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Photo byshigi_natsu

介護と読書は相性がいい(妄想編)

    今月末 大好きな作家さんの本が刊行される
    いつもならポチっと予約してしまうのだが
    今回はちょっと我慢している
    以前(と言っても探してみたら結構前だった)
    「介護と読書は相性がいい」と言う記事を書いた

    今 私の脳内ではこんな妄想的物語が走り出している

    今日は本の発売日
    でも予約はしていない
    なんとなく今回は書店へ行って買いたい気がする

    2~3日後 ボチボチSNSに感想が載り始める
    「すごくよかったです」
    「今回も泣けました」
    「いつも素敵な本をありがとうございます」
    う~ん…悔しい
    田舎の書店や図書館では超人気作家の本でもなければ
    発売日に書棚に並ぶことはない
    私の好きな作家さんは…人気があるけど
    発売日に並ぶほどでもないかな(失礼)
    折角行っても置いてなかった時の落胆を思うと
    やはり一週間は空けようとあたりを付ける

    一週間後 満を持して書店へ
    朝 主人をデイサービスに送り出し
    身支度を整えて さあ出発だ
    今日はちょっと遠くの大きめの書店へ車で出掛ける
    きっとあそこなら 私の求める本があるはず
    そう期待に胸を膨らませてハンドルを握る
    いや こういう浮かれた時こそ運転には気を付けよう
    事故を起こしたりしては 
    このわくわくな気分が台無しだ

    一時間後 目的の書店の駐車場に到着
    いそいそと新刊本のコーナーへ向かう
    端から目線を走らせて…あった!
    でもすぐには手に取らない
    折角来た遠くの大きめの書店だ 色々見て回りたい
    でも心はすでに決まっている
    結局新刊本コーナーに戻って 上から二冊目を取り(ごめんなさい)
    レジへ向かう
    え~!いつの間にここセルフレジになったんだよと文句を言いつつ
    無事目的の本を手にする

    あとは家に帰るだけだ
    帰り道も慎重に運転しつつ考えてしまう
    新刊本はちょっとした贅沢
    今のところ 私の唯一の楽しみでもある
    やっぱり主人にも何か楽しいことがあればと…
    そして寄り道
    主人の大好きなケーキを買って帰る

    昼ご飯もそこそこにページを捲る
    いつもながら新刊本の匂いはたまらない
    そうこうしてる内に主人が帰って来た
    名残惜しいが本を閉じ 主人を出迎える
    二人でケーキを食べながらデイの話を聞く
    余りしゃべらなくなった主人も
    「美味しいね」に頷く

    夜 主人に「おやすみなさい」を言って
    そこから暫くはまた私の一人時間になる
    早速本を読み始める
    でも楽しい時間ほど経つのは早い
    もうこんな時間かと思いつつ迷う
    本を閉じるか 読み進めるか
    でも明日もまた忙しい一日が待ってる
    続きは明日のために 大事に取っておこう
    そして「おやすみなさい」





     
     
    人生と言う広き海を見わたす時 何を目指して航海するか 「note」文字通り「メモ 覚書き」のための場所です 日記は苦手 主人の難病発病を切っ掛けに私自身の現在と過去そしてこの先の人生について思うところを書いています その思いを心に留め置いて頂ければ幸いです

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