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【読む子育て】脳が小学生のまま!? 『スマホ依存が脳を傷つける』は親が読んだら子の人生が変わるかもしれない本だった!

     子どもを本好きにしたいパパさんママさん、子どもと本を繋げたい大人のみなさん、こんにちは😊「本好きに導く〝優しい仕掛け〟」というマガジンを書いている涼原永美と申します。

     さて今日は、気になる新書『スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠』(川島隆太 著/宝島社新書)を、親友(おやとも)と一緒に読んでいきたいと思います📖

     なぜこうした本を? それは、子どもの読書力を願うことは「まず過度なデジタル依存にさせないこと」と同一線上にある、と個人的には考えているからなんです。

    親として説得力が欲しい!


     子どもにスマホを持たせない、という話ではありません。持たせるからにはリスクと対策を知っておきたいですよね。

     専門家の方の知恵と知識をお借りして、親としての説得力を少しでも盛りたい!と思うわけです(笑)💪

     ちょっと気になる・・・という方は、私たちと一緒にこの本を読んでみませんか?

     1冊の本で、見える世界がガラリと変わるかもしれません📗✨

     せっかくなので、楽しく読んでいきます😊


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    📚【今回取り上げる本】

    📖『スマホ依存が脳を傷つける  デジタルドラッグの罠』
    (川島隆太 著/宝島社新書/税別900円)
    ※全204ページ ※2023年4月24日発行

    📖【基本的な考え方】

    ※あくまでも「子の本好き」を願う方に向けて書いています。デジタル機器との付き合い方は家庭それぞれ。違う子育てを否定する意図はありません

    ※が、そのうえで、幼少期から気軽な時間つぶし等にスマホを触っていると、本好きは遠のきます。脳内の「気軽な娯楽」の引き出しに、人生の初期で「スマホ」を入れないことが大切と考えています


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    ではコーヒーでも飲みながら…本編スタート☕
    ちなみに私は3年前、この本を読んだことで、
    スマホに対する考え方の土台ができ、それが子どもにも大きな影響を与えたと思っています。
     子どもにとっては「口うるさい親」の誕生だったかもしれませんが💦後悔はしていません

    📘Let's読書会!子どもを心配する親同士、一緒に読めば学びは2倍&心配は半減?😅


    📚主な、ではなく2人しかいない登場人物

    〇エイミ
    ・・・元雑誌編集者。中学生と小学生、二児の母。子どもを自然なかたちで本好きに導く方法を考えるのが好き。明るく天然なミキに突っ込みを入れつつ実は癒やされている

    〇ミキ・・・一児(中学生)の母。子どもを本好きにしたいが、自分の読書歴があまりないので具体的な方法に悩み中。エイミとは何でも言い合える親友(おやとも)

    📒子どもたちの脳の発達が「あきらかにおかしい」


    ミキ で、今日はなんで呼ばれたんだっけ?

    エイミ 「この本買ったけど読むのが大変だから、大事なところに線引いて返してくれない?」とミキが言ったからでしょうが・・・。

    ミキ てへ。じつはこの本の帯に「スマホ利用頻度の高い子どもは大脳の3分の1の領域で発達が止まっていた!」と書いてあるのが気になって。でも、ひとりで読むのは怖いでしょ。えーっ! とかキャー! とか一緒に言いたいじゃない😆

    エイミ 数年前に『リング』観る時もそう言ってうちにDVD持ってきたよね?

    ミキ ではさっそく著者の紹介を。東北大学教授で、医学博士の川島隆太氏。この方は「脳トレ」の生みの親とも言われていて、脳研究の本もたくさん出しているんだよね。

    エイミ 2023年の本だけど、内容はまったく古くなく、むしろ「この問題はますます大きくなってる!」という印象だよ。まず「はじめに」から一部引用させていただくね。

    はじめに

    スマホがもたらした便利すぎる生活
    ~今が楽しければいい、今を生きる人になっていませんか?~


     私は、脳科学者として、さまざまな装置を使って人間の脳活動を測定し、可視化することで、社会に役立つ情報を発信する活動を長年行ってきました。(中略)
     しかし、近年、研究の中で子どもたちの脳の発達が「あきらかにおかしい」と思える結果が数多く確認されるようになりました。

