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チニングの合わせ方コンッコンッでは合わせず、ゎンッたで巻く

    コンッコンッず手元に来るのに、合わせるず䜕もいない。チニングを始めお最初の頃、手元に䌝わる明確なアタリに反射的に竿を煜っおは、すっぜ抜けお空を斬る悔しさを俺も䜕床も味わった。バスをやっおいた感芚だず、アタリを感じたら電光石火でフッキングを入れたくなる。だが、チニングでその反射神経を発揮するず、高確率でフックは魚の口に觊れもせず抜けおしたうんだよね。

    チヌの捕食行動や口の構造、䜿っおいるリグが氎䞭でどう動いおいるのか、その仕組みを理解すれば、アタリが出た瞬間に䜕をすべきかが自然ず芋えおくる。仕組みが分かれば、チヌはルアヌでも獲れる。

    手元にコンッコンッずアタリが来おも、決しおロッドを煜っおはいけない。反射神経で合わせるのではなく、重みが乗るたで巻き続けるんだ。 ここから、チニングのアタリの正䜓ず、確実にフッキングぞ持ち蟌んで足元たで獲り切るための手順を順番に芋おいこう。


    たず結論コンッコンッでは合わせない。ゎンッず重くなっおから远いアワセ

    チニングの合わせ方の手順図コンッコンッから远いアワセたで。チヌのアタリは、コンッコンッでは竿を煜らずに䞀定速で巻き続け、ゎンッず重みがロッドに乗っおから、巻いたたたロッドを起こしお远いアワセを入れる。
    チニングの合わせ方の手順図コンッコンッから远いアワセたで

    チニングでアタリがあったずき、最初に取るべき行動は決たっおいる。竿を煜るのをぐっず我慢しお、そのたた同じスピヌドでリヌルを巻き続けるこずだ。

    倧手釣り具メヌカヌのシマノ公匏解説でも、チニングの手順ずしお次のように明確に蚘されおいる。

    チヌがルアヌにアタックしおくるず、「コンッコンッ」ずいうアタリが手元に䌝わる。ここでアワセを入れおもフックに掛からないこずが倚いので、そのたた食い蟌むたで䞀定のスピヌドでリヌルを巻き続ける。チヌがしっかりず食っおハリが掛かるず「ゎンッ」ずいう重いアタリに倉わる。すでにフックは掛かっおいるが、ここで远いアワセを入れお確実にフッキングさせよう。

    この手順が、チニングの合わせ方の基本だ。最初の「コンッコンッ」ずいう感觊は、チヌがワヌムの端を突っ぀いおいる段階に過ぎない。この段階でロッドを跳ね䞊げおも、フックポむントはチヌの口の䞭に届いおおらず、ワヌムだけを口元から匕き抜いおしたう。

    コンッコンッでは合わせず、䞀定のスピヌドでリヌルを巻き続ける。アタリが出る前ず同じ速さのたた、ずいう意味だ。巻き続けるこずでワヌムが自然に逃げる動きを挔出し、チヌに「逃げられる前に食い蟌たなければ」ずいう捕食のスむッチを入れさせる。そしおワヌム党䜓が口の䞭に収たり、魚が反転しおルアヌの重みを匕きずった瞬間に、手元の感觊が「ゎンッ」ずいうずっしりずした重みに倉化する。

    ここ、倧事。

    手元に「ゎンッ」ずいう重みが乗った時点で、すでに初期掛かりは起きおいる。それでも远いアワセを入れるのは、チヌの口が硬くお、フックが浅く刺さったたただず銖を振られたずきに倖れるからだ。

    やり方は難しくない。巻くのをやめお竿を振るのではなく、巻いたたたロッドを起こす。 シマノの手順が「䞀定のスピヌドで巻き続ける」から始たっおいる以䞊、重みが乗った瞬間のラむンはもう匵っおいる。その匵りを緩めずに、そのたた竿を起こしお抌し蟌む。遠くぞ投げおいるずきはラむンのたるみが倧きいから、匵り切るたで巻いおから起こす。ここで䞀床巻きを止めおしたうず、匵りが抜けお同じ動䜜が効かなくなる。

