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ZorinOSのWindows App SupportでWindows無しにDAZ Studioを動かす

    LinuxのZorinOSでは、Windows App SupportというWindows無しにWindowsアプリを動かす仕組み(WINE & Bottles)を簡単にインストールができるので、DAZ Studioで試してみました。

    ChromebookにZorinOSをインストールする方法は、以下の記事を参考にしてください。

    今回は、ZorinOS 17 Proをインストールした手持ちのHP Chromebook x360 14cで検証しました。

    結果は、DAZインストールマネージャー(DAZIM)と、それを使ったDAZ Studioのフルインストールに成功しました。

    以前にChromebookのLinux開発環境(Crostini)にWINEをインストールしたところ、DAZIMは使えなかったので、DAZ Studioを単体でインストールして使っていましたが、動作が不安定で制約が多く無理がありました。

    WINEのインストールは、ターミナルからコマンドを使って行いますが、ZorinOSのWindows App Supportは「ソフトウェア」アプリを使って、WINEとBottlesの機能を、すべてGUIで簡単にインストールが可能です。

    Bottlesにより、各Windowsアプリはコンテナー化され独立して扱われるので、アプリ間の相互干渉がなく、安全に安定した動作が期待できます。

    ★ NVIDIA GPUを搭載したゲーミングPCでは、WindowsゲームをLinuxで動かすLutrisのWINE環境にDAZ Studioをインストールすることで、NVIDIA GPUによるIray高速GPUレンダリングやdForce物理シミュレーションも使えます。

    https://dazgen.com/2024/12/11/daz-studio-to-install-linux-lutris-wine/

    DAZ Studioをインストールする

    詳しくは以下の記事を参考にしてください。

    DAZIMをダウンロード

    アカウントを登録しログイン後、DAZインストールマネージャー(DAZIM)をダウンロードします。

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    DAZ3D.com トップページ

    右上の「DOWNLOAD STUDIO」をクリック。

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    DAZインストールマネージャーのダウンロード-1

    「FREE DOWNLOAD」をクリック。

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    DAZインストールマネージャーのダウンロード-2

    「保存」をクリック。

    ファイルマネージャーの「ダウンロード」を開き、ダウンロードした.exeファイルをダブルクリック。

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    DAZIMをインストールするためにWindows App Supportをインストール

    Windows App Supportをインストール

    最初は、「Windows App Support」をインストールする必要があるので、「Windows App Supportをインストールします」をクリック。

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    ソフトウェアアプリ画面からインストール

    ソフトウェアアプリが開くので、「インストール」をクリック。

    DAZIMをインストール

    しばらく待っていると、DAZIMのインストーラー画面が表示されます。

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    DAZIMインストーラー

    「Next >」をクリックし、画面の指示に従ってDAZIMをインストールします。途中でマイクロソフトの必要なライブラリーも同時にインストールされます。

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    DAZIMのインストール完了

    「Finish」をクリック。

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    エラー表示

    エラーが表示されたので「閉じる」をクリックし終了します。

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    デスクトップアイコン

    デスクトップに2つのアイコンができているので、下のアイコンをダブルクリック。

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    下のアイコンをダブルクリック

    「閉じる」をクリック後、右クリック。

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    右クリック > 起動を許可する

    「起動を許可する」を選択。

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    デスクトップアイコンがショートカットに変化

    デスクトップアイコンがDAZIMのショートカットに変化しました。

    DAZIMでDAZ Studioをインストール

    DAZIMのショートカットをダブルクリック。

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    DAZIMが起動

    DAZIMが起動できたので、登録したメールアドレスとパスワードを入力し、「Start」をクリック。

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    「Start Queue」をクリックし、DAZ Studioをフルインストール

    「Start Queue」をクリックすると、DAZ Studioに必要なプログラムやコンテンツが自動的にダウンロードされ、フルインストールされます。

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    ダウンロード開始

    DAZ Studioのインストールが完了するまで、しばらく待ちます。

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    インストール完了

    右上の「✕」をクリックし、DAZIMを閉じます。

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    ブラウザー上の完了画面

    シャットダウンし電源オン

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    電源オフ(シャットダウン) > 電源オン

    いつものように「再起動…」を選んで再起動しましたが、Chromeブラウザーをはじめ起動できないアプリが複数あったので、おかしな状況にあると判断。

    「電源オフ…」を選んでシャットダウンし、電源ボタンを押して電源をオンし起動しました。

    以後は快調に動いてくれています。

    DAZ Studioを使う

    DAZIMと同様に、DAZ Studioのデスクトップアイコンも右クリックで「起動を許可する」を選択しショートカットに変更します。ついでに、不要なアイコン(1010…)を削除(ゴミ箱に移動)しておきます。

    ちなみに、デスクトップなどのZorinOSの見た目を変更するには、左下のランチャーをクリックし、右下の「Zorin Appearance」を選択します。

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    ランチャーから「Zorin Appearance」をクリック
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    レイアウトをMac風やWindows11風にも変更可能(Pro版)
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    デスクトップにアイコンを表示