    『スマホ依存が脳を傷つける  デジタルドラッグの罠』p2より


    ミキ
     あきらかにおかしいんだ・・・。
    エイミ 早くも忍び寄る恐怖の影。

    📒スマホを多用する子の学力が「妙に低い」


     私たちが最初にそのことに気づいたのは、東北大学加齢医学研究所と仙台市教育委員会が共同で行っている「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」での追跡調査からです。そこで、10年間子どもたちの生活習慣と脳の発達を調べた結果、スマホやタブレットをたくさん使う子どもたちの学力が妙に低く、また脳の発達に遅れが出ていることがわかりました。

    同p2~3より


    ミキ 
    「妙に低く」が不穏だね。

    エイミ ミステリなら探偵が「妙だな・・・」と違和感に気づくところから解決の糸口が見えたりするんだよ🔍

    ミキ スマホがデジタルドラッグだということは前回の『スマホ脳』で理解したから、少しは想像できるけどね。スティーブ・ジョブズでさえ我が子から遠ざけたとか・・・。

    エイミ アップル社の幹部が「僕たちはいったい何を創ってしまったんだろう」って冷や汗をびっしょりかいて目を覚ましたりね。自分の子どもすら中毒状態にさせてしまった、っていう💦

     その危険性に気づかず、スマホの便利さに甘んじて「今が楽しければいい」「今を生きていれば満足」という人になってしまっているのです。
     今が楽しければいい、今を生きるというのは、人間の生き方ではありません。(中略)じつは、この「今を生きる」という状態は、アルツハイマー病などの認知症の患者さんたちそのものなのです。
     認知症の患者さんたちには、時間の感覚がありません。今しかない世界で生きています。(中略)感情や行動の抑制が利かず、怒ったり、泣き出したりします。これは、認知症によって脳が委縮し、認知機能が低下してしまうことによって起こります。
     それと同じような症状が、スマホの使いすぎによって、一般の人たちにも出はじめているといったら、みなさんはどう考えますか?

    同p3~4より

    ミキ なんか『スマホ脳』より緊張感が高い気がするのはなぜだろう?

    エイミ この本には紛れもなく日本の子どもたちの話が書かれているからね。 全編にわたって読み応えがあるけど、今回は特に子どもに関わる部分をピックアップします🧒

    ミキ 「第3章 とくに子どもの脳が危ない!」までびょーんと飛ぶよ!

    📒恐るべき「学力押し下げ効果」とは?


    エイミ
     川島教授ーー著者が仙台市と行っている「学習意欲」の科学的研究に関するプロジェクト、というのがあって。2013年からスマホと学力の関係について調査しているんだって🗂️

     その結果、次のような衝撃的な事実をつかみました。

     ⚫スマホを1時間以上使うと勉強しても学力が下がる
     ⚫使うアプリの数が多い子どもほど学力が低い
     ⚫LINEなどのインスタントメッセンジャーが成績を押し下げる
     ⚫スマホをやめるだけで学力が上がる

    同p68より

    エイミ 見出しには、「恐るべき学力押し下げ効果」ーーと書いてある。

    ミキ 私は夫の「なんだ今日は魚か」に、恐るべき料理のモチベ押し下げ効果を感じるけどね。

    エイミ で、スマホ等の使用時間とテストの成績(偏差値)を調べたグラフが載ってて。ここから導き出した教授たちの分析がひっじょーーに興味深いんだ📊

    このデータを見ると、スマホをまったく使わない子どもたちより、1時間未満でやめている子のほうが成績がいいことがわかります。ただし、それを過ぎて使い続けると、スマホの使用時間に比例して、成績が急降下することがわかります。

    同p69より


    ミキ
     ん? じゃあ、スマホを使ってもいいってこと?

    📒短い時間でパッとやめられる自制心


     ここで、気づいた方もいると思いますが、じつは、スマホをちょっとだけ使う子どもたちの成績がいちばんいい。「じゃあ、スマホを使ってもいいじゃないか」と思うかもしれませんね。これについて私たちは2つの可能性を考えています。(中略)

    同p69~79より


    エイミ
     2つの可能性のうち、1つ目は省略しても大丈夫そうだから置いといて、問題は2つ目なんだ。

     もうひとつは、使用時間が「1時間未満」のグループは、スマホのようなおもしろいものを持っているのに、短い時間でパッとやめられる自制心のある子どもたちであるという見方です。ゲームやLINEなどの誘惑に負けない、強い心を持っている子どもたちが含まれているのではないかと思います。