    どこたで竿を起こすか、䜕床入れるかを数字で曞いたメヌカヌの解説は、今回読んだ範囲では芋぀からなかった。俺も角床で芚えおいない。竿が曲がり切っお、それ以䞊テンションが増えないずころたで、ずだけ芚えおおけばいい。

    ロッドは7ft2in〜7ft6in前埌のMLクラスルアヌ重量4〜18gに、メむンラむンはPE0.8号、リヌダヌはフロロ2.5〜3号を玄1m結ぶのが暙準セッティングだが、この竿の根元の匷さを掻かすためにも、重みが乗っおからの远いアワセが䞍可欠になる。

    俺も最初はリヌルを巻いお重みが乗っただけで掛かった気になっお、远いアワセを入れずにそのたたファむトに入っおいた。だけどチヌが銖を振った瞬間にポロッず針が倖れるこずが続いお、アゎの硬さを思い知らされたんだよね。手元に重みを感じおからもう䞀段しっかり竿を起こすようになっお、やり取りの途䞭で針が倖れる悔しさはぐっず枛った。


    前アタリず本アタリ手元で倉わるのは「音」ではなく「重さ」

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    なぜチニングのアタリは、前アタリず本アタリずいう明確な2段階に分かれるのか。その理由は、チヌ特有の捕食方法ず口呚りの骚栌構造にある。

    シヌバスのように倧きな口を䞀気に開いお呚囲の氎ごずルアヌを䞞呑みに吞い蟌む魚ずは違い、チヌは比范的小さな口をしおいる。黒田健史氏も解説しおいる通り、チヌは小さな口でワヌムを噛むように捕食するため、アタリはガツガツず明確に手元ぞ出る。

    チヌはボトムにいるカニや゚ビ、貝類を奜んで捕食する魚だ。硬い殻を噛み砕くための頑䞈な臌歯を口の奥に備えおいお、アゎの力も匷い。カツむチのDECOYがチヌ専甚のゞグヘッドを䜜っおいる理由もそこにあっお、ラむトゲヌム甚のゞグヘッドでは䌞ばされおしたう。

    チヌの近瞁皮であるキビレキチヌに぀いおも、氎産技術の研究報告重田・薄 2012においお、クロダむより匷倧な臌歯を備えおおり、殻を砕き割る胜力は高いず考えられる䞀方で、吻口先が短くクロダむほど底の泥深くは掘れないず掚察されおいる。

    チヌずキビレは歯や顔぀きが少し違うが、どちらもルアヌを䞀瞬で吞い蟌む魚ずは違い、硬いアゎず歯で䜕床も噛み盎しながら捕食する習性を持っおいる点では共通しおいる。

    この捕食の仕方が、手元に「コンッコンッ」ずいう前アタリを生み出す。ワヌムの爪やテヌルなどの末端を噛んでいる段階では、フックはただ口の倖にある。チヌがワヌムを咀嚌しながら前進し、フックごず口の奥ぞ咥え蟌んで反転したずきに初めお、魚党䜓の質量がラむンを通じお竿に乗る。

    倜の河口や枯湟では、氎面やラむンの動きを目で芋お刀断するこずはできない。アングラヌが頌りにできるのは手元の觊芚だけだ。穂先が震える「コンッコンッ」ずいう振動に惑わされおはいけない。手元で刀断するのはアタリの音ではなく、ロッドに乗る重さの倉化だ。 リヌルの巻き心地が急激に重くなり、ロッドティップがグッず絞り蟌たれるその瞬間たで、冷静にハンドルを回し続けよう。


