
ブラタモリ沼津回の答え合わせ。アジとキンメダイが集まるのは、富士山と深海のおかげ?港で食べて確かめる【2026年】
※本記事はアフィリエイト広告(楽天トラベル)を利用しています。見出し画像はAIで作成したイメージです。
2026年10月31日のブラタモリ、沼津回。「アジにキンメダイ、名物の干物。なんで沼津にこんなに集まるの?」。番組を見て、気づいたら沼津港の魚が食べたくなっていた人へ向けた記事です。
先に結論を言います。沼津の目の前の駿河湾は、最も深いところで水深2,500m。日本一深い湾です。背中には標高3,776mの富士山があり、山頂から海の底まで6,000m以上の高低差があります(静岡県公式)。深い海があるから、深海にすむキンメダイが近くでとれる。そして干物の町として、全国からアジが集まる。番組の答え合わせは、港でアジを食べて、夜にキンメダイの煮付けを食べるのがいちばんです。
私は静岡東部に住んでいて、放送も見ました。いちばん印象に残ったのは、沼津港の干物の店「サスヨ」です。地元の港の干物屋さんがブラタモリに映ると、それだけでうれしくなります。この記事では、番組を見て気になった「なぜ沼津に魚が集まるのか」を、静岡県・沼津の公式情報や地元の新聞で調べ直してまとめました。番組の流れをもう一度見たい人は、NHK ONEの見逃し配信(放送後1週間)でどうぞ。
ブラタモリの沼津回はどんな内容だった?
NHKの番組紹介によると、テーマは「なぜ港に人が集まる?」です。
放送:2026年10月31日(土)午後7時30分、NHK総合
タイトル:「静岡・沼津▼なぜ港に人が集まる?富士山・深海・鉄道の秘密」
沼津港には、新鮮な魚や名物の干物を求めて年間160万人以上が訪れる
目の前には日本一深い駿河湾、振り返れば富士山
ほかに、江戸時代の町づくり、東海道線の開通を支えた鉄道の廃線跡、皇室の方々が愛した絶景
番組の告知記事では、「アジにキンメダイ、名物の干物と、なぜ沼津には豊富な海の幸が集まるのか」を富士山と深海から探る回だと紹介されていました。この記事では、その中の富士山・深海・アジ・キンメダイの4つに絞って、公式情報で調べた答えをまとめます。
沼津の目の前の海は、なぜそんなに深い?
駿河湾の中を「駿河トラフ」という深い溝が通っているからです(静岡県公式)。
最も深いところ:水深2,500m(日本一深い湾)
湾の入り口の幅:約56km、奥行き:約60km
富士山(3,776m)と湾のいちばん深いところの高低差:6,000m以上
富士山の頂上から海の底まで、6kmを超える落差がある。しかもその両方が、沼津港のすぐ近くにあります。沼津港の展望水門「びゅうお」から富士山を振り返ると、「この足元の先が、日本でいちばん深い海なんだ」と思えて、景色の見え方が変わります。
富士山は、沼津の海の幸とどう関係している?
静岡県の公式サイトでは、富士山の湧き水が沿岸から駿河湾に注ぎ込み、サクラエビなどの海の恵みを育んでいると紹介されています。さらに、深い海の底を流れる海洋深層水が、湾の多様な生き物を育てているとも書かれています。
つまり、上からは富士山の水、下からは深海の水。駿河湾は、高い山と深い海の両方から栄養をもらっている海です。番組のタイトルに「富士山」と「深海」が並んでいるのは、景色の話だけではない、と私は受け取りました。
キンメダイは、なぜ沼津で食べられる?
キンメダイは、水深数百メートルの深い海にすむ魚です。すぐそばに日本一深い湾がある沼津は、深海の魚に近い港です。観光ガイドのるるぶでは、沼津港は深海魚の漁獲量が日本一とされ、港の店では深海魚のメニューが出されていると紹介されています。
沼津港深海水族館では、駿河湾の深海の生き物を展示。スタッフが地元の漁師の船に乗って生き物をとっている
港の「沼津バーガー」には、深海魚のメギス(ニギス)を使った深海魚バーガー(700円)や、キンメダイを使ったバーガーもある(るるぶ、2025年9月11日更新)
キンメダイといえば、伊豆では稲取の名前がよく知られています。ただ、沼津なら、キンメダイを食べたその足で深海水族館へ行って、深海の生き物を見られる。番組の「深海」のテーマをそのまま歩けるのは、沼津ならではです。
アジの干物は、なぜ沼津が有名?
