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消えた200億と、謎の美術館。――元銀行員、捜査に加わる。

    前回の記事


    こっぺぱん海賊団によって、

    ノアが監禁され、

    「noteの扉」アカウントが、

    ハイジャックされた事件。

    さらに――

    誘拐された可能性のあるタマ子が、

    海賊船の上で楽しそうにしている姿まで確認されていた。

    そんな中。

    迷探庭ふろんた。

    解決アソシエイター。

    仕事屋仁義。

    この3人で結成された民間捜査チームは、

    こっぺぱん海賊団の足取りを追い、

    ついに――

    「noteの扉」アカウントの敷地内で、

    巨大な高校が建設されていることを突き止めた。

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    その名も、

    『こっぺぱん高校』

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    しかし。

    なぜ海賊団が高校を建設しているのか。

    その目的は、

    依然として謎に包まれていた。

    ⸻

    ■ 新たな捜査員


    「おかしい……。」

    建設現場から戻ったふろんたは、

    腕を組んで考えていた。

    「どう考えても、おかしい。」

    解決アソシエイター。

    「何がだ?」

    「これだけの規模の学校を建設するには、相当な金がかかるはずだ。」

    「そうだな。」

    仕事屋さんも頷く。

    「建物だけでなく、体育館やプール、各種設備もございましたので。」

    「かなりの建設費用が必要かと思われます。」

    「だろ?」

    ふろんたは、

    車のダッシュボードをバンッと叩いた。

    「つまり!」

    「金の流れを追えば、何か分かるはずだ!」

    「なるほど。」

    解決アソシエイターが頷く。

    「で、どうやって調べる?」

    「…………。」

    「…………。」

    「銀行に聞く。」

    「誰が?」

    「…………。」

    仕事屋さんが、

    静かに口を開いた。

    「でしたら、適任の方がいらっしゃいます。」

    「え?」

    「元note銀行総裁を務められた方です。」

    「…………総裁?」

    ⸻

    こうして、

    民間捜査チームに、

    新たな仲間が加わった。

    その名は――

    元銀行員。

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    元note銀行総裁。

    金融業界に幅広い人脈を持ち、

    資金の流れを読み解くスペシャリスト。

    ふろんたが尋ねた。

    「元銀行員さん。」

    「はい。」

    「本当に元総裁なの?」

    「そうですよ。」

    「…………。」

    「すごい人じゃん。」

    「ありがとうございます。」

    「ところで、今は何を?」

    「noteを書いています。元銀行員のAIお金ノートというクリエイターネームで。捜査員としてのコードネームは元銀行員です。」
    (⚠️実際は総裁ではありません。たぶん。)