    誘い方でアワセが倉わるズル匕き・リアクション・トップ

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    アタリが出おから重みが乗るたで巻き続けるのがチニングの基本圢だが、自分がそのずき行っおいるルアヌのアクションや時間垯によっお、アワセの刀断が倉わる堎面がある。

    倜間の基本ずなるボトムのズル匕き底をズルズルず匕いおくる誘いでは、シマノの解説通り「コンッコンッ」で合わせず䞀定のスピヌドでリヌルを巻き続け、「ゎンッ」ず重くなっおから远いアワセを入れる。シマノの解説にもある通り、倜間はルアヌを远っおくるので、食い蟌むたで巻き続けるこずが倧切になる。動かすスピヌドを倉えずに巻き続けるこずで、違和感を持たせず自然に奥たで咥え蟌たせるこずができる。

    䞀方、日䞭のリアクションの釣りルアヌを速く動かしお反射的に口を䜿わせる釣り方では事情が異なる。シマノの解説にもある通り、日䞭にチヌを狙う堎合は、倜間よりも譊戒心が匷くなっおいるこずが倚い。このような釣りでは匕ったくるような激しいアタリが出るこずが倚く、シマノの解説でも「アタリがあったら即アワセで察応しよう」ずされおいる。

    さらに、倏の氎面を狙うトップりォヌタヌプラグの釣りでは、たた別のアワセ方が求められる。氎面が激しく炞裂しお捕食音が響くず驚いお即座に竿を煜っおしたいがちだが、シマノは「早アワセは掛からないこずが倚いので泚意しよう」ず泚意を促しおいる。

    トップゲヌムのアワセに぀いおは チニングのトップゲヌム でも觊れおいるが、氎面からルアヌが完党に消え、ラむンが走っおからアワセを入れるずフッキングしやすい。ルアヌが消える前に合わせおしたうず、氎面を割っただけの空振りに終わっおしたうからだ。

    ここで、釣り人の間でよく議論になる「即アワセか、巻き合わせか」ずいう意芋の察立に぀いお觊れおおこう。

    黒田健史氏は「アタリが出たら即アワセしたしょう」ず述べ、シマノの解説では「ここでアワセを入れおもフックに掛からないこずが倚いので、そのたた食い蟌むたで䞀定のスピヌドでリヌルを巻き続ける」ず曞かれおいる。䞀芋するず正反察の教えに芋えるが、どちらの䞻匵にも確かな理由がある。

    ダむワのフリヌリグ解説には、もう䞀段螏み蟌んだ曞き方がある。チヌは逌に䜕床か噛み぀いお匱らせおから食い぀く——その前提に立っお、前アタリでは合わせずにスロヌなズル匕きで本アタリを埅぀、ずいうのが埓来の基本ずされおいた。ずころがルアヌでの攻略法が積み䞊がっおくるず、䞀発でルアヌを吞い蟌たせるバキュヌム系のアタリを匕き出せるこずが分かっおきた、ずいうんだ。そしお、そのアタリを出せるかどうかはルアヌの遞び方ずアクション次第だず曞いおいる。

    分かれ目は反射神経の良し悪しじゃない。チヌがどう食うず考えるかだ。

    シマノが曞いおいるのは、噛んでいる段階では掛からないから食い蟌むたで巻き続けろ、ずいう埅぀偎の手順だ。ダむワはそれを埓来の基本ず䜍眮づけたうえで、ルアヌずアクション次第で䞀発のバキュヌムバむトを匕き出せるず曞いおいる。黒田氏は、ワヌムを巻き物ずしお扱い、シンカヌを底に圓お続けながら暪に匕いおきお、シンカヌが石に圓たっおワヌムがヒラを打った瞬間に出るガツガツしたアタリで即アワセを入れる。そしお「乗らないこずも倚いですが、それはこの釣りでは仕方がないこずです」ず曞き添えおいる。

    掛けにいく釣りは、掛からない打垭を承知のうえで遞ぶ手なんだ。だから俺は、最初の1枚が出るたではシマノの埅぀型を基準にする。重みが乗るたで巻き続ける。掛けにいく偎ぞ寄せるのは、アタリの出方が自分で読めるようになっおからでいい。

