
網走の鮭









北海道はセイコーマートがあるから好き。北海道には仕事柄よく訪れるけど、ホットシェフがあるからホテルの朝食を頼まなくなった。
早朝のセイコーマートで握りたてのおにぎりを買って食べる。冷たい空気と温かいおにぎりで息が白くなる。ホットシェフ美味しすぎる。北海道の宝だと思う。
仕事で網走にきた。日中はずっと写真を撮って、仕事が終わった後にプライベートでも写真を撮る。
網走に向かう途中も、東京に戻る途中もずっと写真を撮っている。写真バカっぽいのでせめて仕事とプライベートでカメラを分けたい。


仕事で革靴を履く人が休日にスニーカーを履くように、ネクタイをしめてスーツを着る人が、酔っ払って頭にネクタイを巻く12月末の有楽町のように、カメラを変えて気分を変えたい。
こういうとき便利なのがライカやGRだ。品質の高いブランド品や軽量小型でわかりやすく気分が変わる。
この2つはプロの人がよく持っているカメラだけど、仕事ではほぼ使われないカメラだともいえる。
今回はソニーのa6400を持ってきた。2019年製で中古市場は7〜10万円ぐらい。レンタル品なので使い方はよくわからないけど仕事カメラと比べて軽くて楽。んでそこそこ撮れる。










最終日は午前中に仕事が終わったので、息子にリクエストされたお土産の新巻鮭を買うために常呂漁港にきた。
陽にあたった新巻鮭の影が、花屋の帰り道みたいだった。
漁港で釣りをしているおじいちゃんがたくさんいる。
「今日はフグばっかり釣れる」とボヤいていたので「食べたら美味しいの?」と東京ジョークをかましたら「死んじゃうよ」と返してくれた。







網走市内に戻って郷土資料館にいった。茹でる前のタラバガニは赤ではなく、薄い紫だと知った。
開いていないホッケも見られた。鹿の袋角やヒグマの爪をまじまじと見れた。
網走には5回ぐらい来ているけど、郷土資料館ははじめて来た。1936年に開館。建築も素晴らしい。入館料120円。おすすめ。
昼時に行くとすぐ近くの小学校から給食の紹介と給食ジャンケンをする子どもの声が聞こえて、ホームシックになって家に帰りたくなる。





喫茶店で『黄昏流星群』を読む。港ではおじいちゃんがたくさんいたけど、こっちはおばあちゃんたちが会話に花をさかせている。
港でも喫茶店でもいいけど、こうやって会話する場所があるのはいいよなぁ。他人に干渉しない東京の良さでもあるけど、東京は知らない人と雑談をする機会がほぼない。




東京に帰って息子と一緒に新巻鮭を切り身にした。普段食べてる鮭が本当は大きいことに驚いていた。知らないことを知れるのってたのしいよね。