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三島恐るるに足らず

     はじめましての人も、前から知ってる方も、ごきげんよう。
     岡埜 由木古です。

     まずは聞いてくれ。

    2025年10月27日
    (文字数:約1300文字)


    だって同じ土俵で闘う者

     大それた事を言うものだと、鼻で笑う方もいらっしゃるかもしれないが、小説家を自負する者であれば、このくらいは言えなくては成らない、と私は常々思っている。

     大谷翔平氏の「憧れるのはやめましょう」を、小説家の文脈に置き換えたまでだ。

     また「恐るるに足らず」と、一字一句嘘偽りの無い心境を述べているまでであり、
    「大した事はない」
     などと侮っているわけでも、三島氏に対して当然抱くべき敬意を抱いていないわけでもない。

     そこを踏まえた上でさて、ここからがこの記事の主旨です。


    三島読んでない

     今頃になって気付いたのだが私は、三島由紀夫の作品を、私自身が三島の享年を迎えるまでただの一作品も、読み通した事が無かった。

     他の作家に関しては、誰もが知る有名どころはもちろんとして、夢野久作や小栗虫太郎といった奇書作家に、坪内逍遥や二葉亭四迷といった近代小説の創始者たち、曲亭馬琴は古典でありながら大のお気に入りだし、黒岩涙香に徳富蘇峰・蘆花兄弟といったマニアックなところまで、短編だったりはするが少なくとも一作品くらいは、目を通してきた自負があったというのに、
     三島由紀夫だけは読んでない。

     その事を話したところ配偶者が驚愕した。
     Σ(・ω・)えーっ!

     ダメだよ三島由紀夫は読んでないと
     (;・ω・)ノシ (・∀・)?
         貴方は読んだ事あるんだっけ?

     読んでない  だよね
     (・ω・)  (・∀・;)

     だけど、正直に言ってあんだけ面白かった人じゃない。映画も一緒に観に行ったじゃない。↓

     貴方は絶対読んでるものだと思ってた。と言うより貴方は小説家なんだから読んでいないとダメでしょう。
     えーっ? えーっ?
     (;ω;)ノシ (・∀・)そうだな


    点訳ボランティア員に聞いてみた

     点訳ボランティア仲間には読書家が多い、という事で、

     まず「三島由紀夫を読んだ事が無い」と打ち明けたところ、ここでも驚愕される。
     ええええ貴方は絶対読んでいると
     (;・▽・)

     その上で、特に読書好きで日頃の校正業務でも信頼度が高いお二方(仮にAさん、Bさんとします)に質問です。
    「はじめての三島由紀夫には何をオススメしますか」

     するとAさん:
    「それはやっぱり『金閣寺』でしょう!
     内容はともかく文章が美しくて、ずーっと読み続けていたくなるのよ!」

     するとBさん:
    「うーん……。やっぱり『金閣寺』になっちゃうかなぁ……。
     私はねぇ……。正直に言って好きな話じゃないんだけど……」

     この二人の評価の違いがすでにおもろい。
     (・∀・)おお


    読書リスト作成

     ならば『金閣寺』は確定として、ボランティア帰りに本屋に寄って、文庫の棚から三島由紀夫の作品群を眺めていたら、
     三島由紀夫の代表作としては誰も挙げなそうな作品と、三島自選の短編集も気になった。

     なので以下のラインナップを、

     『金閣寺』
     『絹と明察』
     『花ざかりの森・憂国』

     10月27日現在は読み終えていますので、順次感想を書いていきますよ。

      

    以上です。
    ここまでを読んで下さり有難うございます。

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