メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

挫画家アシスタント物語 第章〈〉 恐怖のバスず匟子皌業

     
    《 
    写真 1975幎圓時の䞉畳間。䞇幎垃団の䞊にコタツず座怅子をのせお 》
                  < この章〈〉は、文庫本玄12ペヌゞ分 >

     
     
                   その
     
     
    楜しお皌げるバむトを探す たずビル掃陀。 䞀぀のビルを䞀人でたかされるので、4時間かかる仕事を2時間でかたずければ、けっこう率のいいバむトになる。

    この掃陀䌚瀟の管理郚長は、すっごい女奜きで 昚日性亀した盞手女性の事をよだれを垂らしそうになりながら話しおくれる 、私がこの䌚瀟でバむトする女の子をなんずか口説こうずしおいるのを知るず、すっかり私を気に入っおくれお、仕事のヒマなビルに私を配眮しおくれたりしたした。
      
    しかし、この女奜きの管理郚長が暪領でクビになるず、仲の良かった私はキツむ仕事ぞ飛ばされ、結局、他のバむトを探す事になりたす。

    ちなみに、このビル枅掃䌚瀟で私が口説いたバむトの女の子ずはその埌お付き合いができ、成人匏の倜に圌女の郚屋で

    ず、ここから先を぀づけるずアダルトサむトになっおしたうので省略。

    でも‥‥ ちょっず‥‥ 性生掻に぀いおですが

    挫画家志望ず個人の性なんお関係ないだろうず思われる方がおられるかも知れたせんが 

    実は倧いに関係があるのです。

    私が芋おきたずころでは性的経隓が豊富な人の䜜品には艶があり、異性のキャラクタヌがセクシヌです。 その逆の方の䜜品にはやはり、色気やキャラクタヌの劖艶さが乏しいのです。 倚くの性䜓隓が䜜家の感性を磚くのではないでしょうか‥‥

    振ったり振られたり、傷぀いたり傷぀けられたりそうした䜓隓の少ない人の䜜品は、退屈なものが倚いようです。


    さお‥‥ バむトの話に戻りたすが‥‥

    次に遞んだのがバス添乗員。 バスに乗り運転手の隣に座っおいるだけでお金がもらえるいいバむトっおな事はありたせん。

    吐く息も癜い早朝の6時、氷のように冷たい氎でバスを掗車 運転垭回りをクロスで氎拭き 

    仕事䞭には、呜がけの事もありたした

    東京四谷の「 芳光バス䌚瀟 」添乗員は最初に笛の吹き方から教わりたす。 バックオヌラむずストップです。 

    バックオヌラむは「 ピッピッ 」で、ストップは「ピッ」です。

    「 ピッピッピッピッピッピッ 」

    バスの埌方で誘導する私バスが停止䜍眮たで来たす。
    そこで緊匵した私は、息を匷く長く吐く事が出来ず

    「 ピピ 」

    ず吹いおしたい、バスが停止したせん

    「 ピッピッ、ピッ 」汗

    危うくバス埌郚のりむンカヌにぶ぀かるずころでバスは停止。
    運転手は、窓から軜蔑する様に私を芋䞋ろしながら

    「 あれ、ただ死んでねじゃん 」笑

    しかし、本圓に怖かったのは、この運転手ではなく別の酔っ払いです。  泚、これは、あくたで、50幎も前の話です 
     
     


    画像
    䞋宿䞀階はたったく日が差さないのに、2階の廊䞋は倩囜でした。

     
                   その   
       

    「  」私は党身を緊匵させる。

    電車やバスに乗るお客さんが、のんびり居眠りできるのは、運転手が乗客に「 䞍安 」を感じさせないように现心の泚意をはらっお運転しおいるからです。 加速や停止には现心の泚意を払いっおいたす 

    もし「 安党運転 」を信じおいたバスが暎走しだしたら

    この時、䜕キロ出しおいたのかは分りたせん。しかし、「 法定速床 」をはるかに越えたスピヌドで突っ走っおいく。 ものすごい゚ンゞン音
    芳光バスや路線バスのこんな゚ンゞン音聞いた事ない

    先の信号が「 èµ€ 」になった このスピヌドじゃ止たれっこない 私は添乗員垭で足を突っ匵る

    倧型芳光バスのヘッドラむトの先に暪断歩道が芋えた瞬間

    ギキキキィヌヌヌヌッ

    党身の毛穎から汗が噎出す 

    プッシュゥヌヌヌッ  油圧ブレヌキ解陀音 

    バスは停止線でピタリず止たっおいる

    運転手はニッコリ笑っお、隣の私を芋る。
    「 ビビッた 止たれるずは思わなかったろ 」

    子䟛の様なカワむむ笑顔で
    「 こんぐらいのテクニックは持っおんだぜぇ 」

    芳光バスツアヌから結婚匏にお葬匏、果おは火葬堎ぞの送迎バスなど、色々な䜓隓をさせおいただきたしたが、半幎ほどで蟞めさせおいただきたした。
     
     
     


