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喜怒哀楽を愛するための「かわいいスイッチ」【ラフ×ラフ楽曲紹介[20曲目]】

    ラフ×ラフ(以下本文中は「ラフラフ」表記で統一)の1stアルバム「わたしファンファーレ」に収録されている23曲(できれば9 revengeを含めた24曲)を、次の新曲が出るまで、できれば3月9日の3rdアニバーサリーライブまでに全曲紹介を目指す【ラフ×ラフ楽曲紹介】。

    20曲目となる今回は、「かわいいスイッチ」を取り上げる。過去の楽曲紹介記事はこちらのマガジンから読むことができます。


    「かわいいスイッチ」楽曲紹介

    かわいいスイッチ | ラフ×ラフ
    作詞:なかじまはじめ
    作曲・編曲:藤田卓也

    初披露は2024年8月2日、TIF2024  DOLLFACTORY。2年目のラフラフが送り出した、トレンドである「かわいい」に振り切ったポップで可愛いアイドルチューンである。

    夏のリリース曲だが夏曲ではないものの、ラフラフのグループカラーである「ひまわり色」をベースに黄色と白の涼し気な衣装は、夏空の下のフェスなどの野外イベントが多かったリリース時期に相応しいまぶしさと爽やかさがある。

    記事冒頭のYouTube音源のサムネにもなっているデジタルリリースジャケットはメンバーのみくちゃん(藤崎未来)がデザインした。みくちゃんはこれ以外にもラフラフのグッズのデザインなど行っていたり、UP-TとTIF2024がコラボした「TIFグランプリ2024」ではデザインしたTシャツを元に行われた投票で見事グランプリを獲得するなど、イラストやデザインで特に秀でた才能を発揮している。

    /#TIF2024 コラボ企画#TIFグランプリ2024 開催👕🌈
    ďźź

    ラフ×ラフから #藤崎未来 が参戦🐇💙✏️

    「メンバーをかわいらしい動物に変身させました!世界一かわいいTシャツが出来上がったので絶対ゲットしてね♡みくより♡」

    ▼こちらからhttps://t.co/MBslXGW1wH#アップティー#ラフラフ pic.twitter.com/NYRNsbVA19

    — ラフ×ラフ (@roughlaugh_o) July 12, 2024

    イラストだけでなく、衣装のデザイン・生地選び・縫製までを自分の手で行って2ndアニバーサリーライブで披露したり、最近ではコスプレ方面でも活躍している(本人もアニメ好きの二次元オタク)。

    元々プライベートで行く予定のところ、カメラを回していただきました( ᴖ ̫ᴖ )!https://t.co/Qai4TNNnUv

    たくさんの優しい方々に感謝です😿
    喧嘩してないです- ̫ -

    ラフラフの現場ブルアカ伝わらなくて一瞬私の心が凍りました🧊#C107 #C107_cos #C107コスプレ https://t.co/lZpLUiEO5T pic.twitter.com/qFuHjSZQ6B

    — 藤崎未来 (ラフ×ラフ) 3/9 Zeppアニラ🌻 (@_mikufujisaki_) January 27, 2026

    【具現化された2つの「スイッチ」の表現】

    「かわいいスイッチ」の作・編曲はクリエイター事務所ZAZAに所属する藤田卓也。ももいろクローバーZ「stay gold」やNGT48「希望列車」など、多数のアイドル楽曲を手がけるクリエイターである。

    曲頭から入るサビはブラス(ホーン)セクションが華やかさと躍動感を与えながら、所々に入るピコピコした電子音がゲームのボタンを押したときのような「スイッチ」感を演出している。
    一方で「今から押すよ かわいいスイッチ」に入るシロフォン(木琴)的な響きは、レトロな木製のおもちゃのスイッチのようなポップさがある。

    ゲーム的なスイッチとおもちゃ的なスイッチがつながる2サビ後の間奏開けの「今から押すよ かわいいスイッチ」→ピロリロン♪という流れは、Dメロや落ちサビの無いこの曲の一つのアクセントになっている。

