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長月の二十四節気「白露・秋分」|醤油麹で味わい深い『我が家の定番きんぴらごぼう』

    七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気のそれぞれ15日間をさらに5日ごとにわけて、季節の変化、動植物の変化をより知ることができるものです。

    忙しく日常を送っていると、あっというまに日々が過ぎ去り、5日間ごとの区切りを意識して暮らすのは、とても難しいことのように感じます。
    けれど、この七十二候の節目を手帳に書き込んだり、カレンダーに印を入れて過ごすと、旬のものや植物、空、風の動きに敏感になり、季節の変わり目の匂いもわかるようになります。

    二十四節気と同様、もとは七十二候も古代中国で作られましたが、七十二候は日本の気候風土に合うように何度も改訂されてきましたので、私たちの生活の中で、時の流れの兆しを読み取りやすくなっています。

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    photo/wikimedia commons

    【白露】

    9月7日から  
    初候「草露白 くさのつゆしろし」 
    草に降りた露が朝方に白くキラキラと光って見えるころ。古くから美しい呼び方で、「月の雫」ともよばれています。

    13日から  
    次候「鶺鴒鳴 せきれいなく」   
    水辺で鶺鴒の鳴き声が聞こえてくる頃、神話から「恋教え鳥」と言われています。
    尾を上下に振る仕草が特徴で男女の神が結ばれるのを教えた鳥と言われています。

    18日から  
    末候「玄鳥去 つばめさる」    
    春に日本にやって来て子育てをしたツバメが暖かい南の国へと帰っていくころ。

    【秋分】

    23日から 
    初候「雷乃収声 かみなりすなわちこえをおさむ」
    夏の間に鳴り響いていた雷の音が収まるころ。
    空は、入道雲から秋の雲に変わります。

    28日から 
    次候「蟄虫坏戸 むしかくれてとをふさぐ」
    春の「啓蟄」に戸を開けて、外に出て来た虫たちが巣ごもりの支度をはじめ、土の中にこもるころ。戸をふさぐという表現が好きな候です。

    10月3日から 
    末候「水始涸 みずはじめてかるる」
    稲の収穫が最盛期を迎えます。田んぼの水を抜き、稲刈りの準備に入ります。

    日中は、まだ残暑が続いていますが、朝晩は冷えて、日ごとに秋が深まっていきます。

    気温の差が激しく空気が乾燥し、肺に負担がかかりやすい時期に入るので、濡れたタオルを1枚部屋にかけておくだけでも、肺を労わることになります。

    秋の実りの今、今年もあと残り3ヶ月半近くになった日々を振り返り、今年自分の中に何が実り、何が芽吹いたのかを想いめぐるのも、秋の夜長の楽しみかと思います。

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    photo(C)Nobuya Fuke

    きんぴらって江戸時代の古浄瑠璃で人気だった金太郎の息子の名前、「金平」が由来だとか。
    強くて丈夫という意味があるらしいです。
    我が家は、牛蒡をささがきにしてごま油で炒め、甘辛く味付けしたもので、お弁当の定番!
    「牛蒡をクルクル回しながら鉛筆を削るようにね」と今も隣で母の声が聞こえてきそうです。

    材料とレシピ
    ごぼう…200g
    にんじん…50g
    ごま油…大1
    醤油麹…大1と1/2
    きび糖…大1
    味醂…大1
    赤唐辛…少々

    1. ごぼうは包丁の背で皮をこそぎ、取り水をはったボウルの中で薄く削っていく

    2. にんじんは薄く細くて切る

    3. フライパンにごま油を熱して牛蒡とにんじんを炒め油が馴染んできたら、醤油麹をいれて炒める

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