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先延ばしは自分の気持ちを置き去りにしていた証拠だった|ADHDのでこぼこ暮らし日記

    あれもこれも面倒だなぁとすぐに思ってしまう。

    「面倒だから」やる気が出ない。
    「やる気が出ない」からなんとかしなくてはいけない。
    そう思っていた。

    その億劫感ばかりを見つめて、
    まずその重苦しい気持ちを解消せねば
    到底動けないのだと思っていた。

    世間では、やる気は後から付いてくる
    動かねばやる気など出ないのだと言われているが、
    脳の側坐核が…と言われても、
    なんだかそれじゃない感が強かった。

    先日、自分のこれまでの生きづらさが
    どうやら自他境界の曖昧さからきていると分かり
    腹落ちした。
    自分の中に厳しいジャッジをする裁判官が
    居座っていることも発見した。

    「自分」を取り戻していく中で、
    「私って本当はどうしたい?」と
    何をするにも、まず本音を確認するようになった。


    私は、毎朝の皿洗いで葛藤する。

    今洗ってしまえば達成感が感じられる。
    でも昼まで放置したところで誰もみていない。
    何より今、すごく億劫だ。
    さぁどうしよう。

    目の片隅に朝食後の食器をチラチラ見ながら
    モタモタする時間がとても長い。

    自分に本音を聞いてみた。
    「ねぇ、本当はどうしたい?」
    答えはとてもシンプルだった。
    「すっきりしたい!」

    そっか。
    面倒だけどスッキリしたかったんだ。
    洗えばいいじゃない。
    そうだね。
    洗おう。
    自分がスッキリするために。
    そんな自分が好きになれそう。

    もし、とても体調が悪い日なら
    私の本音はこうだろう。
    「しんどくて洗い物なんて今はしたくない。」
    それなら後回しにすればいい。
    それでいいんだろう。
    そんな自分も好きになれそう。

    問題は、いつやるかじゃなく、
    自分の本音に沿っているかどうか、だった。

    もやもやしながら1日を過ごさなくていい。
    やるべきことをやり、
    今やらなくていいことは、今やらなくてもいい。

    自分を責めることなく
    淡々と生きていける気がする。

    そんな道半ば。



    ずっと悩んでいた先延ばし。その答えが一つ出た気がしています。もちろん私が先延ばしをする一番大きな理由はADHDによる実行機能が弱いため。そのため正面突破が難しいことも事実。でも、それだけじゃない。もっとベースとなるメンタリティの部分。自分に鞭打って動かそうとする癖。もっと優しく寄り添ってあげても良かったんだな。そんなことに気づきました。

    引っ張っても一ミリも動かない散歩拒否犬の飼い主が、あきらめの境地で愛犬の横に立ち尽くしている姿が目に浮かびました。あれこそ、私の本音と私の関係。

    もう歩きたくないのかもしれないし、怖いのかもしれないし、今はそこで匂いを嗅いでいたいのかもしれない。引っ張って動かすのはもうやめて、一度立ち止まり、どうしたの?と犬の気持ちに寄り添ってみたい。

    動けばやる気が出る。そんな説明では、どうも腑に落ちなかった。私に一番必要だったのは、動き出す方法ではなかったのかもしれない。自分の気持ちを置き去りにしたまま、行動しようとしていたことが苦しかった。私は力一杯リードを引っ張るだけの飼い主だったようです。


    まだ気合いで自分を説得して動かそうとしていた頃↓


     
     
    妄想フリーランス。 現実化に向け、試行錯誤を記録中! アラフィフ子なし専業主婦です。発達障害のこと、診断までのストーリー、これまでの転職記、日常をラクにする小さな工夫やエッセイなどを日々、綴っています。 Threads: @poketto.3

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