    同p70より


    ミキ
     あぁ。自制心は大事だよね。『スマホ脳』でも、太りたくない時期に「目の前のポテチをガマンできる脳」の話があったような。

    エイミ 理性のコントロールや、報酬の先延ばしを選択できる前頭葉ーーとくに前頭前野が人間らしさの根幹らしいよ。 ここがちゃんと育つかどうかは人生全体に関わると言われてて・・・そういえば幼児に対して行う「マシュマロ・テスト」っていう有名な実験もあるよね。

    ミキ マシュマロ・・・テスト?🍪

    エイミ 待てたらお菓子をもう1個あげるよ、というやつ。別にクッキーでもキャンディでもいいんだけど。詳しくはちょっと調べてみてね。

    ミキ らじゃ。話を本に戻すけど📖

     ではなぜ、スマホを1時間以上使用する子どもたちの偏差値が直進的に落ちていくのでしょうか。

    同p70より

    ミキ こっちが聞きたいんですけど。
    エイミ ほらほら座って。

    📒勉強時間よりスマホの有無が重要?


    まず、スマホ使用が1時間未満の子どもたちは、睡眠時間が7~8時間で家庭学習時間が3時間以上というグループの偏差値が高いことがわかります。

    同p72より

    ミキ スマホほどほど、家で勉強3時間📝 夜はぐっすり🌛 あら素敵。

    エイミ そりゃ成績も上がるよね。

     ところが、スマホ利用が1時間以上の子どもたちは、7~8時間寝て、3時間以上勉強しても、偏差値が50(平均値)付近にとどまり、成績が伸びないことが判明したのです。

    同p72より

    ミキ えっそうなの? スマホ時間以外、条件は同じだよね?

    そして、グラフをよく比較してみると、家で2時間以上勉強していて、スマホを3時間以上使う子より、家でほとんど勉強しないけれど、スマホを使わない子のほうが「成績がよい」という驚くべき事実が読み取れます。

    同p72より


    ミキ うん? 家でほぼノー勉だけど、スマホなしの子のほうが成績がいいんだ。なんでだろう。

     つまり2時間以上勉強しても、スマホのせいで努力が水の泡になっているというわけです。
     この結果から、スマホで長時間遊んでいるせいで、家庭学習や睡眠がおろそかになり成績が下がるという解釈は成り立たないことがわかりました。
     家で勉強してもしなくても、スマホを1時間以上使うと学力が下がるというのが真実で、スマホが学力低下の直接原因になっている可能性が高いのです。

    同p72より

    ミキ 単純に、時間配分だけの問題じゃないってことか・・・。

    📒学習の記憶が消えてしまう?


    エイミ
     こないだ一緒に読んだ『スマホ脳』でも、スマホが視界に入っているだけで、気になって気になってしょうがない、他のことに集中できなくなるっていう話があったよね。

     この結果から、スマホの長時間利用で、学校や家庭学習で脳に入ったはずの学習の記憶が消えてしまう可能性や、脳の学習機能になんらかの異常をきたして学習がうまく成立していない可能性が考えられます。

    同p73より


    ミキ
     こ、怖すぎる😂 私、子どもにスマホを与える時、ただこう言ってた。「動画とかLINEに夢中になりすぎて、勉強や睡眠時間が削られないようにね!」って。

    エイミ あとは「知らない人と安易に繋がらないように」とかね。もちろんこれらは正しい。けどそれ以上に、持っているだけで脳に負担がかかるものを常用させてるってことになるのかな。

    ミキ そしてそれは、成績にまで影響を及ぼす・・・可能性が高いんだ。

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    もっと後から出会っても、大丈夫だよきっと


    📒「家でヒマな時、何して過ごすか」問題🏠


    エイミ ふと思ったんだけどね。スマホを持っていて利用が1時間未満の子。その子は家にいる時に勉強にも時間を費やしていない、となると・・・。

    ミキ つまり家でヒマな時、スマホ以外に何かをやっている、ということになるよね。

    エイミ 読書だったら嬉しいな(笑)。もちろん他にも自分なりにやりたいことがあるのなら、それはすごく主体的、能動的な活動ってことになるよね。一概には言えないかもしれないけれど。

    ミキ 野球ノートをびっしり書くとか、将棋のAIソフト研究をするとか?

    エイミ どこぞの天才を目指さない(笑)。ふつうに楽しく過ごせばいいと思うよ。スマホの他にも・・・いやそれ以上に面白いことがある、これがさっき言ってた「強い心」の土台にも繋がりそう。

    ミキ うちの子は動画見ながらよくダンスの練習してるけど、それはどう?