    起動し初期設定

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    デスクトップアイコン

    デスクトップのDAZ Studioショートカットをダブルクリック。

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    DAZ Studioを起動
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    初期設定

    初期設定以降は以下の記事を参考にしてください。

    Genesis 1 モデルを読み込む

    古いモデルですがデータ量が少ないので、テスト用にGenesis 1 モデルを読み込んでレンダリングをしてみます。

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    Genesis Starter Essentialsをダブルクリック

    白黒アイコンの「Genesis Starter Essentials」をダブルクリック。

    私の場合は、最初はダウンロードが始まらなかったので、「Install」タブに切り替えて、また元のタブに戻るとアイコンがカラーになっていたので、再度ダブルクリック。

    「Update」ボタンが表示されたのでクリックすると、ログイン画面が表示されました。

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    ログイン画面

    メールアドレスとパスワードを入力し「Login」をクリック。

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    ダウンロード中

    すると、ダウンロードが開始されるので、完了するまでしばらく待ちます。

    ちなみに、ダウンロードが開始されたことを知るには、左下のUpdatingの数字が増加しているのを確認します。

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    ダウンロード開始を確認するには「Updating(xxx of xxxx)」を確認
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    「Figures」をクリック

    左のメニューツリーから「Figures」をクリックし、右パネルの「Fiery Genesis」をダブルクリック。

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    ウィンドウサイズが小さくなる・・・

    私の場合は、ウィンドウサイズが小さくなり、多少動作がおかしいですが、気にせず右上の全画面表示ボタンをクリック。

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    全画面表示

    ビューモードが「Filament(PBR)」になっているので、「Texture Shaded」に切り替えました。

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    Texture Shadedに切り替え
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    Texture Shadedのビューモードで作業

    カメラアングル設定

    レンダリング時間を多少多めにして、各種ケースでの比較をしやすくするために、カメラアングルを、髪を含む顔のクローズアップにしました。

    レンダリングプレビュー

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    NVIDIA Irayに切り替えてレンダリング プレビュー-1

    ビューモードを「NVIDIA Iray」に切り替えて、レンダリングのイメージをプレビューで確認します。

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    NVIDIA Irayに切り替えてレンダリング プレビュー-2

    レンダリング設定

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    Advancedタブでレンダリング設定

    「Render Settings」サイドタブに切り替え、トップの「Advanced」タブで「Scheduling」の「CPU Load Limit」を「8(コア数)」から1つ減らして「7」にします。「CPU Thread Affinity」にもチェックを入れます。

    こうすることで、レンダリング中も他のプロセスが動けるようになるので、使い勝手が良くなります。

    「Editor」タブに戻り、レンダリングサイズなどの各種設定を行います。今回も従来どおり1000x1000pixの設定にしています。

    レンダリング

    「Render」ボタンをクリックしてレンダリングを開始します。

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    レンダリング中
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    レンダリング終了

    レンダリング時間は、今回のケースでは約22分かかりました。

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    Render Library

    クラウドGPUを使ってレンダリングを高速化する方法は、以下の記事を参考にしてください。

    シーンを保存

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    シーンを保存-1

    トップメニューの「File > Save As > Scene…」を選んで、シーンを保存します。

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    シーンを保存-2

    ファイル名を入力し「保存」をクリック。

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    シーンを保存-3

    「Accept」をクリックし、シーンを保存します。

    テスト結果

    Windows上でDAZ Studioを動かした時とは異なる動きもいくつかありましたが、動作的には特に問題なく、スムーズに使えることが検証できました。

    北海道の賃貸アパートなのでエアコンが無く、夏場は室温が30℃を超えるので、一般的なWindows PCやMacだと、レンダリング中などの高負荷時には冷却ファンが高速に回りだすので、騒音がうるさく感じます。

    今回のレンダリング中の冷却ファンの音は、ほとんど聞こえないレベルだったので、快適に作業ができそうです。

    少しだけまわり道

    ChromebookのLinux開発環境で、コマンドを使ったWINEのインストールに始り、数々の「少しだけまわり道」な体験が、ZorinOSのWindows App Supportのありがたさを実感させてくれます。

    まわり道は時間と労力のムダで、他人の成功事例をネットや生成AIなどで調べて、情報をタダで簡単に入手してモノゴトをショートカットするのは、一見効率が良く合理的であり、「コスパ」「タイパ」が高いように思われます。

    がしかし、それが人生において本来あるべき姿なのか?考えさせられますが・・・

    まとめ

    ZorinOSでは、Windows App SupportというWindows無しにWindowsアプリを動かす仕組み(WINE & Bottles)を「ソフトウェア」アプリからGUIで簡単にインストールができるので、DAZ Studioで試してみました。

    簡単なテストでは良好な結果が得られたので、今後はさらに高度な新しい試みにチャレンジしてみたいと思います。

    次回は、dForce物理シミュレーションを可能にする(OpenCL 1.2の実装)方策を探りたいと思います。

    関連リンク




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