の大型トラックとご対面( ;∀;)
自分はトンネル脇の非常退避路に上がることができたが、私のせいで両方向の車が鉢合わせ状態に…「すみませーーーんごめんなさい‼‼」と叫びながら押し歩きで自分だけのこのことトンネルの外へと向かう…
事件の発生年を伏せたのは、居合わせたドライバーに「あんときのアイツかぁ(# ゚Д゚)!!」って特定されたくなかったからです💦
さすがにもう時効だと思うけど、あの時どうすれば正解だったのか未だによく分からない。
failure 10.ホイールに落ち葉が詰まり初冬の山中でスタック(2017年)
毎年秋恒例の栃木・日光方面紅葉ライドで、群馬・倉淵~沼田~金精峠~山王峠~川俣の旅の終盤のこと。


金精峠の群馬側は雪景色だったが、トンネルで栃木県日光市へ抜けたら雪の片鱗もなかった。
日光湯元に下ったのが16:00頃。この調子なら日没後それほど経たずに川俣の宿に到着するはず。
光徳牧場で最後の補給を摂ってから山王峠を登り始めたところ、前週の嵐の影響か、路面が針葉樹の落ち葉で一面に覆われているという不測の事態が。
その葉がホイールとフォークの間の空間に挟まってスタックしホイールが回らなくなる。10m進んでは止まって葉っぱを除去し、また進んでは止まるを繰り返すから一向に進まない。
…スタック対処で時間が圧し、標高1,700メートルの峠の頂上付近で日没を迎える。路面も凍結し始めていた⛄
恐る恐る足元を確認しながらフロントライト×3灯+ヘッドライトで徐行しながら下り、どうにか無事故で川俣の宿に辿り着く。
…ちなみに、翌朝は宿の前に置いたメカが凍り付いて固着していた。
誰もいないのを見計らって、宿の露天風呂からピストンでお湯を汲んでは自転車にかけ、解凍してから再出発したような記憶が(^^;)
【番外編】慣れた農道の夜間走行でコーナーを見誤り田んぼにダイブ(2018年8月)
猛暑の季節、昼間はとても走れないので、午前2:00からライドに出かけた…
すると慣れた道のはずがコーナーを読み損ない、曲がりきれず田んぼにダイブ。

飛び込んだ田んぼには取水口が飛び出ていて、あわや激突するところだったが、幸い10cm程度外して飛び込んだため、ケガはなし。
そのまま数km先の公園へ直行、水道の水をウェアの上から浴びて全身洗い、何食わぬ顔で立ち去ったw
【実績】トラブル対処経験(だけ)が豊富
全作の命にかかわるシリーズもそうだが、こうしてみると事故のパターンにほとんど共通点がない。
そのため、過去の失敗を教訓にしようがないというのが率直な感想だ。
実際、マザー牧場登りで手を骨折したときは、過去を知る友人から「登りで骨折って…どんなパワークライムよ?!」って揶揄われたしw
ただ強いて共通点を挙げるなら、異常にテンションが高かったこと?
そこまでテンションが挙がる理由は、仕事が不規則でなかなか大会本選に参戦できず、久々の参戦で浮かれ過ぎていたからではないかと。
(ただあの当時、仕事キツキツでストレス発散したかったし、浮かれるなという方が無理。まぁ若かったということでw)
ともあれ、場数を踏んだおかげでトラブル対処法や「如何に生還するか」といったナレッジは蓄積されたに間違いない(笑)
実際、結構なんとかなってきたし✨