
高市旋風を、王志安、文昭、公子沈はどう伝えているか
国際的に知られている3人の中国人Youtuber、王志安、文昭、公子沈が高市旋風をどう捉えたかをチェックした。
東京在住の王志安は高市旋風が衆議院における敵を壊滅(扫荡)させ、憲法改正も視野にはいることになった(入倒计时)と伝えた。彼のフォロワーは195万とされ、該当記事(2026年2月9日発信)の閲覧数は70万を超えている(2026年2月13日午後10時過ぎ)。記事内容はやや日本の政治制度の解説に偏りおもしろくないが、中国人には勉強になるのかも。王志安は2020年に大陸から東京に移住して、活動を始めた。
いま一人は文昭。文昭はカナダで長く活動している。その文昭談古到今はフォロワー168万とされる。該当記事(2月10日発信)の閲覧数は35万近く(2月13日午後10時過ぎ)。文昭は三国志演義を引いて、習近平が日本に対して攻撃の矢を次々に放ったことが「草船借箭 cǎo chuán jiè jiàn 」(=濃霧に乗じて藁をつんだ船を出し敵に矢を打ちこませて大量にもらう)になったとしている。習近平の対日強硬策は、日本の選挙民の反発を買い、高市支持票を増やしたと。また習近平が中央軍事委員会の副主席であり、昔からの友人張又侠を切ったことを「蒋幹盗書 jiǎng gàn dào shū 」(=味方の内通を疑わせる文書を盗ませて腹心の部下を失わせる)の計略にはまったものとしている。(日本は実際には「蒋幹盗書 」の策は弄していないが)習近平が疑心暗鬼から、腹心の配下を切り、軍事的に動けなくなったことを揶揄しているのだろう。そして参議院の状況を伝えて、日本は憲法改正にはすぐ動かないと冷静に分析しつつ、同時に高市大勝が日本そして台湾にとり歴史的に大きな転換になる可能性を伝えている。
最後が公子沈。彼は大陸出身であるが2018年にカナダに移住して活動している。彼のフォロワーは105万。該当記事(2月10日発信)の閲覧数は12万である(2月13日午後10時過ぎ)。彼はまず高市が全年代からだけでなく特に若年層の支持を受け、これまでと支持層が異なることに注目する。沈は、トランプの高市支持、そして習近平の対日強硬策が裏目に出たことに加えて、TSMCの魏哲家会長が選挙選の最中、高市首相と面会して、将来、最先端の3ナノの半導体生産を熊本で行う計画を伝えたことも、(外資が高市を支持していることを伝えて)高市に追い風になったと指摘している。また沈は経済だけでなく外交の面で日本が強国になることは東アジアの安定にもつながるとして、高市勝利を歓迎するとまとめている。