
IT未経験の文系公務員が、最初の一歩に「Python」を選んだ理由【Python3エンジニア認定基礎試験_概要編】
前回の自己紹介記事では、未経験から一念発起し、1年半で「情報処理安全確保支援士」まで辿り着いた経緯を書きました。
「で、結局何から始めたの?」
その答えが、今回ご紹介する「Python3 エンジニア認定基礎試験」です。
文学部出身でIT未経験の私が、なぜこの試験を選んだのか。そこには、ある「直感」と「戦略」がありました。
1. 当時の私:Excelが触れるだけの「普通の公務員」
挑戦を始めた2年前、私はITとは全く無縁の部署にいました。
当時のステータスを正直に明かすと、こんな感じです。
職種: 一般行政職(いわゆる事務屋)
ITスキル: 普通のExcel操作ができる程度
プログラミング知識: 「Python」という言葉は聞いたことがあるけれど、中身は謎。「プログラミングって何? おいしいの?」という状態。
そんな「圧倒的な非専門家」だった私が、なぜいきなりプログラミング資格を目指したのか。
2. すべてはYouTubeの「2週間」という言葉から

きっかけは、たまたまYouTubeで見かけた動画でした。
「未経験から2週間で資格が取れる」
正直、「そんなに甘くないだろう」と思いつつも、当時の私はキャリアの停滞感を打破する何かを必死に探していました。さらに調べてみると、Pythonについて魅力的なキーワードが次々と出てきます。
人気ナンバーワン言語: 世界中で最も使われていて、学習リソースが豊富。
AI(人工知能)開発に強い: 今をときめくChatGPTなどの技術の裏側にはPythonがある。
「AIアプリとか作れたら、かっこいいかも」、「エンジニア認定•••なんてプロっぽい」
そんな、IT音痴の文系人間らしい「直感」が私の背中を押しました。安直ですが侮るなかれ!「かっこいい」は、勉強を始める最強のモチベーションになります。
3. そもそも「Python」って何?

プログラミング言語にはたくさんの種類がありますが、Pythonには大きな特徴が2つあります。
読みやすくて書きやすい: 他の言語に比べて文法がシンプルで、英語に近い感覚で読めます。まさに文系向け。(後の試験勉強中に必ず触れる「コンパイル不要なインタプリタ言語」というやつです。)
汎用性が異常に高い: Excel作業の自動化から、本格的なデータ分析、AI開発まで、これ一つで何でもできてしまいます。
「公務員の仕事(事務作業や統計)」と「最先端のAI」を繋ぐ、まさに魔法の杖のような言語なのです。
4. 「Python3 エンジニア認定基礎試験」の概要

そんなPythonの基礎力を証明してくれるのが、この試験です。
「かっこいい」という直感で選んだこの試験ですが、調べてみると非常に「最初の一歩」に適した設計になっていました。この試験は、Pythonの基礎知識を問うもので、プログラミングの「いろは」を学ぶには最適です。
試験名: Python3 エンジニア認定基礎試験
認定団体: 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会
出題範囲: 主にオライリー・ジャパン『Pythonチュートリアル』
問題数: 40問(すべて選択式)
合格基準: 70%以上(1000点満点中700点以上)
受験料: 10,000円(税別) ※学生は半額
試験方式: CBT方式(全国のテストセンターで好きな時に受験可能)
難易度: 初心者の登竜門。基礎の基礎を問われるため、独学でも突破可能。
5.結び
「2週間で取れるなら、やってみよう」
そんな軽い気持ちで始めた挑戦が、後に国家試験の最高難度まで続く長い道のりの第一歩になるとは、当時の私は知る由もありませんでした。
次回は、文系脳の私が具体的にどうやって10日間(30時間)を捻出し、どんな教材を使って合格したのか、その手の内をすべて公開する【勉強法編】をお届けします。