    「Dメロや落ちサビが無い」というのは、深く内省的な世界に入り込まず、あくまで多幸感がドライブする、「スイッチを入れた時の無敵モード(マリオのスターみたいな)」が最後まで持続するように駆け抜けるための構成だと感じている。
    そしてサビの「きみの感情 動き出す」は終始感(コードのトニック(主音)で終わることで、曲が「終わった」ことを感じさせること)が無い音で終わっており、無敵モードが終わらず持続し続けることを意味するだけでなく、聞き手に「まだ曲が続いている」という感覚を持たせ、曲を何度もループして聞くことを促すような構造になっている。

    曲全体を見渡すと、イントロでシロフォンのスイッチ=起動音から入り、間奏明けのシロフォン→電子音のスイッチ=再起動があり、曲の最後の電子音のスイッチ=停止音で終わる。そしてループするとまた起動音からはじまり…という「2つのスイッチ」が曲を動かしているような構造が見えてくる。

    【トレンドの「かわいい」とは、少し違う「かわいい」】

    「かわいい」は2022年頃からの令和のアイドルの価値観を示すキーワードとして「再興」してきた。

    アイドル=かわいいはあたりまえのようだが、2016年頃からのアイドルシーンは芸術性や自己表現にシフトした価値観が中心的な位置づけを締めており、従来のような男性ファンの庇護欲をかきたてるような「かわいい」はトレンドから外れている時期があった。
    令和の「かわいい」はKAWAII LABに代表されるように、庇護欲に訴えるような可憐さや儚さではなく、自分自身に対する自己肯定と多幸感の象徴としてアップデートされて再興されたものだと捉えることができる。

    その流れの中で、「かわいいスイッチ」で歌われる「かわいい」も、自己肯定感の方向性に沿ったものでありながら、それらのトレンドとは少し違うニュアンスを感じる。

    「かわいいスイッチ」の作詞は、この連載では作曲家の遠藤ナオキと並び最も登場している、ラフラフYouTubeスタッフで放送作家のなかじまはじめ。「ワタシイロ光る」の記事でも紹介しているが、はじめさんの詞は、一貫して歌い手や詞の主人公の立場や心情を等身大で切り取っているのが特徴である。

    「かわいいスイッチ」のメロの歌詞は、「かわいい」とは対照的に自己評価が低い言葉が並ぶ。この辺りは1年目の初期曲で感じられた、結成当初のメンバーの自己肯定感の低さに通じるものがある。

    じぶん出すのは超苦手
    聞き分け良い子で過ごしてる
    こんなことで怒っちゃダメ
    ありのままだと嫌われる

    知らず知らずに感情退化
    卑下するのが癖になった


    「どうせ」というのが超上手
    言い訳いくつも用意してる
    人の幸せ 人の笑顔を
    自分の不幸と受け取っちゃう

    すぐに周りと比べては
    劣等感だけぷっくり膨らみ

    ラフ×ラフ「かわいいスイッチ」より抜粋

    「かわいい」を歌う曲の対比として、令和の「かわいい」の代名詞と言えるFRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」の歌詞を一部抜粋する。

    毎日何十秒 褒められまくったお菓子は
    他よりちょっと甘くなるって
    前聞いたような

    さすがにそれなんか変だけど
    私はいわれたいタイプでして
    もっとわかりやすくていいんだよ お待ちしてます(おねがい)

    FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」より抜粋

    「わたしの一番かわいいところ」で「お待ちしてます」しているのは、自分に対する「かわいい」の言葉である。「かわいい」は、褒められて甘くなるお菓子のように自分をもっと可愛くするエネルギーになると歌っているのだ。