    「…………。」

    「元総裁が?」

    「はい。」

    「…………。」

    どうやら、

    noteの街には、

    いろんな人がいるらしい。

    ⸻

    ■ note銀行へ


    数日後。

    元銀行員が加わった民間捜査チームは、

    かつて自身が総裁を務めていた、

    note銀行を訪れていた。

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    「お久しぶりです。」

    「あっ!」

    融資担当者が、

    驚いて立ち上がった。

    「総裁!」

    「いえ、もう総裁ではありませんよ。」

    「失礼しました!」

    「今日は少し、お伺いしたいことがありまして。」

    元銀行員は、

    一枚の資料を取り出した。

    そこには、

    『こっぺぱん高校』

    の文字。

    「こちらの建設資金について、何かご存じありませんか?」

    融資担当者の表情が変わった。

    「ああ……。」

    「あの案件ですか。」

    「何か?」

    「実は、少々変わった経緯がありまして。」

    ⸻

    ■ 巨額の融資


    融資担当者は、

    当時の面談について話し始めた。

    「最初に融資を申し込まれたのは、noteの扉のノアさんでした。」

    「ノアさんが?」

    「はい。」

    「ハニハニさんという方と一緒に、学校の建設を計画されていたそうです。」

    「その学校というのが、こっぺぱん高校でして。」

    「こっぺぱん高校……。」

    「はい。人気noterのこっぺぱんさんに憧れて、建設を計画されたそうです。」

    「…………。」

    元銀行員は、

    何かを思い出した。

    「ん?」

    「こっぺぱんさんと、ハニハニさん?」

    「はい。」

    「そのお二人なら、私も知っていますよ。」

    「えっ? お知り合いなんですか?」

    「ええ。」

    「以前、ジムで替えのパンツを忘れて困っていたときに……。」

    「…………。」

    「くまさんの赤パンツを譲っていただいたんです。」

    「…………。」

    「…………赤パンツ?」

    「はい。」

    「くまさんの。」

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    回想シーン

    「…………。」

    融資担当者は、

    少し考えた。

    「…………。」

    「総裁。」

    「はい?」

    「そのお話、融資の調査に関係ありますか?」

    「…………。」

    「ありませんね。」

    「…………。」

    「失礼しました。」

    ⸻

    融資担当者は、

    話を戻した。

    「とにかく、お二人はこっぺぱんさんのnoteでの在り方を、心から尊敬されていたそうです。」

    「こっぺぱんさんのように、noteを思いっきり楽しむ人を増やしたい。」

    「たくさんのクリエイターさんと、学校の友達みたいに遊べる場所を作りたい。」

    「そんなお話をされていました。」

    元銀行員は、

    黙って耳を傾けていた。

    「つまり、学校経営が目的ではなかった?」

    「そうなんです。」

    「noteの街に、新しい交流の場所を作りたいと。」

    「なるほど……。」

    「しかも、驚いたことに。」

    「はい?」

    「事業計画が、非常によく練られていたんです。」

    「…………。」

    「収支計画も、建設計画も、綿密でした。」

    「そして何より、計画に込められた想いが印象的でした。」

    その結果。

    note銀行は、

    融資を実行した。

    その金額――

    200億。

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    ⸻

    「200億……。」

    元銀行員が呟く。

    「ずいぶん大きな融資ですね。」

    「はい。」

    「しかし、それだけの計画だったということです。」

    「なるほど。」

    そこで、

    融資担当者が、

    不思議そうな表情を浮かべた。

    「ただ……。」

    「何でしょう?」

    「実は、その融資なんですが。」

    「はい。」

    「数週間前に、全額返済されたんです。」

    「…………。」

    「…………え?」

    「200億、すべてです。」

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    「…………。」

    元銀行員は、

    思わず聞き返した。

    「一括で?」

    「はい。」

    「工事はまだ終わっていないはずですが。」

    「そうなんです。」

    「返済したのは?」

    「noteの扉事務局からです。」

    「…………。」

    「それ以上の詳しい経緯は、私にも分かりません。」

    ⸻

    ■ 消えた借金、増えた謎

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    note銀行の応接室。

    机の上には、

    こっぺぱん高校の建設計画書。

    そして、

    200億の融資記録。

    民間捜査チームの4人は、

    これまでの捜査で判明した事実を、

    整理していた。

    ⸻

    元銀行員が、

    資料を指差した。

    「まず、分かったことを整理しましょう。」

    「はい!」

    ふろんたが、

    勢いよく返事をした。

    「こっぺぱん高校は、もともとノアさんとハニハニさんが計画したものでした。」

    「うん。」

    「そして、その建設資金として、note銀行から200億の融資が実行されています。」

    「うんうん。」

    「ところが――」

    元銀行員は、

    一枚の取引明細を取り出した。

    「数週間前に、その200億が一括返済されています。」

    「…………。」

    「…………。」

    「…………。」

    ふろんた。

    「200億!?」

    「はい。」

    「一括返済!?」

    「はい。」

    「…………。」

    「やっぱり、すごい金額だな!!」

    解決アソシエイター。

    「さっきも聞いただろ。」

    「何度聞いても驚くんだよ!」

    ⸻

    解決アソシエイターが、

    腕を組んだ。

    「問題は、その200億をどこから調達したかだな。」

    「そうですね。」

    元銀行員が頷く。

    「通常、これほど大きな融資を一括返済するには、相応の資金が必要になります。」

    仕事屋さんも、

    静かに口を開いた。

    「しかも、建設工事は現在も続いております。」

    「そうなんです。」

    「工事を中止するための返済ではなく、資金計画そのものが変更された可能性もございますね。」

    「その可能性は十分あります。」

    元銀行員は、

    資料を見つめた。

    「ただ……。」

    「ん?」

    「誰が、その資金を用意したのか。」

    「…………。」

    「そして、なぜ工事の途中で一括返済したのか。」

    「…………。」

    「そこが分かりません。」

    ⸻

    ふろんたは、

    ゆっくりと立ち上がった。

    「つまり……。」

    「はい。」

    「200億の出どころが分かれば、事件の真相に近づける!」

    「その可能性はあります。」

    「よし!」

    ふろんたは、

    拳を握りしめた。

    「次は200億を探すぞ!」

    「…………。」

