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家庭料理にプロのような技術はいりません。必要なのは知恵と愛情です。│ウー・ウェン◀ハッピーライティングマラソンお題#67|本の中で、ずっと心に残っている言葉はありますか?




    こんにちは🌞
    本日も数ある記事の中から
    目を留めていただき、ありがとうございます。



    今回も、本田健さん主催の「ハッピーライティングマラソン」のお題に応えていきます。今週のお題は「何度も読み返した本は、ありますか?」です。


    本の中で、ずっと心に残っている言葉はありますか?

    「家庭料理にプロのような技術はいりません。
    必要なのは知恵と愛情です。」

    『料理の意味とその手立て』ウー・ウェン



    僕は、毎日「なつ」のお弁当を作る。

    と言っても、大したものは作れない。

    今日も、昨日の晩ご飯に「なつ」が
    作ってくれた残りものを入れている。

    食べ物を大切にしたいから、
    僕は残りものを優先して、お弁当を考える。

    今日も僕は休みで、「なつ」を車で送る。

    車の中で「なつ」が、
    「今日は何するの?」と聞いた。

    「予定は特にないよ」と答えると、
    「じゃ、noteでもやってれば」と返ってきた。

    最近の僕のnote熱に、少し嫌味が混ざっている。
    「はいはい」と思いながら、
    僕は「なつ」を送り届けた。

    そのあと、いつものように
    お弁当のことを考えていたら、
    ふと、昔の言葉を思い出した。

    ずっと心に残っている言葉がある。
    ここ数日、その記憶をたどっている。
    でも、誰の言葉だったのか。

    しっくり来なくて、
    僕の読書ノートやらWEBサイトを検索。
    今日も、モヤモヤしていた。

    ふと、ひらめいた。
    もしかしたら、松浦弥太郎さんではないか。

    調べてみると、やっぱりそうだった。
    松浦さんがウー・ウェンさんから
    この言葉を聞いたのは、15年ほど前。
    そして僕がこの言葉を知ったのは、
    7年ほど前だった。

    「家庭料理にプロのような技術はいりません。
    必要なのは知恵と愛情です。」

    『料理の意味とその手立て』ウー・ウェン


    でも、ここで僕の記憶が、
    もうひとつ混ざっていた。

    12年ほど前に遡る。
    遥(はるか)が亡くなり、
    高校2年生だった娘の弁当と、
    自分の弁当を作り始めた。

    旬の素材を活かす。
    できるだけ地元のものを使う。
    それが、娘にも、自分にも、
    自分の仕事にも、地域社会にも、
    つながって、小さくても役に立っている。
    そう信じていた。

    娘が学校でちゃんと食べられるように。
    一日を元気に過ごせるように。

    クラスメートと見せ合いや
    おかず交換をしても
    恥ずかしくないように。

    僕なりに考えて、作った。

    やがて娘は高校を卒業した。
    無事に卒業してくれて、
    僕の弁当作りも、ひとまず一段落した。

    「家庭料理とは、外でお金を出しても食べれない料理です。」

    松浦 弥太郎

    そう。
    部活や勉強で疲れている。

    そんな家族に、
    家では身体や心が休まる料理を作る。
    身体と心が必要としているものを考えて作る。
    それが本当の家庭料理。

    僕は、身をもって
    そのことを噛み締めることができた。


    いま、再婚して
    「なつ」のお弁当を作るようになった。

    そして、今も毎朝作っている。
    卵を焼く。
    ご飯を詰める。
    その日にあるものを入れる。

    大した料理ではない。
    でも、雑にはしない。
    今日もちゃんと食べられるように。
    今日も一日を過ごせるように。
    そんなことを考えながら、弁当箱に詰めていく。

    考えてみれば、
    僕はずっと同じことを
    しているのかもしれない。

    娘のときも。
    「なつ」との「いま」も。

    一緒に暮らすということは、
    特別なことではない。

    豪華な料理を作ることでもない。
    完璧な家事をすることでもない。
    毎日の小さなことを、少しだけ丁寧にする。

    相手のことを考える。
    自分のことも、ちゃんと考える。
    そして、できることをやる。

    僕は、
    一緒に暮らすという意味は、
    まさにこの言葉に集約されている
    と思う。

    「家庭料理にプロのような技術はいりません。
    必要なのは知恵と愛情です。」

    『料理の意味とその手立て』ウー・ウェン

    一緒に暮らすのに、「技術」はいらない。
    必要なのは、「知恵」と「愛情」。

    だから、僕は娘の弁当を作り続けた。
    そして、「なつ」の弁当も作り続けている。



    最後まで
    お読みいただきありがとうございます。



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    🎈妻との死別を二度経験し、三度目の結婚。「幸せとは何か」を問い続けています。苦しかった日々も何気ない毎日も人生の1ページ。そこで見つけた小さな気づきを綴ります。これからの人生を自分らしく歩む人へ、エールを贈ります。 🟢フォロバ100%│note実験室📖│言葉でつながる仲間募集中😊

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