    では、「かわいいスイッチ」はどうだろう。

    でも 沸かせ喜怒哀楽に
    魔法を仕込んじゃえ
    今から押すよ かわいいスイッチ

    でも 逆に自画自賛して
    魔法を仕込んじゃえ
    今から押すよ かわいいスイッチ

    ラフ×ラフ「かわいいスイッチ」より抜粋

    「逆に自画自賛して」と言っているように、スイッチを入れるのは自分自身である。そして最初に歌った「感情退化」から「沸かせ喜怒哀楽」とつながって、サビでは「喜ぶ笑顔」「怒っていじけて」「悲しい 涙目」「楽しい もちろん」と、喜怒哀楽を「かわいい」と表現しているのである。

    「わたしのいちばん可愛いところ」が歌う「かわいい」は、自己肯定感の源泉を自己評価だけでなく他己評価にも求めているように感じられる。サビでも「わたしの一番かわいいところに気付いてる そんな君が一番すごい すごいよ すごすぎる」と歌っており、自分の「かわいい」に気付いてくれる「君」がいる。ただし「かわいい」は「君」のためではなく、あくまで「わたし」の自己肯定感につながるエネルギーとして吸収されていく。
    令和の「かわいい」は、誰かにかわいいと思ってもらいたいという発信の方向の矢印より、自分のためにかわいいと言ってほしい、あるいは自分で自分のことをかわいいと言う、という吸収の方向の矢印であり、吸収した「かわいい」は多幸感という陽性のパワーとして再び発信されていくのだ。

    一方の「かわいいスイッチ」が歌う「かわいい」は、自身の感情を解放して自己表現することへの肯定であり、その主体はあくまで自分自身である。サビで「かわいいスイッチ入れちゃえば きみの感情動き出す」と歌っているが、ここで入れるスイッチは「私のかわいいスイッチ」ではなく、「君のかわいいスイッチ」ではないだろうか。矢印は常に自分から自分へ向いている、内省の物語になっていると感じる。

    感情を押し殺さず、もっと自由に自分を出していい。どんなあなたでも「かわいい」んだから。そう言い聞かせるようなメッセージになっており、まさに「自己を解放するためのスイッチ」として「かわいい」を歌っているということができるのではないだろうか。

    【喜怒哀楽で魅せるアイドル・藤崎未来】

    私がこの歌詞のイメージから思い浮かぶメンバーは、冒頭でも紹介したみくちゃんである。

    これもこの連載の常連であるYouTube企画「ラフラフハウス」(通称ラフハ)の中で、ゆいゆい(高梨結)がみくちゃんを「喜怒哀楽を全部出すアイドル」と評したように、メンバーの中で一番ストレートに感情を表現しているのがみくちゃんだろう。

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    ラフラフハウスより。ゆいゆいがカウンセラーのように見える(佐久間Pは「こんまりみたいな喋り方してる」と言っていた)

    最終審査のスピーチで「バカにされた勢いでオーディションに参加した」と言っていた、学校に通いながらバイトもしている普通の高校生だったみくちゃんが、最終オーディションの中で一番ハネたのはバラエティ審査だったと感じている。
    現在でも続く「私普通のこと言ってますけど」顔で笑いを取りに来るスタイルや、アドリブで出たとは思えない「芸人は使うものだ」の回答など、審査員のオークラさんや佐久間Pの評価も高かった。後に「ラフラフハウス」の中で、「結構気張って受かろうとしてた」と言っていたように、出せる限りのものを精一杯出したのだと思う。ラフラフを見はじめた最初の頃にオーディション動画を見た時は、「この子が入ったら、場の空気をパッと変えられそうで、面白くなりそう」と感じていた。

    ただ、最初の頃はなかなかその出番が回ってこず、とにかく泣いているイメージが強かった(初期はメンバー全員よく泣いていたイメージだが)。後年のことになるが、第三回アイドル天下一の組み合わせ抽選の際に佐久間Pが「ビビッて全然出てこないパターンがあるんじゃないか、気を付けろよ」と指摘したように、前に出るのを躊躇していたように感じた

