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リレ-ションシップバンキング行政以降の中小企業金融―学術研究に基づく論点整理と評価 小野有人 2026.9.26


    ■ 2026年9月26日(土)午後2時から4時
    (質問が続く場合、延長されることがあります)
    ■ 論題:リレーションシップバンキング行政以降の中小企業金融:学術研究に基づく論点整理と評価
    ■ 講師:小野有人(おの ありと)中央大学商学部教授
    ■ 申込先 一般の方:Peatixへ (参加登録料500円)
         研究所研究会員の方:研究所HPへ  

    標記の論題についての公開研究会です。中小企業金融に関する最新の学術成果について小野有人さんの説明を直接聞け質問もできます。多くの皆様の参加をお待ちしています。現地会場は東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区北砂1丁目5-4)3階会議室です。政治経済研究所2026年度第2回公開研究会として開催します。オンラインで気楽に参加いただけます。

    ■要旨:地域金融機関による中小企業金融は、「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」(2003年)から「地域金融力強化プラン」(2025年)に至るまで、金融行政の重要なテーマであり続けてきた。本講演では、そのなかで論点となってきた三つのテーマを取り上げる:①不動産担保・経営者保証に過度に依存しない「事業性融資」、②財務危機に陥った企業の事業再生と「ゾンビ貸出」、③スタートアップを含む非上場企業への地域金融機関によるエクイティ投資。まず各テーマについて、コーポレートファイナンス、金融仲介の基礎的な理論を確認する。次いで、理論および内外の実証研究の知見に照らして論点を整理し、最後に暫定的な評価を試みる。特定の政策の成否を断ずるのではなく、既存研究をふまえて、各論点を多面的に捉え直すことを目的とする。専門的な内容を含むが、金融の基礎から解き明かすことで、地域金融機関が中小企業の資金調達と成長に果たしうる役割を考えたい。

    ■講師略歴
    中央大学商学部教授。1991年東京大学経済学部卒、2001年ブラウン大学Ph.D.(経済学)。1991年富士総合研究所入社、日本銀行金融研究所シニア・エコノミスト(2009~2011年)、みずほ総合研究所主席研究員を経て、2015年4月より現職。金融審議会ワーキング・グループ委員(2011~2015年)、日本銀行調査統計局アドバイザー(2015年)等を兼務。主な研究分野は銀行論、企業金融。主な編著書に、『新時代の中小企業金融』(東洋経済新報社、2007年)、The Economics of Interfirm Networks(Springer、2015年、共編著)。International Economic Review, Journal of Banking & Finance, Journal of Economic Geography, Journal of Financial Stability, Journal of Money, Credit and Banking等の査読学術誌に掲載論文あり。
    ■ 中央大学研究者情報DBより小野有人 


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