    エイミ ダンスの上達のために使うなら、自分を高めるための便利な道具ってことになるよね。問題は、勉強してるようでいて、近くにスマホがあると集中できないってことかも・・・。


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    スマホと出会うまでにどんな「人間」に
    なっているかーーが大事かも

    📒11歳の脳を3年間に渡って調べたら


    ミキ うちはちなみに6年生からスマホ持たせたよ。いま中3👦

    エイミ うちは中1から。で、ここからより核心に近づくんだけど。教授たちは、平均年齢11歳の子どもたち223人の脳の発達の様子を、MRIで3年間にわたって観察したんだって。

    ミキ ここだね。74ページ。この時はインターネット習慣について、「機器を持っていない」子から「ほぼ毎日使う」子まで7つのグループに分けたって書いてある。同時に知能検査も行った、と。

    エイミ で、この時点では子どもたちの脳の発達や言語能力に差異はなかったらしいけど・・・。

    ところが、3年後に同じ検査を行ったところ、非常にショッキングなことがわかったのです。

    同p75より

    ミキ 3年間で体重が10キロ増えたとか?
    エイミ それはミキでしょう。

    📒脳の成長が小6で止まったままの中学3年生!?


     とくに、インターネットを「ほぼ毎日使用する」という子どもたちは、認知機能をつかさどる前頭前野、記憶や学習にかかわる海馬、言葉に関連する領域、感情や報酬を処理する領域といった重要な部分で、脳の発達がほぼゼロに近い数値だったのです。
     たとえば、小学6年生でスマホを使い始め、ほぼ毎日インターネットを使っている子は、中学3年生になっても、脳は6年生の時点で発達がとまっています。

    同p75~76より

    ミキ うちの子大丈夫なのか、心配になってきた・・・。私のMRI画像とこっそり交換しておこうかな。私の前頭前野はすごいよ。謎に自信あるし。

    エイミ なにを自慢したい方なの?(笑)

     見た目や体格は中3だけれど、脳の発達は小6のままだとすれば、健全に脳が発達した生徒たちと机を並べて勉強することができるでしょうか?

    同p76より

    ミキ コナンは元太君たちと机を並べて勉強してるけど?🕵
    エイミ そういうのいらない。てか逆だし。

     当然、授業についていけず、テストでよい成績を取ることは難しいでしょう。高校受験という大事な時期を前にして、大きな挫折を味わうかもしれません。
      そればかりか、感情のコントロールがうまくできないため、人とのコミュニケーションに苦労する可能性もあります。

    同p76より

    ミキ ただでさえ葛藤も多くてイライラする年齢なのにね・・・。

    エイミ 前頭葉ーーとくに前頭前野が感情のコントロールをつかさどるわけでしょ。思春期でもある高学年から中学生くらいに発達がセーブされちゃったらどうなるか? ってことだよね。

    📒ただ、救いもある✨


    ミキ
     スマホ依存は、結局は本人がいちばん苦労するのかも。あ、だから『スマホ脳』の時にエイミがちょっと言ってた、アメリカの訴訟の話にも繋がるんだ。「幼少期からのSNS依存で心の病を発症しました」っていう。


    エイミ ただ、救いもあるよ。教授はこうも言ってる!

     ただひとつ、大きな救いは、スマホの使用をやめれば、学力が上がるということです。(中略)また、スマホを1時間以上使っていた子どもたちのうち、「使用しなくなった」「1時間未満におさえた」という子どもたちも成績が上昇していたのです。

    同p76より
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    大人でも、デジタルデトックスで
    心身がスッキリしたりしますよね🌳


    📒勉強に役立つ動画はどうなの?


    ミキ 素朴な疑問。頭が良くなりそうな動画もあるでしょ。ああいうのはどうなの?

    スマホ、タブレットでの学習は効果なし

     多くの親は、スマホやタブレットをゲームなどの遊びに使うのではなく、辞書や図鑑、学習動画の視聴といった、学習に役立つコンテンツを利用するならば問題がないだろうと思っています。
     しかし、これも大間違いです。
     学習動画を観ている最中にわからないことがあったら、Googleやウィキペディアで調べる、知らない動植物の名前が出てくれば、どんなものか画像検索をする(中略)結局やっていることは、集中力が低下する「スイッチング」なのです。これは学習効果が薄いばかりか、子どもたちの脳の発達にダメージを与える恐れがあります。

    同p81より

    ミキ ショック。勉強させてるつもりだった・・・。だって、最近はデジタル教科書の話も出てきてるでしょ?