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    この髪型のみくちゃん、上品な感じが漂ってて好き

    この時の佐久間Pは天下一での大喜利について指摘しているのだが、特に初期のYouTube全般についてに当てはまっていると感じる。
    結成初期から変わらないYouTubeのスタジオ収録における座り位置は、MCの東京ホテイソンから一番遠い2列目の大外。恐らくオーディションの時のイメージから、「この位置からでもやってくれる」と期待されていたのではないかと思っているのだが(後列の座り順は、デビュー時のバラエティにおける期待値順だったのではないかと勝手に思っている。MCから離れているほど遠くても流れに入ってこれて、近いほど振ってあげないと入ってきにくいイメージ)、なかなか前に出てこれないことが多かったように感じている。先ほどのラフハでみくちゃん本人も「オーディションの時と違いすぎて、一番佐久間さんが困惑しているメンバーなんだろうなと思ってる」と話している。
    だが、特徴的な声がよく通ることもあり、時折聞こえるガヤや突っ込みは、テロップに載らなくても印象に残っていることが多かった。

    バラエティもだが、全くの未経験だったパフォーマンス面でも苦戦していたようだ。「ワタシイロ光る」のレコーディングでは、喉の調子も悪かったこともありうまく声が出ず、レコーディングを中断して号泣してしまった。ダンスももちろんはじめての経験だったはずだし、経験者やダンスが得意なメンバーもいる中で、レベルを合わせるためにかなり苦労したはずだ。「Re:myself」の記事で、同じく未経験で加入したゆいゆいについても書いたが、恐らくみくちゃんもたくさんの涙を流しながら食らいついていったであろうことは想像に難くない。

    個人的にみくちゃんの凄いと思っていることの1つとして、ほぼ毎日続けているSHOWROOM配信がある。先日メンバーが次々体調不良で倒れた時に連続配信が途絶えてしまったが、仕事がある日でも早朝に配信したり、時には事務所から配信したりと、とにかく途切れさせないためにがんばっていた。みくちゃんがSHOWROOMにずっと表示し続けていた言葉は「ラフラフ広める」。自分のできること、貢献できることを愚直に続ける姿勢には芯の強さが感じられた。
    ラフハにおいて、みくちゃんは自分にとってのラフラフは「がんばる場所」と表現している。「帰る場所かもしれないけど、今はまだがんばる場所」「ちょっと特殊な考えとか、特殊な見方をしちゃうタイプの人間だから、バラエティとかも含めてグループに還元できるようにがんばる場所だなって」。恐らくこれまでもずっとがんばってきたはずだけど、ラフラフのためにはまだまだがんばらなくちゃいけないと思い続けることができる。どれだけ泣いても絶対に食らいつく、みくちゃんの強さを感じることができる言葉だった。

    そんなみくちゃんが、冒頭でも紹介した自分で制作したオリジナル衣装をお披露目した2ndアニバーサリーライブ。そのお披露目曲になったのが「かわいいスイッチ」だった。

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    2ndアニラで「かわいいスイッチ」の歌い出しを歌うみくちゃん

    「笑っても、泣いても、怒っても、楽しくても可愛い。だから、躊躇せずにもっと感情を、自分を出してもいいんだよ」と、はじめさんの歌詞が言っているようだった。

    2ndアニラ以降のみくちゃんは、色んな所で前に出てくることが多くなってきたと感じている。できることを一つ一つ積み上げていって生まれた自信が、本来持っている素質を開花させているように見える。リリイベなどの小規模で内輪的なイベントはもちろん、YouTubeやラジオ、生配信などのメディアや大きなイベントなどでも活躍している。
    直近だとYouTubeの筋トレ企画で、本当はできる筋トレを出来ないと言った理由を「(筋トレの)ロケに行きたくないから!」と言い切ってショーゴに「3回目のロケはこいつですね」と言わせるなどしっかり展開を作ったり、ニコ生特番のバレンタインデー企画でやたらと口を挟んでくるゆいゆいや、ふざけた台本を作ったありさ(齋藤有紗)をガン詰めしたり、比較的大人しい子が多いラフラフにおいて、当初思っていた「大外からの展開作り」の立ち回りをしているように見える。
    現場に行っていないのでYouTube配信待ちなのだが、第三回アイドル天下一大喜利武闘会でも、Xで「平場のMVPはみくちゃん」の声が多く上がっており、恐らく大暴れしたのだろうと期待してYouTube公開を待っている。

