
三好愛さん原画展へよりみちした話(旅レポ)
沼津で、まるで夢の中に迷い込んだような原画展に出会いました。
画家・三好愛(みよし あい)さんの描く“ゆめ”の世界。その原画展「ゆめがきました」が、静岡県沼津市のギャラリー「リバーブックス」で開催中です。
■ はじめての沼津。出迎えてくれたのは、ラブライブ!と本とアート
今回、よりみちにとって初めての沼津。
JR沼津駅を降りると、目に飛び込んできたのは「ラブライブ!」のポスターたち。

一眼レフを首に下げて歩いていると、ファンに間違われるのも納得。
アニメの聖地でもあるこの街は、エンタメと文化が共存する不思議な空気が漂っていました。
そんな沼津の住宅街の一角にあるのが、今回の目的地「リバーブックス」。
古民家を改装したようなあたたかみある空間で、入口には本屋さん、奥にはギャラリースペースが広がっています。















■ 三好愛さんの“夢”の世界が、静かに心をほどいてくれる
展示タイトルは「ゆめがきました」。
その名のとおり、三好さんの描くふわりと訪れる“ゆめ”たち。
そんな不思議で、愛らしくて、ちょっとヘンテコな世界観。
どの絵も「こんな夢、見たことあるかも」と思わせてくれるような、懐かしさと驚きにあふれていました。
作品はキャンバスだけでなく、周囲の余白や壁にまで広がるように展示され、ギャラリー全体が“夢の部屋”に変身。
とても丁寧で、やさしい世界がそこにありました。


■ 撮影OK。それでも「現地で見るべき」理由
展示は撮影OKとのこと。
SNSで見かけて気になった方も、きっと多いはず。
でも、やっぱり“現地で見る”という体験には特別な力があります。
これは、私自身がものをつくる立場(=クリエイター)だからこそ思うことなのですが、
空間・質感・空気・時間——どれもが作品の一部なんですよね。
目で見る以上に、「感じる」ことができる。
それが、原画展に足を運ぶ最大の意味だと思います。
■ 三好さんの世界に、触れてほしい
今回、三好愛さんご本人には残念ながらお会いできなかったものの、サイン入りの絵本『ゆめがきました』を購入することができました。
ページをめくるたびに、静かな夢が心にしみこんできます。
夏の暑さの中、沼津でこの“ゆめ”と出会えたこと。
それがとても、ありがたく感じられました。
■ 開催概要と情報
三好愛『ゆめがきました』原画展
会期:2025年6月14日(土)~7月21日(月・祝)
営業時間:月・水〜土 13:00〜20:00/日 13:00〜18:00/火曜定休
会場:リバーブックス(〒410-0885 静岡県沼津市下本町34)
アクセス:JR沼津駅より徒歩約14分
【特別企画も!】
7月5日(土)は深夜営業「ゆめがくるまえに」開催(~23:00)。
“夢”の世界に触れるのに、夜という時間はとても似合っている気がします。
■ 作者紹介:三好愛さんとは?
作:三好 愛(ミヨシ アイ)
イラストレーター。東京都在住。
ことばから着想を得る不思議な世界観のイラストが人気を集め、装画や挿画を数多く担当。クリープハイプや関取花のツアーグッズなども手がける。
著書に、エッセイ集『ざらざらをさわる』(晶文社)
『怪談未満』(柏書房)
■アートと聞くと
なんだか敷居が高く感じて、身構えてしまう人も多いと思います。
でも、「絵本」と聞くとどうでしょう? 子どもだけでなく、大人もすっと手に取りやすくなる。
絵本って、好きですか?
絵本って不思議だな、と。
昨年から絵本制作に取り組み始めた身として、最近よく考えることがあります。
絵本は、言葉と絵の力で、知らない感情をそっと教えてくれる。
私は、もっと“良い絵”が広がってほしいと願っています。
その思いもあって、今回、沼津まで足を伸ばしました。
よりみちしたその先に、“ゆめ”のような出会いが待っていました。
あなたもぜひ、どこかの「よりみち」で、すてきな絵に出会えますように。
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🖋プロフィール|よりみち
発達障害のある絵本作家・画家。
「社会の“まっすぐな道”を歩けなくても、自分の“よりみち”があっていい」
そんな想いを込めて、日々創作を続けています。
📕 絵本『よるのさんぽみち』(Kindle & ペーパーバック)
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