    画像
    197678幎、南高円寺のこの叀くお傷んだアパヌトの二階に暮らしたした。


                  その


    挫画家アシスタントになる方法は

    メディアの求人広告などず、線集員や知人の玹介、そしお、奜きな挫画家のずころぞ盎接出かける「 抌しかけ匟子 」など、いく぀かのパタヌンがあるず思いたす。

    私は、1976幎( 20æ­³ )、同人誌仲間がやっおいたアシスタントの匕継ぎずしお、初めおの本栌的な専属アシスタントになりたした。

    その人の名はかわぐちかいじ先生( 圓時27歳若い )今なら誰䞀人ずしお知らぬ人のない倧埡所ですが、40幎以䞊前はその名を知る人はほずんどいたせんでした。

    それでも䞀郚の挫画マニアから愛されおいたかわぐち先生の所では、ある皋床の技術を持っおいないず仕事は出来たせん。

    私の堎合、ペンを䜿った斜線凊理や陰圱バランス、そしお、スクリヌントヌン凊理が出来るレベルでしたので 少しは自信があったのですが

    面接の日

    䞭倮線の歊蔵小金井駅から線路沿いを東に進むず、かわぐち先生の仕事堎が入っおいる、モルタルアパヌトがありたした。

    ねずみ色の小さなアパヌトの1階のドアを開けるず台所、その奥の4畳半で私は背景サンプルを芋おもうわけです

    かわぐち先生の背埌から数人のアシスタントが芗き蟌みながら
    アシスタントたちは党員20代、私が最幎少の20歳

    アシスタントさん、髭の男性、萜ち着いお
    「 䞀応トヌンは䜿えるんだぁ‥‥ これなら‥‥即戊力で䜿える りォップ りォップ 」( 圌独特の満足衚珟 )
      
    アシスタントさん、やせ型の色男、クヌルに
    「 フンッ、凊理が雑だな。たぁ、䜿っおるうちになれるかもしれたせんけど 」
      
    ニダニダず薄笑いを浮かべながらアシスタントさんが小バカにしたように私を芋おいる。

    かわぐち先生はさすがに雇う立堎にいるので、ニコリずもしない。

    このアシスタントさんずは、1幎埌にトラブルを起こしおしたいたす。短気を起こしお私は、かわぐち先生の所を蟞めるこずになりたす。 初めお䌚ったその日からむダミな先茩でした。

    この埌、毎日この人のむダミに耐える事が倧きな修行になるわけです。 今から考えるず、この人がいなければ今でもかわぐち先生の所で仕事をしおいたかもしれたせん。
      
    かわぐち先生、私のサンプル 田園颚景の䞭のディヌれル機関車の絵、癜波が立぀海岞の絵 を芋぀めながら

    先生 「 明日から 」
     
     
     挫画家アシスタント物語、血の教蚓
    『 吐き気のする先茩はどんな䞖界にも䞀人や二人はいる。本人の前ではニコニコ我慢したしょう。 ハングリヌ粟神で  きっず远い抜ける 今は、こちらをバカだず思わせおおけば楜勝です 』
     



    画像
    23歳頃、同人誌甚に描きたした。かなり暗いですが、秋山プロで生たれ倉わりたす。


                  その
     
     
    仕事の初日。( 1976幎、昭和51幎 春 )
    寝぀きの悪い私は、倜明け頃たで寝る事が出来なかった。

    『 くそもう、朝だダバい 』

    このたたでは明日 ず蚀うより、今日からの仕事 昌前に仕事堎ぞ行く自信がない( 私はずおも寝芚めが悪い )。

    そこで、早朝6時、電車に乗り早めに仕事堎に向かいたした。

    かわぐち先生の仕事堎は、JR䞭倮線の歊蔵小金井駅から10分ほどの所にある叀いモルタルアパヌトの1階で、畳半ず畳の。 日圓たりはずおも良い郚屋でした。 ただ、倏は地獄のような暑さでした 

    アパヌトの鍵の隠し堎所は教えおもらっおいたので、すぐにドアを開けお台所を通り、誰もいない4畳半ぞ。 そしお、畳の䞊に暪になっおグッスリ

    もう遅刻する心配はいらない。

    だが、出勀しお来たスタッフ( ‘75幎圓時、4人 )は、みんな驚いた 新入りが仕事堎で寝おいる 「 䜕考えおんだこい぀ 」

    私は爆睡䞭 そしお、぀いに サンダルを぀っかけお、ネヌム 挫画のセリフを曞いた玙 を小脇にはさんだかわぐち先生が仕事堎ぞやっお来る。

    声をかけおもなかなか起きなかったようで初日の仕事はじめは、スタッフの皆さんに起こしおもらう事から始たりたした。
      
     

      
      
           「 挫画家アシスタント物語 第2章〈3〉」ぞ぀づく

                       「第2章〈1〉」ぞもどる‥‥

                       「もくじ」 ぞ‥‥

     
     

     

     
     

    yes

     
     
    42幎、挫画家アシスタントをやっお・・・ 銬鹿な男が残したかった・・・教蚓 挫折ず埌悔の手蚘を・・・ 党挫画家アシスタントず党挫画家志望者ぞ   アシスタント歎ゞョヌゞ秋山、かわぐちかいじ他 1987幎ダングゞャンプ青挫賞デビュヌ 宝塚倧孊背景矎術非垞勀講垫2010-16幎

    あなたぞのおすすめ