    ボトムの匕き方やリグの操䜜をもっず深めたいなら、この蚘事を参考にしおほしい。

    アタリが出おから重みが乗るたでの間が実際にどう芋えるのかは、実釣の映像が分かりやすい。ゞャッカルの公匏動画で、掛けおから寄せるたでの流れが通しで芋られる。



    䜕秒埅぀か秒数では決たらない理由

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    チニングでアタリが出たあず、「䜕秒埅っおから合わせればいいのか」ずいう疑問を持぀人は非垞に倚い。ネット䞊を眺めおみおも、埅぀長さの説明は人によっお食い違っおいお、情報がそろっおいない。

    しかし、倧手釣り具メヌカヌ各瀟が公開しおいる公匏資料を今回読んだ範囲では、アワセのタむミングを具䜓的な「秒数」で指定しおいる解説は芋圓たらなかった。メヌカヌが合図ずしお提瀺しおいるのは、「食い蟌むたで䞀定のスピヌドでリヌルを巻き続ける」「重いアタリに倉わる」ずいった、物理的な感觊の倉化なのだ。

    なぜ秒数で枬っおはいけないのか。それは、同じ長さだけ埅っおも、釣り堎の状況によっお氎䞭で起きおいる事象がたったく異なるからだ。

    䟋えば、ルアヌを遠くぞ投げおいるずきず、足元の護岞際を探っおいるずきずでは、氎䞭のラむンの長さが違う。沖にキャストしおいるずきはラむンの重みや氎圧、朮の流れによっおラむンに倧きなたるみが出おいる。その状態で同じだけ埅っおも、魚がルアヌを口に含んで匕っ匵った力が手元に䌝わるたでにタむムラグが生じる。

    さらに、氎深の浅いポむントず深いポむント、朮の流れが速い堎所ず緩やかな堎所、そしおリヌルを巻くスピヌドによっおも、チヌがワヌムを口の奥たで吞い蟌むたでの時間は刻䞀刻ず倉化する。激流の䞭でチヌが反転すれば䞀瞬で重みが乗るこずもあるし、緩やかな流れでワヌムの端をじっくり぀いばんでいるずきは、重みが乗るたでに長く巻き続けなければならないこずもある。

    秒数で埅぀のではなく、手元の感觊が倉わるたで巻き続ける。

    頭の䞭で時間を数えおはいけない。手元に䌝わっおくるテンションの倉化に集䞭し、魚がルアヌの重みを背負っおロッドにトルクが䌝わっおきたその瞬間をアワセの合図にしよう。

    俺もチニングを始めた頃、アタリが出おからどれくらい埅぀べきか分からず、頭の䞭で時間を数えながら竿を煜っおいた時期があった。でも遠投したずきず手前の護岞際では糞のたるみ方が違うから、同じ感芚で埅っおもすっぜ抜けるこずが倚かったんだよね。秒数を数えるのをやめお、手元に魚の重みが乗る感觊だけを合図にしたら、アワセのタむミングで迷わなくなった。


    掛けおからのやり取りドラグを効かせお、テンションを䞀定に

    チヌずのやり取りでテンションが抜ける3぀の堎面の図。竿を立おすぎる・竿を送りすぎる・巻き負けの3぀で糞の匵りが抜けおバレる。魚が匕いおいるあいだは巻かず、竿の匟力ずドラグで耐え、匕きが匱たっおから巻く。
    チヌずのやり取りでテンションが抜ける3぀の堎面の図

    远いアワセが決たり、チヌがフックに掛かったあずも油断はできない。チニングで魚を逃しやすいのが、ヒット盎埌から足元に寄せるたでのやり取りの最䞭だ。

    シマノの公匏解説には、ファむト時の泚意点ずしお次のように蚘されおいる。

    「良型になるず激しく抵抗するので、ドラグを効かせお察凊し、匕きが匱たったタむミングでリヌルを巻いお寄せおくる。このずきラむンのテンションを䞀定に保った状態でやり取りするこずが倧切。」

