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BESを導入してみないか(4/4)

     全4回中の第4回:
     点字が書けるメリット

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    (文字数:約1600文字)


    英語も書ける

     見出し画像は、第3回の見出し画像から、英語表示を指定した上で印刷したものです。

     ボランティア員の中でも私は、英語文書の点訳に、漫画作品の点訳も行なっています。

     数学理化学の専門書や、ドイツ語フランス語、古文や楽譜を点訳している人もいます。
     小学校から大学で使われる教科書くらいまでは、誰かしら担当しているボランティア員がいるのです。

     国家資格の教科書だって点訳されています。
     福祉系の資格に限りません。おかげで合格できたという声も届いてきます。
     今やどこでどんな立場で働いていらっしゃるか、メールのやり取りくらいでは分からないはずだ、と私は認識しています。

     

    とにかく入力が早い

     キーボード全体のうちで基本的に、たったの6キー+スペースキーしか、使わなくて済むわけです。

     漢字も使わなくていいわけです。

     慣れてきたなら頭の中の思考は、余すところなくダイレクトに打ち込めます。

     もちろん下書きにしか使えません。漢字を調べて推敲しなくては、表に出せるほどの文章になりませんが、そこは通例の作業でしょう。

     むしろ思考をほとんど全て、思い浮かんだそのままに吐き出せる、このメリットを享受した方がいい。
     一人ブレインストーミングが日常です。


    老眼が怖くない

     私も徐々に老眼が入って、細かい文字が読みづらくなってきましたが、
     点字に字の大きさは関係無いのです。

     1マスの大きさに、6点の間隔は、JIS規格で決められております。

     点字を習得し長年ボランティアに携わった方でも、触読、つまり触って読めるまでには、なかなか至れないのですが、再三申し上げているように、
     BESには、カナ文字表示機能も、音声読み上げ機能もございますから。

     やってみて出来なかった事は、やらなくていいのです。
     人それぞれに習得できた範囲で、取り入れていけばいいのです。


    小難しいわりに内容が無い文章に気付ける

     読み上げられた音声を、耳で聞いた時に、すんなり意味が受け取れない文章であれば、推敲する必要があります。

     外来語や漢字を多用した、字面的な誤魔化しが効きません。
     今回のこの記事は、目で見た時の読みやすさのために、改行や空行を多用していますが、
     点字文書においては邪魔であり無意味です。

     私は小説家でもありますので、視覚的な工夫や技巧に意味が無くなる衝撃を、日々存分に味わっております。
     では如何にすべきか、を考えるのが表現者の醍醐味でもあります。

     漢字を使わない、と言う事は、間違ってはならない個人名や地名、組織団体等の読み仮名を、その都度正確に調べ上げなくては、書き進める事が出来ません。

     総合的に考えてBESは、講演会や音声配信の台本作りに最適だと思います。


    正直な話日本語は特殊

     この国しか使っていない文字で、この国くらいしか使っていない文法を駆使しながら、私たちは日々文章を組み立てているわけです。
     たまには全く異なる概念で組み立てられた文章を、読み味わってみるのも楽しいですよ?

     点字は元が日本語なので、意味は分かるはずですがそれでも、墨字で書かれた文書を読んでいるだけでは、気にもしなかった情報に出会えたりします。
     九州に急襲、とか、
     祟りと崇めるって文字似過ぎ、とか、
     虎視眈々の眈って耽溺の耽じゃないんだ、とか、
     小野おのの道風どうふうって今は「みちかぜ」って読むの? とか、

     墨字だって知っていて使いこなせている語句は、全体のうちのほんのわずか、それどころか日々生き物のように新語が生み出され常に変化していくものである事を、認識していれば、
     点字を習得してみる機会を、一生に一度くらいは持ってみたって、何の損にも時間の無駄にもならないと思いますが、如何でしょうか。

     というわけで最後に刻み込むように繰り返します。

     BESを導入してみませんか。


    第4回は、以上です。
    これにて全4回が終了です。
    ここまでを読んで下さり有難うございます。

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