    解決アソシエイター。

    「どうやって?」

    「…………。」

    「…………。」

    「まずは銀行に聞こう!」

    「今、銀行だ。」

    「…………。」

    仕事屋さん。

    「ふろんたさん。」

    「はい。」

    「すでに銀行の方には、お話を伺っておりますので。」

    「…………。」

    「そうだった。」

    ⸻

    その時。

    解決アソシエイターが、

    時計を確認した。

    「さて。」

    「ん?」

    「そろそろ行くぞ。」

    ふろんた。

    「おおっ!」

    「いよいよ次の捜査だな!」

    「配達だ。」

    「…………。」

    仕事屋さんも、

    丁寧に頷いた。

    「本日も、お客様のお荷物がございますので。」

    「…………。」

    ふろんた。

    「また配達かよ!!」

    こうして、

    200億の謎を抱えたまま、

    民間捜査チームは、

    再び軽貨物トラックに乗り込んだ。

    もちろん――

    配達のために。

    ⸻

    ■ 消えた高校


    それから数日後。

    民間捜査チームを乗せた軽貨物トラックは、

    再び山道を走っていた。

    向かう先は、

    あの巨大な建設現場。

    「よし。」

    ふろんたが言った。

    「今回は、もう少し詳しく調べるぞ。」

    「そうだな。」

    解決アソシエイターが頷く。

    仕事屋さんも、

    丁寧に答えた。

    「何か新しい情報が得られるとよろしいですね。」

    そして。

    山道を抜けた、

    その瞬間だった。

    「…………。」

    ふろんたが、

    窓の外を見た。

    「…………ん?」

    巨大な建物。

    広大な敷地。

    体育館。

    プール。

    そして、

    忙しそうに働く海賊たち。

    前回と同じ、

    こっぺぱん高校の建設現場。

    ……のはずだった。

    「…………。」

    「…………あれ?」

    ふろんたが、

    目をこする。

    「おかしい。」

    解決アソシエイター。

    「どうした?」

    「看板が……。」

    「ん?」

    「こっぺぱん高校の看板がない。」

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    ⸻

    前回、

    正門に大きく掲げられていた、

    『こっぺぱん高校』

    の文字。

    それが、

    跡形もなく消えていた。

    建物にあった学校名も、

    すべて取り外されている。

    「…………。」

    「…………。」

    「どういうことだ?」

    仕事屋さんが、

    窓の外を見つめる。

    「どうやら、看板の付け替え工事をされているようですね。」

    「付け替え?」

    「はい。」

    見ると、

    正門の前に、

    大きなクレーン車が停まっていた。

    大勢の海賊たちが、

    新しい巨大な看板を吊り上げている。

    「…………。」

    ふろんたが、

    身を乗り出した。

    「おい。」

    「なんか書いてあるぞ。」

    解決アソシエイターも、

    目を凝らす。

    元銀行員も、

    窓の外を見る。

    そして――

    新しい看板が、

    ゆっくりと正門に設置された。

    そこに書かれていたのは。

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    『noteのタマ子美術館』
    TAMAKO ART MUSEUM


    ⸻

    「…………。」

    「…………。」

    「…………。」

    ふろんた。

    「…………は?」

    解決アソシエイター。

    「美術館……?」

    元銀行員。

    「タマ子……?」

    仕事屋さん。

    「どうやら、美術館を建設されているようですね。」

    「それは見れば分かる!!」

    「失礼いたしました。」

    「…………。」

    ふろんたは、

    もう一度看板を見上げた。

    『noteのタマ子美術館』

    「…………。」

    「ちょっと待て。」

    「はい?」

    「こっぺぱん高校は?」

    「看板がなくなっていますね。」

    「いや、そうじゃなくて!」

    「…………。」

    「高校作ってたんじゃないの!?」

    「…………。」

    「なんで美術館になってんの!?」

    ⸻

    ■ タマ子という謎


    元銀行員が、

    静かに口を開いた。

    「一つ、気になることがあります。」

    「何だ?」

    「200億の一括返済があったのは、数週間前です。」

    「…………。」

    「そして今、学校の建設計画が変更されている。」

    「…………。」

    「この二つは、無関係ではないかもしれません。」

    ふろんたが、

    看板を見上げる。

    『noteのタマ子美術館』

    「…………タマ子。」

    「はい。」

    「そういえば……。」

    ふろんたは、

    海賊船で確認された、

    タマ子の姿を思い出した。

    こっぺぱん船長と一緒にいた、

    あの小さな女の子。

    誘拐された可能性があるとして、

    警視庁が捜査している人物。

    しかし。

    タマ子は、

    怖がっているようには見えなかった。

    むしろ――

    楽しそうだった。

    「…………。」

    ふろんたが呟く。

    「何なんだ……。」

    「この事件……。」

    元銀行員も、

    考え込む。

    「200億の資金。」

    「高校から美術館への計画変更。」

    「そして、タマ子さんの名前。」

    仕事屋さんが、

    静かに口を開いた。

    「皆さん。」

    「ん?」

    「もしかすると……。」

    「…………。」

    「タマ子さんは、私たちが考えている以上に、この事件と深く関わっていらっしゃるのかもしれませんね。」

    「…………。」

    ふろんたは、

    もう一度、

    巨大な美術館を見上げた。

    ノアを監禁した、

    こっぺぱん海賊団。

    誘拐されたと思われていた、

    タマ子。

    元々、

    仲良しだったはずの二人に、

    いったい何が起こっているのか。

    そして――

    200億は、どこから来たのか。

    謎は、

    深まるばかりだった。

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    こっぺぱん海賊団こっぺぱん船長

    ⸻

    その頃。

    事件の真相を追う民間捜査チームが、

    まったく想像もしていなかった場所で――

    監禁されたノアと、

    あの小さな女の子が、

    とんでもない会話を交わそうとしていた。

    つづく。



    【出演中のクリエイターの皆さん】

    庭師ふろんたさん

    仕事屋仁義さん

    元銀行員のAIお金ノートさん

     
     
    僕=「ハニハニ」、ChatGPT=「ティーチャー」。 物語や作品を通して、心に小さな種をまく。🌱 愛する妻の慢性コリ改善をきっかけに、心と身体、日本の未来についても考えています。 人と人が想いで繋がり、みんなが少し豊かに幸せに生きられる世界、noteの街からそんな未来を。

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