
9月の株主優待、「権利確定日」を月末だと思っていませんか
記事14では、2026年9月に権利確定を迎える優待銘柄を紹介しました。ただ、「権利確定日=月末だから、月末ギリギリに買えば間に合う」と思っていると、実は優待をもらい損ねます。
楽天証券が2026年8月31日に出した9月末決算銘柄に関する注意喚起によると、2026年9月の日中取引では、権利付き最終日は9月28日(月)、権利落ち日は9月29日(火)、権利確定日(月末)は9月30日(水)とされています。優待や配当をもらう条件を満たすには、月末の9月30日ではなく、2営業日前の9月28日までに株を買っておく必要があります。
なぜ「2営業日前」に買う必要があるのか
株を買った日(約定日)と、実際にその株の所有者として名義が確定する日(受渡日)は同じではありません。日本取引所グループの解説によると、株式の受け渡しは2019年7月16日の約定分から、約定日の2営業日後(約定日を含めて3営業日目)に行われる仕組み(いわゆるT+2)になっています。
つまり、9月30日(水)の時点で株主として記録されるためには、そこから2営業日前にあたる9月28日(月)までに買っておく必要があるということです。9月29日(火)に買っても、受渡しが完了するのは10月にずれ込むため、9月分の優待・配当の権利は得られません。
なお、楽天証券の同じ注意喚起では、夜間取引(PTS)を使う場合、9月25日(金)の夜間取引セッションが権利付き最終日に前倒しになる点にも触れられています。PTSの取引時間帯は証券会社によって異なるため、夜間取引で買付する予定がある人は、日中取引とは別のスケジュールになる点に注意が必要です。
9月の重要日程まとめ
権利付き最終日(この日までに買う):9月28日(月)
権利落ち日(この日に買っても間に合わない):9月29日(火)
権利確定日(月末):9月30日(水)
夜間取引を使う場合の権利付き最終日:9月25日(金)
直前にチェックしておきたいこと
記事14で紹介した銘柄を含め、狙っている優待銘柄の必要株数を満たしているか、証券口座の保有株数を確認する
買付に必要な資金が口座に入金されているか確認する
貸株サービスを利用している場合、権利確定日をまたいで株を貸し出したままだと、優待・配当の権利を受け取れない場合があります。記事15で紹介した通り、優待狙いの銘柄は貸株設定を事前に解除しておくと安心です
氏名・住所の登録情報が最新になっているか確認する(記事15参照)
まとめ
2026年9月の権利確定日(月末)は9月30日(水)
優待・配当をもらうには、2営業日前の9月28日(月)までに買っておく必要がある(権利付き最終日)
9月29日(火)に買っても、その優待・配当の権利は得られない(権利落ち日)
夜間取引を使う場合は権利付き最終日が9月25日(金)に前倒しになる
もちろん、権利付き最終日は月によって曜日の並びが変わるため、この9月の日程がそのまま来月以降にも当てはまるわけではありません。毎月、証券会社が出す案内で確認する習慣をつけておくと安心です。
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