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精神科医に創作活動のことをどう伝えているか


     たまに話題になる「精神科医に創作活動のことを伝えているかどうか」。 

     私は、あんまり伝えていない。

     この記事では、創作活動と精神科での診察の話をしようと思う、


    いい人だがオタクに理解がない主治医

     うちの主治医はオタクに理解がない。

     SNSをやっていないからネットミームも知らないし、たまに創作の話をしてもよくわかっていないようである。

     また、私が創作していることを話したら次の診察で忘れていることも多い。これは毎日大量の患者を診るのでしょうがないところではある。

     擁護しておくが主治医は常に精神医療の最新情報を調べているし、医院を開けていないときでも勉強しているらしい。そういう人間でも記憶力には限界がある。一度聞いただけで全てを覚えている人間などフィクションの存在である。

     一方で、私は主治医がオタクではないという事実がが結構好きだ。

     下手に共感されたり、理解を示されたりしたら「思ってもないことを言わないでほしい」と思うかもしれない。

     むしろオタクではないおかげで「世の中オタクみたいな人ばかりではないんだな……」と視野が広がる感じがする。自分の価値観が絶対ではないと思えて肩の荷が下りるのだ。

     精神科医の仕事は精神疾患に対して治療をすることだ。患者に共感を示すことではない。

     もちろん患者に共感することは大事だが、精神科医にとってそこは過程であって目的ではない。

    診察室で話すことが100%本当じゃなくてもいいんじゃないか

     日本の精神医療では、診療時間は基本5分以下である。したがって診察室ですべてを話すことはできない。

     私は「最近こういうことがあったんですけど……」ということを「創作活動であること」をうやむやにして相談することも多い。

     健全一次創作ならともかく、主治医のような一般人に「二次創作でアレな作品書いてたらとんだ目に遭いまして……」ということは言えない。それ言ったら私のほうがセクハラしてるだろ。

     精神に関することは報告したほうが望ましいが、だからといって精神科医に全てを相談する必要もないと思っている。

     服薬をサボったとか、オーバードーズしたのを内緒にしたりとか、夜更かししたのにちゃんと寝ましたと答えたりとか、生活について虚偽の報告をしたとかいうことがあれば怒られるかもしれんが、私的な活動のことをいくらか報告しなくても怒られないと思う。


    創作の悩みというのは創作が原因とは限らない

     たとえばSNSに流れてくる情報が嫌なのに、見てしまうというのはスマホ依存の問題なんじゃないか?

     私はスマホ制限アプリで、Twitterを見る時間を減らしまくっている。そうしないと人の悪口を見て時間を浪費してしまうからだ。

     そしてSNSを見られなくてヒマだが、制限する前よりよりずっと精神衛生がよくなった。

     人間関係の悩みも、たとえ吹奏楽をやっていようが登山をやっていようが人間関係の悩みは発生するので創作の悩みではないんだよな。

     そうすると無理な要求をしてくる人からは逃げる、価値観の違う人とも「まあケンカせずになんとかなるならいいか……」とあきらめる、拙いコミュニケーションでも排除されない場所を探す、とかそういう解決策になる。

     だから創作活動を通してこれらの問題を解決するのは難しい。創作活動が解決のきっかけになることはあるだろうが、上手くなろうとならなかろうと向き合わざわなければ仕方ない問題である。

    「スマホ依存なんてすけどどうすればいいですか?」と「人間関係がうまくいかないんですけどどうすればいいんですか?」って聞けばいいんじゃないだろうか。


    まとめ

     主治医に対しても言えないことがあるなら別によくない?

     それより睡眠の状況とか、(創作の部分を抜きにした)人間関係や生活の悩みや、依存のことを話したらそれで十分なんじゃないかと私は思う。

     そんな感じでやっていきます。


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    人生ヌルく生きていきたい。双極症/ASD。同人誌作成、展覧会の感想、創作TIPSと病気の話。男と女の相互巨大感情が好き。雑多。アイコンはどくみつ(@dokumitu)さん。Amazonアソシエイトのリンク有。

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