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50代数学教師【数学編05】確率と時間の流れ。「残り物に、福は…?」

    ナレ
    「この物語は、50代数学教師 fibo が定年後のキャリアを考え、相棒AIたちと奮闘するリアルタイムのお話です。
    今回は【数学編】。数学嫌いな人にこそ、是非!!」


    こんにちは、fibo(ふぃぼ)です。

    掛け算って、
    ひっくり返しても答えは同じ
    ですよね。

    でも、「確率の掛け算」の場合、

     数は同じでも、意味が違う

    って知ってましたか?

    ■時間の流れ

    例えば
    「10本中、当たりが3本のくじ」を
    アムロくん、
     ブライトさん
      の順で1本ずつ引くとき、
    (引いたくじは、元に戻さない)

    考えられるケースとその計算は、
    つぎの4通りです。
    ケース1【アムロ 当たり ブライト 当たり】
            310×29=690 \dfrac{3}{10} \times \dfrac{2}{9}= \dfrac{6}{90}
    ケース2【アムロ 当たり ブライト はずれ】
            310×79=2190 \dfrac{3}{10} \times \dfrac{7}{9}= \dfrac{21}{90}
    ケース3【アムロ はずれ ブライト 当たり】
            710×39=2190 \dfrac{7}{10} \times \dfrac{3}{9}= \dfrac{21}{90}
    ケース4【アムロ はずれ ブライト はずれ】
            710×69=4290 \dfrac{7}{10} \times \dfrac{6}{9}= \dfrac{42}{90}

    ここで、注目してほしいのが、
     ブライトさんの分母は「9」
    ということです。

    メタン「え? 当たり前でしょ?
        アムロくんが1本引いてるんだから」

    そう!
     それこそ「時間の流れ」!

    アムロくんの確率が先にあって、
     その後にブライトさんの確率を考える!

    メタン「(確率A)×(確率B) のときは、
        まず Aで、その後 B!
        これが時間の流れだぁ」

    「アムロくん  当たる」を AA
    「ブライトさん 当たる」を BB
    と書くと、
    二人とも当たる確率 P(A∩B) P(A∩B)
    はこんな式になります。

        P(A∩B)=P(A)×PA(B) P(A∩B)=P(A) \times P_A(B)

    メタン「まず、P(A)でアムロ当たり。
        その後に、
        ちっちゃく付いてる A が
        『アムロが当てた…その後に』
        っていう意味だね!」

    その後に「ブライトも当てる!」
    ってこと。

    ■残り物には福はある?

    さて、
    アムロくんが当たる確率はいくつ?

    メタン「そりゃ、310 \dfrac{3}{10} でしょ!」

    そうね。
    じゃあ、
    ブライトさんが当たる確率は?

    メタン「ケース1とケース3を
        足せばいいから…」

    ケース1【アムロ 当たり ブライト 当たり】
           310×29=690 \dfrac{3}{10} \times \dfrac{2}{9}= \dfrac{6}{90}
    ケース3【アムロ はずれ ブライト 当たり】
           710×39=2190 \dfrac{7}{10} \times \dfrac{3}{9}= \dfrac{21}{90}

    なので、「ブライトさんが当たり」の確率は
                        690+2190=2790=310 \dfrac{6}{90}+ \dfrac{21}{90}= \dfrac{27}{90}= \dfrac{3}{10}

     メタン「やっぱり、310\dfrac{3}{10}!」

    3人目にも引いてもらおう!
    誰が引く?

    メタン「アムロ(A)
         ブライト(B)だからぁ…
           赤い彗星(Char)!!」

    赤い彗星さんが当たる確率も 310\dfrac{3}{10} です。

    (計算は3倍のスピードで省略)

    メタン「何番目に引いても
        当たる確率は同じなんです!」

    つまり…

    残り物に、福は…ない!

    メタン「あくまでも、
          数学的にはね!」

    ■追記

    fibo「そういえば
      昔、先生になりたての頃に、
      この話とつながる
      面白い話があったなぁ…」
    メタン「え!何なに!
        教えて下さい!」
    fibo「ん~。
      追記だと書ききれないから
      次の【昔話編05】でね!」
    メタン「楽しみーー!」

    fibo「今日のテーマ
        確率の『時間の流れ』
       
    が分かっていると、その後に習う
        『条件つき確率』
       
    もスッキリ整理できるんだよね!
       つまり、これを3つのタイプに…」
    メタン「すと~~~っぷ!
        先生、そのネタは次回の
        【数学編06】
        でまた熱く語りましょう!
        ワクワクするぅ!!」

    おしまい

    次回は、追記でもふれた【昔話編】!
    (↓リンクはこちら)

     
     

    fibo

     
     
    現役の50代数学教師です。 定年後の「+α」を探して、 キャリアコンサルタント資格に挑戦中。 相棒AIたちと一緒に、一歩ずつ進む様子を リアルタイムで書いています。 脱線もいっぱいしてます(笑)。

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