沼津は干物の生産量が長年トップの町で、地元の静岡新聞は全国シェアが約40%と伝えています(約4年前の記事)。干物店の山由水産の公式サイトでは「全国の約3分の1」とされていて、数字には幅がありますが、どちらにしても日本一の干物の町です。
始まりは江戸時代の末から明治の初めごろ。本格的に作られるようになったのは大正6年ごろから(山由水産公式)
「沼津ひもの」は商標登録されていて、量だけでなく品質も守る取り組みをしている(静岡新聞)
アジは、沼津の近海でとれるものだけでなく、全国から質のいいアジが集まってくる(テレビ東京の番組紹介)
ここが面白いところです。キンメダイは「目の前の深海」がくれる魚。一方のアジの干物は、「干物を作る技術と港の力」で全国からアジを集めている。同じ「沼津の魚」でも、集まる理由がまったく違うのです。番組の「なぜ港に人が集まる?」の答えは、魚が集まる理由とつながっているのだと思います。
番組を見たあと、沼津港で何を食べる?
私なら、お昼はアジ、夜はキンメダイにします。
お昼:沼津港でアジを食べる
沼津港には、飲食店とおみやげ処が約70店並んでいます(沼津市観光協会)。せっかくなら、干物の町に来た証拠として、お昼はアジの干物の定食かアジフライにします。おみやげに干物を買うなら、「沼津ひもの」の名前が付いたものを選ぶと安心です。
番組で印象に残った干物の店:魚河岸サスヨ海産市場
番組を見て私がまず行きたくなったのが、沼津港の「魚河岸サスヨ海産市場」(株式会社サスヨ海産)です。
手作りの干物の店。秘伝の塩汁に漬けて、天日で干している。店先で干物を干す風景も見どころ(伊豆の海鮮ガイド)
自家製の干物は30種類以上。キンメダイの干物も扱っている(同)
「沼津サスヨの真鯵の干物」は、昭和62年と平成29年に農林水産大臣賞を受けている(沼津ブランド)
住所:沼津市千本港町105-1、電話:055-951-5661。9時開店(Yahoo!マップ)
もうひとつ面白いのが、浜焼きです。2026年9月の食べログの口コミによると、店で買った魚介を、店頭の焼き台で1人500円で自分で焼いて食べられます。焼き台は4台なので、空いていればすぐ使えます。
アジの干物を買って、その場で焼いて食べる。「干物の町・沼津」の答え合わせとして、これ以上わかりやすい食べ方はありません。私なら、お昼はここで干物を焼いて、キンメダイの干物はおみやげにします。浜焼きの料金や焼き台の使い方は変わることがあるので、行く前に電話で確かめてください。
午後:沼津港深海水族館で「深海」を見る
開館時間:9時30分〜18時(最終入館17時30分)。季節や日によって変わるので公式サイトで確認を
入館料:大人2,200円、小・中学生1,200円(観光サイトの掲載。公式サイトで要確認)
目玉は、冷凍のシーラカンス2体とはく製3体。タカアシガニやダイオウグソクムシ、メンダコなども展示
お昼に食べた魚の「深海側の仲間」を見に行く流れです。キンメダイの仲間で暗い海の中で光る「ヒカリキンメダイ」を展示していたと紹介する観光サイトもあります。展示の生き物は日によって変わるので、何がいるかは行ってからのお楽しみです。
夜:宿でキンメダイの煮付けを食べる
キンメダイは、港の昼ごはんより、宿の夕食でじっくり食べたい魚です。泊まる宿は、このあとで紹介します。
沼津港へはどうやって行く?