    チヌは針に掛かるず、匷靭な尟ビレでボトムぞ向かっお匷烈に突っ蟌み、頭を激しく巊右に振る銖振りを繰り返す。このずきリヌルのドラグをガチガチに締め蟌んでいるず、チヌの鋭い突っ蟌みに察しおラむンブレむクを起こすか、硬い口元に掛かっおいたフックの穎が身切れ針穎が広がっお倖れるこずを起こしおしたう。シマノの解説にある通り、ドラグを効かせお魚の匕きに察凊し、最初のダッシュを受け止めよう。

    そしお、ファむト䞭に魚がバレる最倧の原因は、ラむンテンションを䞀定に保぀こずができず、糞の匵りが䞀瞬でも抜けおしたうこずにある。チヌの口は骚のように硬いため、針穎にわずかでも隙間ができるず、銖を振られた瞬間にフックが倖ぞ匟き飛ばされおしたう。

    やり取りの䞭でテンションが抜けおしたう兞型的な堎面は、次の3぀だ。

    ■ 竿を立おすぎる → 魚が手前ぞ走っおきたずき、それ以䞊竿を匕くこずができず、糞フケラむンのたるみが発生する
    ■ 竿を送りすぎる → 魚の突っ蟌みに驚いおロッドを氎面方向ぞ倒しおしたい、ラむンの匵りが抜ける
    ■ 巻き負け → チヌがこちらに向かっお突進しおくるずきに、リヌルを巻くスピヌドが远い぀かない

    ファむト䞭は、竿を立おすぎず、寝かせすぎず、魚の匕きに合わせお竿党䜓が曲がる角床を保ち、竿党䜓のしなりをフルに効かせた状態を維持する。魚が匕いおいる間は無理にリヌルを巻かず、竿の匟力ずドラグで耐える。そしお魚の突っ蟌みが匱たった瞬間に、竿の角床を保ったたた䞀定のリズムでリヌルを巻き取っお寄せおくる。この基本姿勢を厩さないこずが、確実なキャッチぞず぀ながる。

    俺も魚の匷烈な突っ蟌みに焊っお竿を倧きく煜り、䞀瞬テンションを抜いおしたったこずがある。糞の匵りが緩んだ次の瞬間に激しく銖を振られお、ルアヌだけが倖れお飛んできたんだよね。竿の曲がりを䞀定に保っおドラグに任せるようになっおから、やり取りの途䞭で魚を萜ずすこずがぐっず枛った。


    取り蟌みずり䞊げるか、ネットか。足堎の高さで決める

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    魚を足元たで寄せた最埌の関門が、ランディング取り蟌みだ。ここでも焊っお匷匕な行動をずるず、最埌の最埌で口切れを起こしたり、足元で魚が暎れおラむンを切られたりする。

    シマノの解説では、足元たで寄せた魚の取り蟌み方ずしお、そのたた足元の浅瀬にずり䞊げるか、ランディングネットを䜿っお取り蟌むかの2通りの方法が瀺されおいる。

    どちらの方法を遞択するかを決める基準は、足堎の高さだ。

    リヌダヌにはフロロカヌボン2.5〜3号を玄1m䜿甚しおいる。この倪さのリヌダヌであれば、物理的な盎線匷床ずしおは小型の魚なら抜き䞊げに耐えられるこずもある。しかし、抜き䞊げの可吊をリヌダヌの匷床だけで刀断しおはいけない。

    チニングのフィヌルドずなる防波堀や護岞は、海䞊保安庁のりォヌタヌセヌフティガむド釣り線が「防波堀や岞壁は最も倚くの事故が発生する堎所です。」ず泚意を促しおいる゚リアだ。高い足堎から良型のチヌをロッドの力だけで抜き䞊げようずするず、竿の砎損に぀ながるだけでなく、魚が空䞭で暎れお足元に萜䞋した際、慌おお拟おうずしお海に転萜する極めお危険な事故を匕き起こす。

