
ターンテーブルマット交換のすすめ──和紙 × アクリルの“見た目と音の魔改造”【連載:音響遍歴 Vol.4】
オーディオは、始めた瞬間から“沼”になる──※この記事は、以前公開した内容を再構成し、より深掘りしたリライト版です。
限られたスペース、限られた配置、そして中古中心の機材縛り。
そんな制限のなかで、自分なりの音を組み上げていく。
この連載【音響遍歴】では、そんな私のオーディオ遍歴を記録としてまとめていきます。
今回は、古いターンテーブルを使うときの“あるある”トラブル、
そしてそこから発展したターンテーブルマット交換による音質&ビジュアルチューニングについて。
🔗前回:Vol.3はこちら
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経年劣化した純正マット
中古オーディオの楽しさは「古い機材をどう再生・再構築していくか」にある。
私のメインターンテーブルである Pioneer PL-1200(1970年代製)もその一台です。
このプレーヤーの純正ゴム製ターンテーブルシートは、50年近い年月でカチカチに。
それにより振動吸収性や密着性が落ちてしまっているため、音にも影響が出ていました。
今回はこの「ターンテーブルマットの交換」によって、
どのように音と環境が改善されたのかを紹介します。
🔄 なぜ交換が必要だったか
• ゴム製マットが硬化・収縮してレコードが密着しない
• 静電気の帯電がひどく、ノイズの原因になる
• 見た目が疲れていてテンションも上がらない
交換によって期待できるのは:
• 音質の安定化・明瞭化
• ノイズの軽減
• プレーヤー周りの満足度アップ
和紙 × アクリルの“二層構成”に挑戦
選んだのは、素材も機能も異なる2種類のマット。
これを重ねて使うことで、双方の長所を活かすスタイルです。
🧻 ① TEAC リバーシブルマット(和紙/ストーンペーパー)
• 雲竜紙 × ストーンペーパーの2層構造
• 素材:和紙 → 静電気に強く、繊細な表現力に優れる
• デザイン:渋い和紙の模様が絶妙に美しい
• 使用面は両面OK、どちらを表にするかで表情も変化

🟢 ② Hudson Hi-Fi アクリルマット(グリーン)
• 素材:アクリル(3mm厚)
• 特徴:音像の輪郭を引き締め、中低域に芯を持たせる
• 見た目:透明なグリーンで視覚的インパクトも抜群

繊細さと力強さのバランスを狙いました。
🧷 重ねて使うセッティングと効果
• 和紙マット+アクリルマットを2層で使用
• アクリルの輪郭と和紙の柔らかさを両立
• 定位が安定し、前後左右に自然な広がりが出る
音質的に「機材の魅力を底上げするアップグレード」になりました。
そして見た目が勝った

透けて見える和紙の模様が最高に美しい。
ウッドキャビネットのPL-1200に、透明感のあるアクリル。
そこに浮かぶ雲竜紙の模様が、「和」と「モダン」の絶妙な融合を見せてくれました。
和紙の繊細なテクスチャと、アクリルの透明感。
これはもうレコードを置かなくても眺めていたいレベル。
使用アイテムまとめ
🧻 TEAC ターンテーブルマット(雲竜紙)
🟢 Hudson Hi-Fi アクリルマット(グリーン)
📝 こんな人におすすめ
• 中古ターンテーブルを導入した人
• 純正マットが劣化していると感じている人
• 静電気や音のボヤけが気になる人
• セットアップ全体を“整えたい”人
▶ 次回予告
次回は「アンプのフォノ入力不調」により外付けフォノイコライザーを導入した記録を紹介します。
次回vol.5はこちら
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