    エイミ 考え方は人それぞれだけど。こういう警鐘を鳴らしている専門家の方は、ほかにも少なくないよね。

    ミキ じゃあ、感動的な物語なんかはどうなのさ! そして傷心の私にコーヒーのお代わりを淹れてくれたまえよ!

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    はい

    📒アニメや映画はどうなの?


    エイミ 感動的な物語等に関しては、次のような情報が寄せられております。

     多くの人は、「有害なコンテンツを見せなければ大丈夫なのでは?」「ジブリやディズニーのアニメなら子どもが見ても安心」などと安易に考えているかもしれません。  
     しかし、事態はみなさんの想像以上に深刻です。
     赤ちゃんを泣きやませるとか、幼児をおとなしくさせるためにスマホやタブレットを渡してしまう親がいますが、あれは絶対にやめるべきです。
     (中略)というのも、近年小・中学校の児童生徒のなかに、自分の感情をうまく表現できず、他人の感情もうまく理解できないという子どもたちが急増しているのです。

    同p63より

    ミキ なんか、いろいろ繋がってきたね・・・。名探偵じゃないけど、ひとつの真実が見えてきた気がするよ・・・。

    エイミ 立つんだミキ。傷は浅いぞ。

    ミキ 大人がよかれと思っていても、子どもは内容より「スマホ」「タブレット」そのものに取り込まれていく危険が高いのかもしれないね。映画やアニメはテレビでゆっくり観るスタイルに戻そうかな。うちはもう幼児じゃないけどさ・・・。

    エイミ もちろん内容が良いに越したことはないけどね! その時々でどうやって時間を過ごすかは、現代の命題かもしれないね。

    📒「読んだ内容」はよく覚えてるよね


    エイミ
     確かに子どもの反応を思い返すと、テレビでアニメや映画を観ている時のほうが、動画より集中してる気がするな。

    ミキ あと、うちの子私よりは読書するんだけど(笑)、本の内容は後からでもよく覚えていることが多いなあ📒

    エイミ 確かにうちも、「この本のここに書いてあるよ!」って本棚から持ってきてくれたりするのに、動画の内容については「そうだっけ」みたいな発言が多い気がする💦 これも、脳の仕組みと関係しているんだろうね。


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    「スマホを使いこなしても脳力は上がらない」という項目もあります。
    スマホを使っている時は「脳が動くことを放棄してストライキを起こしているような状態です。スマホがなんでもやってくれるので、脳にしてみたら仕事を奪われ、ふてくされて、怒っている感じですね。」p55より。
    なんて、もったいないのでしょう😂

    📒人類がみな「スマホ認知症」に?


    エイミ それでは最後にこの勢いのままミキを奈落の底に突き落としたいと思います。 

    ミキ 私、これ以上びっくりしないと決めたから。ダイヤモンドは傷つかないのよ。

    このまま、人類がスマホを長時間使うといった生活を改めないとすれば、この先の未来はどうなるでしょうか。
     (中略)子どもは脳の発達が止まり、大人も前頭前野の機能が低下し、ものを考えたり、理解したり、覚えたりといった能力を維持することが難しくなります。その結果、私は将来、認知症になる人が増えると予想しています。

    同p101より

    ミキ に、にん・・・。
    エイミ 
    ハットリくん?
    ミキ 認知症!

    エイミ そして「おわりに」では、特に日本人の睡眠時間の短さに言及しているんだけどね。このままいくと、日本人が認知症になる年齢が早まるんじゃないかって書いてある。

     今の高齢者のみなさんは、子どもの頃、スマホどころかテレビもあまりないという環境で育ち、平均8時間ほどの睡眠をとっていました。その方たちがアルツハイマー型認知症になる確率が増えるのは80代を過ぎてからです。
     では、今の子どもたちはどうでしょう。私たちは睡眠時間6時間の子どもたちが、将来何歳でアルツハイマー型認知症の発症確率が高まるかを推計してみました。すると、なんと50代というデータが出たのです。これは、想像以上に深刻な事態といえます。

    同p203~204より

    ミキ やっぱり帰っていい?
    エイミ もう寝るとか言うんでしょ。
    ミキ 〇トリで布団買って帰るわ。

     自分たちよりも、子どものほうが先に認知症になる社会というのは、誰も見たくないと思います。
     それならば、できるだけ早く、今の自分たちのライフスタイルを見直さなければなりません。スマホやデジタル機器と適切な距離を置き、リアルな体験を増やし、自分の頭で考える、それだけで未来は変えられます。
     どうか、みなさんひとりひとりが、このことに気づき、少しずつでも脱スマホに向かう行動を起こしてくれるよう心から願うばかりです。