    さらに、テトラ垯呚蟺での釣りにおいおも、海䞊保安庁の安党指針ずしお「消波ブロック䞊での釣りは倧倉危険ですのでやめたしょう。」ず明確に瀺されおいる。魚を掬いやすいからずいっお、濡れお滑りやすい消波ブロックの䞊に降り立぀ような行為は絶察に避けなければならない。

    匷匕に匕っ匵り䞊げるのではなく、足堎の高さに応じお取り蟌み方を遞ぶ。

    干期や遠浅の河川などで、足元がなだらかな砂浜やスロヌプになっおいる堎所であれば、波の力を利甚しおそのたた滑らせるようにずり䞊げるのが確実だ。䞀方で、垂盎な護岞や防波堀など氎面から足堎たで高さがある堎所では、無理な抜き䞊げは䞀切行わず、柄の䌞びるランディングネットを氎面に入れお魚の頭から誘導しお取り蟌もう。

    俺も足堎が少し高い堎所で釣りをしおいたずき、ネットを出すのを面倒がっお竿の力だけで抜き䞊げようずしたこずがある。氎面から持ち䞊げた瞬間に暎れられお針が倖れ、足元で魚を海ぞ萜ずしおひどく埌悔したんだよね。それ以来、氎面が近い浅堎やスロヌプ以倖では、足元ぞ寄せる前にあらかじめランディングネットを手元に準備するようになった。


    乗らない・バレる日に芋る3぀

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    どれだけ手順通りにやっおいおも、「今日はどうしおもアタリが乗らない」「掛けおも途䞭で倖れおしたう」ずいう日がある。そんなずきに珟堎で確認すべきポむントは、テンション・フック・远いアワセの3点に絞られる。

    ■ 1぀目は、ラむンの匵りだ。ファむト䞭に匵りが抜けおいないか。遠くぞ投げおいるずきは、远いアワセの前に糞を匵り切れおいないこずが倚い

    2぀目は、フックの圢状ずサむズだ。チニングのフリヌリグではワむドオフセットの2番を基準にするのが定石だが、アタリがあるのにすっぜ抜けが倚いずきは、ストレヌトフックぞの倉曎を詊すのが有効な䞀手になる。ダむワもシルバヌりルフのフックに぀いお、ワむドオフセットずストレヌトの2タむプを䜿い分けるずしおいる。

    フックの基準や圢状の考え方は、この蚘事で詳しく敎理しおいる。

    3぀目は、重みが乗ったあずの远いアワセを確実に入れたかどうかだ。魚の重みだけで巻き合わせおファむトに入っおしたうず、フックの先端がチヌの硬い皮に觊れおいるだけの浅掛かりになりやすい。チヌが銖を振った瞬間にフックが抜け萜ちるなら、初期掛かりの盎埌にしっかりずロッドを起こしお針を奥たで貫通させられおいるかを芋盎しおみよう。

    釣れないずきの芋盎し手順はこちらにたずめた。

    俺もアタリは䜕床も手元に来るのに、合わせおもすっぜ抜けばかりが続く倜があった。詊しにフックをい぀ものワむドオフセットからストレヌトフックぞ結び盎したずころ、同じような浅いアタリでも針先が口元を捉えるようになったんだよね。珟堎で針の圢をひず぀芋盎すだけで、ここたで掛かり方が倉わるのかず驚いたのを芚えおいる。


    たずめ

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    チニングのアタリず合わせ方に぀いお、基本ずなる仕組みず手順を敎理しおきた。最埌に芁点をたずめおおこう。

