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お弁当屋の妻が公開する『レシピ』について

    「レシピ公開しちゃって大丈夫なんですか??」と聞かれることがあります。

    大丈夫なんです。でも、それにちゃんと理由があってこれに納得するまでに1年くらいかかってる気がします。

    そして、私がレシピを公開してる理由って、「あっ!なんか手作りしたいかも??」って思ってもらえたらいいなっていうところです。

    料理ってめんどくさいの塊

    麻婆豆腐作りたい!
    って思ったら、冷蔵庫の中身をチェックして、調味料の在庫を確認して、買い物に行って、材料を切って、作る。
    でも、麻婆豆腐単品で食べないだろうから、ご飯やパンの準備も必要。
    さらに、バランスのこと考えると・・・サラダ欲しいかな??とか思ちゃったりして、結構お金もかかる。

    そして、家族がいればそれが家族分になるし、ひとりだったら絶対余る。(材料も麻婆豆腐も)うっかり作れたとして、洗い物までついてくる。(だれがやるんだと毎回思ってる)

    『誰かのために』というフラグが立てば、気持ちも盛り上がりますが、一人だったら・・・作らず買いに行くでしょう。
    でも、コンビニやスーパーのは、味が濃いし。健康志向のおしゃれデリには、麻婆豆腐がない。どうするんだよー。めんどくさいなぁー。お料理って。

    それが私の料理への基本姿勢です。(こうやって想像してるだけでめんどくさい。)

    こんなめんどくさい塊を『楽しめる人』や『仕事』にしてもいいという人がいる奇跡

    でも。でもですよ。
    お弁当屋をやっていて思うんですが、スタッフさん達はみんなお料理が楽しいっていうんですよ。店長(夫)は、「一生続ける仕事ならば・・・『食』かもしれない」とこの道に入ってきた人。

    ・手作りでピザを作ったらおいしかった
    ・餃子の皮から手作り
    ・揚げ物ってたのしいですよね
    ・麻婆豆腐のお豆腐を一度湯切りしたらすごくおいしいものができた

    私にとっては、何かの呪文のように聞こえる会話をしながら、お弁当を詰めたり、仕込みしたりする人、お客さまのためにいつも試行錯誤できる人がいるって・・・すごいことだとおもうのです。

    で、わたしはめんどくさいの塊ですけど。こういう仕事についたので、重い腰を毎回「ヨイショっ!」とあげるのですが、作ってみると意外とたのしかったりするし、やればやるほどできることもふえるので『苦』ではなくなってきたのです。

    で
    手間をかけたお料理ってやっぱり美味しくて。
    麻婆豆腐も自分好みの味にできる。
    (たんぽぽ(お弁当屋の店名)の麻婆豆腐は、ほんのり花椒が香るけど、辛くなくて誰でも食べれるかんじがする→ここでレシピを載せたいところですが、ナイのでまた今度。)

    この『自分好み』って、自分自身を知る ことにも繋がっていて、とても満たされる時間だとわたしはおもったりします。

    「レシピ公開しちゃって大丈夫なんですか??」

    については、やっぱり大丈夫なんです。

    なぜならば・・・同じものをつくっても同じ味にならないのが『料理』だからです。
    準備する野菜、切り方、使ってる調理器具。全部違う。
    そして、誰か作るか??何をおもってつくるのか??
    で、味が全然かわってくるのです。

    それは、わたしも含むスタッフさんたちでちらし寿司をつくっていてわかったことでした。
    同じ割、同じ米、同じ調理器具なのに、同じ味にはならない。(でも、いつも美味しい)
    最後は、作った人あれこれが反映するのです。

    ということで、お料理苦手な人も、興味ない人も、めんどくさい人も、大好きな人も、まぁまぁな人も。
    たまたま、私のレシピに出会って「なんかつくってみようかな??」
    そう思っていただけたら幸いです。

    いくらめんどくさくても、『食』は誰にでもついて回ること。
    『食』はとても興味深く、シンプルに『命』と直結する大事なことでもあります。
    これからも探求していこうと思ってます!

    新しい朝は、希望の朝。
    今日もすばらしい1日へいってらっしゃーい。
    また明日!!



     
     
    静岡市・浅間通りで夫婦でお弁当屋「たんぽぽ」を営んでいます。 保育士から、お弁当屋の妻へ。料理のこと、商店街のこと、夫婦で営む小さな店の日常を毎朝綴っています。暮らしと商い、ときどき創作。 2026年note創作大賞にて入選。

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