沼津駅南口から、沼津港行きのバスで約10〜15分
車:東名の沼津ICから、港周辺の駐車場へ
沼津港深海水族館は「沼津港」バス停から歩いてすぐ
ブラタモリの沼津を歩くなら、どこに泊まる?
料金は楽天トラベルに表示されている最安料金です(2026年11月1日確認)。
私が泊まるならここ:KKR沼津はまゆう
最安9,850円〜、レビュー819件・★3.95
富士山と、駿河湾に沈む夕日が見える海辺の温泉宿。全34室
夕食は旬の食材を使った創作会席。楽天トラベルの口コミには、キンメダイの煮付けが付くプランを褒める声があります
沼津駅南口から伊豆長岡方面のバスで約20分「はまゆう前」。15時の沼津駅からの送迎もある(予約時に「送迎希望」と書く)
チェックイン15時〜18時、チェックアウト10時。駐車場69台・無料
私が選ぶならここです。理由は、番組の「富士山」「深海」「キンメダイ」が、この宿で1泊のうちに全部そろうからです。宿から富士山と駿河湾を眺めて、夜はキンメダイの煮付け。昼に港でアジを食べてから向かえば、沼津の魚の「集まる理由」が違う2匹を、1日で食べ比べられます。
注意点は、19時を過ぎて着くと夕食が出ないことです。港で遊びすぎないように、18時までに着くつもりで動いてください。キンメダイの煮付けが付くかどうかは、プランの内容で確かめてから予約してください。
👉キンメダイの煮付けが付くプランがある日を、先に見ておくと計画が立てやすくなります。
予算を抑えて港の朝ごはんなら:静鉄ホテルプレジオ沼津
最安4,050円〜、レビュー2,420件・★4.51
人気の朝食「港の朝ごはん」。全室バス・トイレ別、沼津駅の近く
温泉宿の半分以下の料金で泊まれます。夕食は港や駅の周りで食べて、朝ごはんで沼津の魚をもう一度。宿代を抑えて、そのぶん港で食べたい人にはこちらが合っています。朝食が付くプランかどうかは、リンク先で確認してください。
👉2,400件を超えるレビューで、港の朝ごはんの評判を先に読めます。
あわせて読みたい沼津の記事
番組の「鉄道の廃線跡」や「皇室の方々が愛した絶景」が気になった人は、放送前に書いた予習の記事もどうぞ。蛇松緑道と沼津御用邸記念公園を紹介しています。
👉ブラタモリの沼津回はいつ?予告から読む見どころと、放送のあとに歩きたい沼津港
KKR沼津はまゆうの最寄りの「はまゆう前」バス停は、沼津アルプスのハーフコースの下山口でもあります。歩いてから泊まりたい人は、こちらをどうぞ。
👉沼津アルプスは初心者でも歩ける?最初は香貫山だけ、次は徳倉山まで。全山縦走を後回しにする理由【2026年】
港のお店選びとびゅうおのことは、こちらにまとめています。
👉沼津へ一人旅!港の海鮮とびゅうおの景色、1万円以内で泊まれる駅近の宿
まとめ:ブラタモリの沼津は、アジとキンメダイを食べて答え合わせ
駿河湾は最も深いところで水深2,500m。富士山との高低差は6,000m以上
富士山の湧き水と深海の水が、駿河湾の海の恵みを育てている(静岡県公式)
キンメダイは深海の魚。沼津港は深海魚の漁獲量が日本一とされる(るるぶ)
アジの干物は、沼津が全国シェア約40%(静岡新聞)。全国から質のいいアジが集まる
番組で印象に残ったサスヨ(魚河岸サスヨ海産市場)では、買った魚介を店頭で浜焼きにできる(1人500円、2026年9月の口コミ)
昼は沼津港でアジ、午後は深海水族館、夜はKKR沼津はまゆうでキンメダイの煮付け
テレビで見た「富士山と深海」を、自分の舌で確かめに行く。番組を見たあとの週末に、いちばんブラタモリらしい旅になると思います。
👉富士山と駿河湾が見える、KKR沼津はまゆうの空室と今の料金は、ここで確認できます。