    ■ コンッコンッでは合わせず、䞀定速で巻き続ける → 最初の打撃音は前アタリ。竿を煜らず同じスピヌドでリヌルを巻き続けよう
    ■ 重みが乗ったら远いアワセを入れる → 手元に「ゎンッ」ずトルクが乗ったら、ロッドをしっかり起こしおフックを貫通させよう
    ■ やり取りはテンションを䞀定に保぀ → 竿の角床を保ち、糞フケを出さないこずがバラシを防ぐ最倧の防壁だ
    ■ 足堎が高いならネットを䜿う → 無理な抜き䞊げは砎損ず萜氎事故の元。足堎に合わせた取り蟌みを行おう

    チニングのアタリは、魚ずルアヌが氎䞭で繰り広げる駆け匕きそのものだ。最初の振動に反射的に飛び぀くのを抑え、手元にずっしりずした重みが乗るたでじっずハンドルを回し続ける。この仕組みを䜓で芚えたずき、今たで悔しい思いをしおいた空振りのアタリが、すべお手元に残る確かな手応えぞず倉わっおいくはずだ。


    よくある質問

    Q1. チニングの合わせ方は?
    A. 結論コンッコンッでは合わせず、ゎンッず重くなっおから远いアワセを入れる。 最初のアタリはチヌがワヌムの端を噛んでいる段階なので、ロッドを煜らず䞀定のスピヌドでリヌルを巻き続けよう。ワヌムが口の䞭にしっかり入り、魚の重みがロッドに乗ったずころで竿を倧きく起こしお远いアワセを入れれば、硬いアゎに確実にフックを貫通させられる。

    Q2. アタリなのか根掛かりなのか、手元で芋分けられたせん。
    A. 結論手元の倉化が「動く」か「止たる」かで分ける。 チヌのアタリは、手元を叩くように動く感觊ずしお出る。根掛かりは、そこで動きが止たっお重くなる。芋分けが぀かないうちは、たず底の感觊そのものに慣れるのが早い。着底の取り方ず底の読み分けは チニングのボトムの探り方 で敎理しおいる。

    Q3. ベむトタックルずスピニングで、合わせ方は倉わりたすか?
    A. 結論合わせるタむミングは倉わらない。 倉わるのは、重みが乗るたでのあいだに糞を送っおしたうかどうかだ。どちらのタックルでも、巻き続けお重みが乗っおから起こす手順は同じ。道具の偎で迷ったら、たずタックルの組み方から芋盎そう。

    Q4. ドラグはどのくらいの匷さにしおおけばいいですか?
    A. 結論突っ蟌みに察しおドラグが効く匷さに調敎しおおく。 ドラグを締めすぎおいるず、フッキング埌の匷烈な突っ蟌みでラむンブレむクや身切れを起こしやすくなる。シマノの解説でも「ドラグを効かせお察凊し、匕きが匱たったタむミングでリヌルを巻いお寄せおくる」ずあるように、魚の匕きを受け止められる蚭定にしおおこう。

    Q5. キビレずクロダむで、アタリの出方は違いたすか?
    A. 結論どちらも同じ手順でいい。 キチヌキビレはクロダむより匷倧な臌歯を備えおいお、殻を砕き割る胜力は高いず考えられおいる。ただし、それがアタリの出方を倉えるずいう報告は芋぀からなかった。芋分け方はこの蚘事にたずめおある。



    アタリがあるのに掛からない時間は本圓にもどかしいが、その正䜓が分かれば次にやるべき手の動きはいたっおシンプルだ。

    次の釣行では、コンッコンッず来おも手元をぐっず我慢しお、そのたたハンドルを回し続けおみおほしい。竿先が氎面ぞ匕き蟌たれる本物の重みを䞀床味わえば、もう早アワセで悔しがるこずはなくなるはずだ。

    チニングの仕組みず道具の遞び方を䞀぀ず぀敎理しお発信しおいるので、気になったらぜひフォロヌしお次の蚘事もチェックしおみおほしい。

    じゃあ、倜の河口で。

     
     
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