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上がっていれば買い、下がっていれば買わない。【株で迷った時の5大ルール #3】

    株式投資で迷った時の、5大ルール。

    1.迷った時点で、無理にトレードしない。

    2.損が出ていれば売り、利が出ていれば売らない。

    3.上がっていれば買い、下がっていれば買わない。

    4.『不変の要素』が強い銘柄を選ぶ。

    5.最後は好きな銘柄を選ぶ。


    #3を解説します。

    トレンドフォローという究極奥義

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    ルール3:上がっていれば買い、下がっていれば買わない。

    迷ったらトレンドフォロー(順張り)に徹しろ、ということです。

    「上がるものは上がり、下がるものは下がる」
    数々の格言で伝えられる、マーケットの大原則です。


    この法則。
    動物の行動科学に裏付けられた戦略なのです。

    動物の脳は、『いまの状況が将来もつづく』と想定するように設計されています。

    「肌寒く感じた。これから寒くなるんだ。」
    「ここで襲われた。今後は、ここには行かないぞ。」

    脳が作られたのは15万年前です。
    変化が少ない環境では『当たり』をひきやすい、強い設計思想です。

    人間は、1日に35000回もの『判断』を下します。
    全カロリーの25%を、脳が食い尽くします。
    食べものがなかった太古の時代、判断とは『餓死を招く危険な作業』だったのです。

    生存本能として、脳は『カロリー消費を抑えた判断』に偏るようにできています。

    動物の脳は、「今までもAだったから、これからもAだろう」と考えることで、当たりをひきやすく、消費カロリーも抑え、生存確率を上げるように設計されているのです。


    現代社会は『飢え』の心配など皆無なのに、肥満が蔓延しています。
    これも、脳の設計がアップデートされてないことが原因です。シンプルな問題ですが、最新のテクノロジーでも解決できていません。これと同じ話です。


    反転よりも継続を信じやすい

    合理の塊がトレードしているのではありません。
    人間が、株をトレードしているのです。

    動物の行動バイアスに支配されて、トレードをしているのです。

    ゆえに。

    一度生まれたトレンドは、『反転』するよりも『継続』する確率が高い。

    『トレンドの反転』を血眼になって探すよりも。
    現在ある『トレンドの継続』に乗るほうが、期待値が高い。

    これが、トレンドフォロー戦略の根幹にある考えです。


    迷った時こそ、トレンドフォローは強い

    迷っているということは。
    相場に参加する他のみんなも、迷っているはずです。

    見極めるのが難しい局面は、疲れます。
    脳が省エネに走ります。
    こうなると、人は現状維持という判断に逃げ込みます。

    よって。

    判断が難しい局面ほど、現状維持、つまり、トレンドが継続する見込みが高いのです。


    下落相場でも、トレンドフォローは強い

    トレンドフォローの大原則に従うと、下落相場では買えません。
    しっかりと上がったことを確認するまで、待ちとなります。

    ところで、過去、本当に大きく上がった銘柄の、週足チャートを再確認してみてください。

    下落の真っただ中で、無理して買う必要、ありましたか?
    上がったことを確認してから買っても、十分に儲かっていませんか?

    本当に大きく上がる銘柄は、上がってから買っても、全然間に合うのです。


    株価が動くのは『価値』が変わったから

    株式の最大の特長は、ボールペンや缶ジュースと違って、価値が大きく変化することです。

    価値が固定している『モノ』と、価値が変化する『株式』は本質的に別物です。

    『株価は、いずれ元の価格に戻ってくる』
    この前提が、そもそも完全に間違っています!!

    株式の価値が上がったならば、株価は元に戻らない方が普通です。

    とはいえ、いきなり100人がいっせいに値付けを変えたりしません。
    ひとりが「価値が変化した!」と判断しても、資金には限界がある。
    これは、エントリーやポジションサイズに上限制約がある機関投資家とて同じです。

    よって、価格の変化には、一定の時間が必要となります。


    株式は、モノと違って『固定の定価』がなく、変化する。
    その変化には、一定の時間がかかる。
    その過程で、『トレンド』が生まれる。

    トレンドとは、新たな価値に値段をつける合意形成を意味します。

    ファンダメンタルの観点からも、株価の『トレンド』は説明可能な現象です。


    他の5大ルールとの共存

    復習です。
    この5大ルールは、『迷ったときに使うルール』です。

    迷いに抗う『不思議な自信』があるならば、それが一番良い投資です。


    これは、迷ったときに使うルール。
    となると、ルール同士がぶつかり合い、さらに迷いを深めると困ります。

    例えば、以下の2つはぶつかりやすいです。

    1.迷った時点で、無理にトレードしない。
    3.上がっていれば買い、下がっていれば買わない。

    ここで、重要なルールの補足があります。

    ルール番号の若い順番から、重視します。

    「コレ、上がってるのかなぁ…?えぇ〜、焦るぅ~~!😟💓」
    「下がってる?…😰?うーん、もうわかんないよぉ〜😫💦」

    はい。ならば『1.無理にトレードしない』です。


    1.迷った時点で、無理にトレードしない。
    2.損が出ていれば売り、利が出ていれば売らない。

    これで迷ったならば『1.無理にトレードしない』です。


    「🥺えっ、損切りしなくていいの…?やったぁー!このルール大好きっ😍」

    違います。

    わたしの場合は、保有期間を削ることが一番の課題だから、この順番が良いのです。人によっては、このルールは危険です。損切ができない人は、ルール2を最重要ルールにすべきです。

    ぜひ、自分だけのルールを考えてみてください。


    テクニカル分析は、トレンドをとらえるために存在している

    移動平均線、MACD、レジスタンスライン、サポートライン。
    実はボリンジャーバンドも。

    テクニカル分析の歴史は、『トレンド』を捉える歴史といっても過言ではありません。


    テクニカルから、これだけ支持されている。
    ファンダメンタルからも、発生に根拠がある。
    動物の行動科学に裏打ちされている。
    下落局面、判断が難しい局面でも強い。


    迷ったら『トレンドフォロー』です。


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