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    みくちゃんの立ち回りがVTRを見るだけのスタジオ側で展開を作るアクセントになっている

    もなみん(吉村萌南)の活動休止で、もなみんと仲が良かったありさを誰が支えるのかと思っていたのだが、特にバラエティ面においてありさを一番支えているのはみくちゃんではないだろうか。よくありさにツッコんでるし、北海道遠征でスノーブーツのままステージに上がるなど相変わらずボケボケなありさには、みくちゃんのガン詰めが必要だろう。
    まだ色んな事にビビりながら、それでも腹をくくって前にでているのかもしれないが、まさに笑っても怒っても泣いてもかわいいのだから、もっと自由に楽しんで飛び出してもらいたいと思う。

    もちろんパフォーマンス面での成長も著しい。2年目以降楽曲のソロパートが増える中で、特徴的な声質は「夏覚」のサビのコールのようなかわいさを表現するだけではない場面が増えてきた。
    例えば「何満開」の「一生一生懸命なんて」は、自分にできることを愚直に取り組むみくちゃんと重なって、必死さが伝わるとてもいい歌割りだと思う。また、「消えたくなるほど君が好きだ」の「こんな私でも好きでいていいですか」は、歌割りを考えたふーちゃん(佐々木楓菜)がレコーディング音源を聞いて主人公の女の子のセリフのようだと感じたくらいに見事にハマっている。この話が出たふーちゃんのSHOWROOMでの「消え好き」歌詞&歌割解説配信のコメントから取り上げられていた「みくちゃんが歌詞にカギカッコを付けてくれた」は、この歌割りを表現する最高の言葉だと思う。

    ストレートに表現する喜怒哀楽は見ている人を飽きさせない大きな魅力だし(大喜利の時は基本無表情だけど、それもまた魅力。「考える時間」の大喜利打線記事でも書いたが、個人的にみくちゃんの大喜利が初期の頃からずっと好き)、目に見えて成長していく姿を見せてくれるみくちゃんの喜怒哀楽に、「かわいいスイッチ」の魔法がかかり続けてほしい。

    【普遍的だから汎用性が高い】

    「かわいいスイッチ」は、MVこそ無いが様々な場面で使用されることが多い曲である。
    まず代表的なのがYouTubeの「アイドル天下一大喜利武道会」の「かわいいダンス大喜利」である。「かわいいスイッチ」のサビに合わせてかわいいダンスをした後に全然可愛くない一言を言う、という大喜利で、数々の名作が生まれてきた。ラフラフYouTubeショートの最高再生回数である#2i2天羽希純の動画も「かわいいダンス大喜利」である。

    主催対バンのメンバー争奪シャッフルにおけるラフラフ側のパフォーマンス曲も「かわいいスイッチ」である。

    また、特別な時に「今から押すよ かわいいスイッチ」のメンバーが変わることもある(通常ははるるん(永松波留)が歌い出し→1サビ前がめーな(日比野芽奈)→2サビ前がりょーか(夏目涼風)の歌割りで、歌唱者がセンターに立つ)。先ほどの2ndアニラではみくちゃんが、「夏覚」のイオンモール幕張新都心のリリイベ(別名「全タリリイベ」)ではありさが歌割りを務めるなど、グループ内でのシャッフルもある。
    爆笑必至の全身タイツなのに、ありさの綺麗な顔立ちが際立つという、謎にお得感のある全タリリイベ。8月という暑い盛りに本当にご苦労様でした。

    @saito_arisa_

    感動のタイツドキュメントです💧‬

    ♬ オリジナル楽曲 - さいとうありさ - ありさっさ

    公式のダンスプラクティス動画(通称ダンプラ)を見てもわかるが、振り付けが特別簡単というわけではなく、対バンでのシャッフルの時などはサビ以外のフリがかなり簡素化されていたりする。

