
なぜママが「気分よくいること」が大事なのか?障害児育児で気分が下がる理由
前回の記事で、障害児ママは「気分よくいること」が大事だということに少し触れました。
とはいえ、子育てしていると日々いろんなことが起こるので、いい気分でいられるときばかりではないですよね。
一日のうちでも、気分ってコロコロ変わるもの。
朝起きて「はぁ~、また忙しい一日が始まる」とため息をつく時の気分、子どもをバタバタ送りだす時の気分、家族を送り出して一人でやっとコーヒーを飲むときの気分…
など、いつも一定で保たれているわけではありません。
でも、実はその「自分の気分(感情)」には幸せに生きるための《鍵》が隠されているんです。
頑張りすぎなくても「気分よく生きる」だけで、子育ても人生もうまくいくようになります。
ということで今回は、
・なぜママが「気分よくいること」が大事なのか?
そして、
・障害児育児で気分が下がるのはなぜなのか?
ということを考えていきますね。
障害のある子を育てていると、
「なんでそんなことするかなぁ…(トホホ)」
という、突拍子もないことをすることがよくあります。
例えば我が家のダウン症&重度知的障害の三女(小4)は、最近、家じゅうのコンセントカバーを剥がしてしまい、差込口がむき出しになってしまっています。
まさに「なんでそんなことするかなぁ…(トホホ)」案件です。
これに限らず、小さいころから今まで、それはもういろんなトホホ案件を積み重ねてきました。
そのたびに、
「あぁ、なんでこの子はこうなんだろう…」
「しんどいなぁ…」
と気分が下がるわけなんですが、三女の衝動的な行動にはもう慣れたので、たいていのことは「まぁ、仕方ないよね」と思えています。
でも、やっぱりメンタルが落ちているときやワンオペで疲れているときなんかは、そこからさらに深みにはまってしまい、
「もう、なんで私ばっかりこんなに大変なの!」
「誰も助けてくれない…孤独だ…(泣)」
「こんなの一生続くの?(絶望)」
など、もう一生救われないんじゃないかレベルまで気分が悪くなることがあるんですよね。
これ、障害児ママあるあるなんじゃないでしょうか?
でも、実はこれ、自分がネガティブな性格だからとか、落ち込みやすい性格だからとか、子育てに向いてないから、というわけではなかったんです。
私は、気分が下がるときというのは、
「現実がダメだから」でも
「自分が未熟だから」でもなく、
本来の自分の感覚と、今の考え方が少しズレているサインだと思っています。
真実ではないことを真実だと思い込んでいるとき、私たちは「嫌な気分」を感じるようにできているんですね。
つまり、「そっちじゃないよ」「そうじゃないよ」と宇宙がお知らせしてくれている警告音みたいなもの。
カーナビも、本来の道順とちょっとズレて間違った方向に曲がった瞬間、「左です」「右です」とナビがお知らせしてくれますよね。
でも私たちが道を間違ったとしてもナビは
「なんでそこ右行くのですか?ありえないです」とか
「左に曲がらないあなたはおかしいです」なんて否定しないですよね(笑)
ただ、機械的にお知らせしてくれているだけ。
ダメ出しではなく、単なる「お知らせ」です。
それと同じで、私たちが本来の自分とズレているときには、《嫌な気分》という感覚によって、「そっちじゃないよ~」と宇宙がお知らせしてくれているのです。
ズレているからといって、ダメなわけじゃない。
ただ、「そう考えるとしんどくなりますよ~」とお知らせしてくれているだけです。
先ほどの例で見てみると、
・自分だけ大変な目に遭う、私はダメな人間だ
・自分には助けがない、私は孤独だ
・この苦しみは一生続くものだ
↑
このような考え方は本来の自分的には「真実じゃない」こと。
なのに、それを真実だと思いこんでいるから気分が悪くなっている、ということなのです。
本当は自分はもっと幸せに生きていいし、ダメな人間ではないし、助けてもらってもいい存在で、一人じゃなくて、この苦しみがずっと続くわけではない。
障害児育児って、もしかするとこんな風に、
「本当はそうじゃないけど、そう思い込んでしまいがちなこと」が多いゆえに、気分が悪くなりがちなのかもしれません。
たとえば、
・この子は幸せに生きられない
・この子はきっと一人になってしまうだろう
・この子がいるから兄弟に寂しい想いをさせてしまう
・この子は世間に受け入れられない
・私はこの子を幸せにできない
…書いているだけで気分が下がりそうですが、
これらは決して真実ではなく、私たちがこのようなことを「信じて」しまっているだけなんですね。
そして、私たちは、わざわざ「気分が悪くなる証拠集め」をすることがあります。
・あの子に比べて、うちの子は××で…
・普通より○○が遅くて…
・今から△△をしないとまずい
そんな風に、わざわざ気分が悪くなる情報を自分から取り込んで、苦しくなってしまうことはないでしょうか。(私もあります)
たいてい、「だからうちの子は(私は)ダメなんだ」という自己否定につながります。
そしてますます気分が下がる…という悪循環。
これはキツイですよね。
その逆に、本来の自分と一致しているときは、「いい気分」という感覚を受け取ります。
これは、すごくハッピーな気分!というより、「あぁ、それでよかったんだ」「間違ってないんだ」という、安心してホッとする感覚です。
そんな風に「いい気分」でいるときは、流れに身を任せるだけで宇宙が追い風を吹かせてくれているので、力まなくても物事がスムーズに進みます。

そして、嫌な気分のときは、流れに逆らっている時。
わざわざ川の流れに逆走していたら、労力がかかりますよね。
船を漕いでも漕いでも、向かい風でなかなか前に進まない、苦しい…みたいな状態です。

とはいえ、障害児育児をしていると、気分が下がりやすいのは、ある意味とっても自然なことだと思います。
・先の見えなさ
・周囲との違い
・「ちゃんと育てなきゃ」という無言の圧
こうしたものが、知らず知らずのうちに視点を下げ、気分を重くしてしまうからです。
なので、そんな障害児ママに私が伝えたいのは、
「今、私はどんな気分なんだろう?」
と、一瞬立ち止まってみるということです。
その情報、気分いいの?
その言葉、気分いいの?
その考え、気分いいの?
そうやって気づくだけでも、子育ても人生も、少しずつ流れが変わります。
ということで、今回は障害児ママが陥りがちな「気分の悪さ」について私の考えを綴ってみました。
またこのような視点での障害児育児のお話を書いていきますね。
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