
詩 蝉時雨の静けさ
緑がたくさん茂っているところで、蝉がたくさん鳴いている。
青空が広がり、開放感のある空間を蝉の鳴き声がこだまする。
蝉の声は鋭く、耳にキンキンと響いてくる。
だというのに、周囲は何だか静かだ。
本来うるさいはずなのに、実際に受け取る印象は静かだ。
蝉時雨は、自然と心を落ち着かせてくれるのかもしれない。
緑の色と青空の色が溶け込んで響く蝉時雨からは、しとしとと青空から透き通った雨が降っているような印象を受け、次第に気分が和らいでくる。
ここは平和で穏やかだ。
うるさいにもかかわらず、ここには静けさが満ちている。
自分はこれからも、蝉の精力を記憶に残しつつ、静けさを保って生きていきたい。