    「かわいい」を繰り返すサビのキャッチーさ、複雑な展開が少なく聞き馴染みの良い覚えやすさ、サビが2段階に分かれており(「喜ぶ笑顔は超かわいい~楽しいもちろん超かわいい」までが前半、「かわいいスイッチ入れちゃえば~きみの感情動き出す」までが後半)切り取って使いやすいなど、理由は色々あると思うが、尖ったところが少なく普遍的なアイドルポップスになっていることで、どんな場面でも登場させやすい汎用性があると感じている。

    【余談:まだ詳細に取り上げていないメンバーについて】

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    いつか使いたいと思ってキャプだけ撮ってた、「がんばらせてください」

    これまでの楽曲紹介記事において、はるるんを「ドラマみたいに言わなきゃ」、ゆいゆいを「Re:myself」で、それぞれかなり長めに取り上げてきたが、今回の「かわいいスイッチ」でみくちゃんを取り上げたことで、詳細に取り上げていないメンバーがまだ5人いる状態で残り3曲、アルバムに収録されていない「9 revenge」まで含めてもあと4曲しかなく、1人分足りない状態になった。さすがに「君がNo.1」の「夏目涼風のおバカキャラはどの時点で明らかになったのか」でりょーかのピックアップは終わりというのは、あまりに酷いのでカウントしない。

    私の無計画のせいでしかないのだが、楽曲紹介内で個別のメンバーについてここまで長々と触れるつもりはなかった。あくまで楽曲紹介なので、その曲にまつわる特徴的なメンバーがいれば触れる程度で考えていたのだが、この記事を書きながら「なんか3人だけ長々と書いてしまったな…」と気付いてしまった。

    残り4曲について先に宣言すると、「超キュン」でりょーか、「AKO」でありさ、「何満開」でめーな、「9revenge」でもなみんに触れる予定で考えている。上記に気付いて無理矢理当てはめた感もあるが、元々考えていたこととある程度一致しているので、そこまで無理矢理な内容にはならないと思う。ということで、上記のはるるんの画像の通り、がんばらせてください。

    「あなたの推し(ふーちゃん)は?」

    と思われるかもしれないが、「楽曲紹介4曲で4回も書いているから」というのは関係ない。そちらの記事では作詞作曲についてしか触れておらず、ふーちゃんの魅力の1つであるパフォーマンスについての言及はほぼしていない。
    一番の理由は、ふーちゃんの話題に触れ始めたら「楽曲紹介」を完全に逸脱する自信しか無いからだ。この連載をあくまで楽曲紹介記事として完成させるために、ふーちゃんをピックアップすることは泣く泣く諦めた。ふーちゃんの話は個別に取っておくことにしようと思う。

    「お前、あれ以上まだ何か書く気なのか(何がとは言わないけど)」というツッコミは、甘んじて受けます。

    【次回予告】

    次回21曲目の楽曲紹介は「超めっちゃ”キュン”でしょ?」を予定しています。予告通り、次回のスポットライトはりょーかに当たる予定です。楽曲紹介も佳境に入ってきて更新ペースを維持できなくなっているように見えるかもしれませんが、概ねその通りです。
    だったらあんな長文記事書かんかったらええじゃろうが、楽曲紹介や「何満開」の記事を抜いて一番いいね付いとるとか、書いた本人が一番困惑しとるんじゃけど…(口語調を通り越して広島弁になるくらいには困惑しとります)。
    よろしければ次回もお付き合いください。


    「かわいいスイッチ」も収録された1stアルバム「わたしファンファーレ」。
    これからラフラフを知りたい人には過去楽曲も含め全23曲(2枚組)収録のTYPE-Bがおすすめです。




     
     
    約13年現場から離れていた、古(いにしえ)のドルヲタ。地方在住で在宅応援中心だが、2025 ラフ×ラフ 全国ライブハウスツアーで久々に現場参戦して再覚醒。いちオタクの私見なので、お手柔らかに。 Amazonアソシエイトに参加しています。

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