メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byislamk

詩 蝉時雨の静けさ

     緑がたくさん茂っているところで、蝉がたくさん鳴いている。

    青空が広がり、開放感のある空間を蝉の鳴き声がこだまする。

    蝉の声は鋭く、耳にキンキンと響いてくる。

    だというのに、周囲は何だか静かだ。

    本来うるさいはずなのに、実際に受け取る印象は静かだ。

    蝉時雨は、自然と心を落ち着かせてくれるのかもしれない。

    緑の色と青空の色が溶け込んで響く蝉時雨からは、しとしとと青空から透き通った雨が降っているような印象を受け、次第に気分が和らいでくる。

    ここは平和で穏やかだ。

    うるさいにもかかわらず、ここには静けさが満ちている。

    自分はこれからも、蝉の精力を記憶に残しつつ、静けさを保って生きていきたい。


     
     
    ほむらたける。男性。詩を投稿しています。 毎日20:00に、詩を一編投稿しています。 主に、日常の自然、生命と実在、孤独と自由の問題を表現しています。

    あなたへのおすすめ