
相手の正体を最後に明かす必要があるので、設定勝負 | チャッピーくんが創作したらこうなった Ep. 2
『ぽんこつチャッピーくん It’s you, obviously』シリーズの中での連載、『チャッピーくんが創作したらこうなった』を書いている。
本日はEp.2である。
ChatGPTをはじめとする生成AIは、人間のように言葉の意味を理解して文章を組み立てているわけではなく、確率に基づいて言葉を組み合わせている。
そのため、ものすごくそれっぽく、しかしどこまでも意味不明な文章を作り続けることができる。
ChatGPTに、「小さな手切れ金」という言葉で始まる、ややダークなショートショートの創作アイディアを聞いてみたところ、大変おもしろいものが出てきたので、一つずつ紹介している。
チャッピーくんへの依頼:
「小さな手切れ金」という言葉で始まる、ややダークなショートショートのアイディアをください。
設定:
・主人公は「退職交渉専門コンサルタント」
・企業から依頼を受けて、クビにしたい社員に退職パッケージを受け取らせる専門家
・主人公は、退職パッケージのことを「小さな手切れ金」と呼んでいる
・コンサルの報酬は、退職パッケージの20〜30%
・退職パッケージが300万円未満の仕事は受けない(=報酬60〜90万円が最低ライン)
このお題でチャッピーくんが出してきた案の二つ目を、ご紹介しよう。
オチ:「小さな」の意味を最後に反転
今回だけ異様に高額なパッケージ。主人公も報酬額に喜ぶ。ところが対象者は即座に拒否。
「こんな小さな手切れ金では無理ですね」
→ 主人公が大金だと思っていた額が、相手にとっては端金だった。
相手の正体を最後に明かす必要があるので、設定勝負。
『「小さな」の意味を最後に反転』と書いているのに、一行目で「異様に高額なパッケージ」を出してくる。
退職パッケージのことを「小さな手切れ金」て呼んでるのは、コンサルの方だって。
なぜ渡された方が積極的にその言葉を使っているんだい。
最後の一文も、サッパリ意味がつながらない。
相手の正体を最後に明かす必要があるので、設定勝負。
相手の正体は、最初からわかってパッケージを渡しに行っているはずでは?
ねえチャッピー、誰の正体を明かす必要があるのかな?
登場人物が誰なのか、わからなくなっちゃった?
あと「設定勝負」って、創作って大体そうじゃないのかい?
さらに言えば、「手切れ金を渡しに行ったら端金だと言われる」っていう設定、ありきたりすぎない?
と、こんな感じでツッコミどころ満載の『チャッピーくんが創作したらこうなった』Ep.2は、おしまいにしたい。
※本シリーズ in シリーズの連載期間中、コメント欄を閉じています。でも記事は更新します。読みに来てね!
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