    同p204より

    📒まず人間本体がちゃんと成長してから、あくまで道具として📲


    ミキ
     最後に希望を授かって目が覚めた。川島教授、ありがとうございました😆

    エイミ 適切な距離を置いて、自分の頭で考えることをやめなければいいわけだよね。子どもの場合はまず人間本体としての成長を見守りながら、デジタル機器を賢く使えるように導く感じかな。・・・簡単なことじゃないかもだけど。

    ミキ 何歳からならOK、と一概には言えないよね。けど『スマホ脳』で得た知識もあわせて考えると、一定程度は前頭前野が育ってることとか、情緒が安定してるかどうかの見極めは大事かもしれないね。

    エイミ 今は小学校でもばんばんパソコン使うから、子どもは放っておいてもICTには詳しくなるよ、驚くくらい(笑)。だからこそ家庭ではスマホやSNSについてちゃんと話し合える雰囲気が大事かも。

    ミキ ただ漠然と「やり過ぎはダメ!」と言うより、親がこういう情報を持ってる方が説得力があるだろうね📗

    エイミ ちなみに私は3年前にいちどこの本を読んで「うわっ恐ろしい!」と思ったの。それで子どもたちと情報共有しておいたんだけど・・・。

    ミキ 「👧そうなんですねお母様、よくよく気を付けます」って言ってた?

    エイミ や、迷惑そうな顔してた(笑)。でもいいの、ほらアメリカ映画でよくあるでしょ。「いいな・・・忠告はしたぞ」ってやつ。

    ミキ 知らんがな。

    エイミ それでは今日はこの辺で。 最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました😊

    ミキ 少しでも何かお届けできましたら幸いです😆✨

    【親子で読むならこちらもオススメ!】

    📚2024年9月に刊行された『マンガでわかる スマホ脳の恐怖』(川島隆太 監修/久方標 マンガ・イラスト/金の星社/税別1200円)もオススメです!
     川島教授の研究を、漫画を多用してわかりやすく解説しています。子どもと情報共有するには、こちらがより良いかもしれません🌱
     子どもに無理やり読ませるのではなく、家にさりげなくある、というだけでも何かが変わるキッカケになるかも・・・と思います📖

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    エイミ「気軽に頭を使うなら、やっぱり紙の読書📖がええですよん」
    ミキ「やっぱりそこに繋げたいんだ(笑)」
    エイミ「ふと思ったんだけど、例えば頑張って勉強するのっていわゆる〝報酬の先延ばし〟なわけじゃない?」
    ミキ「確かに。子どもには〝将来のため〟って言うもんね。・・・そう考えると、報酬がマッハで得られるスマホを気軽に子どもに与えるのって」
    エイミ「真逆の行為、だったりするのかな?」
    ミキ「まあ真逆とまでいかなくても・・・早めに与えすぎるのはやっぱり考えものかもね」
    エイミ「うちは中1からでも親として勇気が要ったけど、本人は待てる限界ギリギリだったみたい。難しいわぁ💦 皆さん、悩ましいですよね😂」


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    📖ジョブズも我が子には早期にスマホを渡さなかった…!中1長女がスマホを持ったことで、改めて「読書の土台」の重要さに気づかされた話↓↓↓


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    【前編】なぜ昭和より平成より今がいちばん「子の読書」が重要なのか📚「10歳まで紙の本」が親子を守る?

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    (マガジン)記事いろいろあります📚
    📖本好きな子に導く「優しい仕掛け」

     
    📖10歳頃までおうち時間を紙の本メインで過ごして、「先に本好き」を目指せたら・・・という内容です😊↓↓↓

     

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    👩実は私のnotoの対談記事に何度も登場してくれている親友のミキさんです。この人の天然は抜群です😆例えばこういうの↓↓↓

    🎬【映画】前編「『SW』になぜ私はハマれないの?」という友達にまず9作の情報整理について全力で伝えてみました(マンダロリアンについては触れていません)

    🕵【選書】「ミステリーって多すぎて自分に合うのを選べる気がしない」という友達に選書のコツを全力で話してみました


     
     
    読書こそ自然には身に付かないスキル📚本好きに導く「優しい仕掛け」を実体験から親目線で提案しています✨小中学生のアラフィフ母。出版業界で15年勤務後、家族のサポートに奮闘中。また、子と引き離されたまま無念死した姉の「面会交流調停リアル」、ミステリと映画についても🎬

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