
今年も正倉院展に
先日、奈良に正倉院展を見に行ってきた。
去年も行った正倉院展。
あいにくの雨模様だったけれど、去年同様、たくさんの人が並んでいた。
長年通っているひともきっといるのだろうな。
入場してひとつひとつの展示をじっくり見る。
人が多くてなかなか見れないものもあるけれど、ゆっくり待ってじっくり見る。
どれも印象に残ったのだけど、
一番印象に残ったのは、漆胡瓶(しっこへい)というペルシア風の水差し。
色合いといい、装飾といい、きれいでずっと見ていたくなる。
照明が当たっているからというのもあるけれど、写真で見るより実物は特に色合いがきれいで何とも言えない良さがあった。
そして梵網経という経典。
これは何より字がきれい。うまい。じょうず。達筆。
内容は経典なので意味は分からないけど、これもまた字を見ているだけでも気持ちが落ち着くような、そんな感じがした。
こんな字がかけたら、いいなぁ。
あとは象牙の碁石。碁石なので小さかったけど、花喰鳥の装飾がされていてこれもきれいだった。碁盤も展示されていたけどこれもシンプルできれいだった。グッズ売り場でこの花喰鳥をモチーフにしたグッズがたくさんあり、キーホルダーを買ってしまった。
どの展示を見ても、きれいという月並みな言葉しか出てこない自分のボキャブラリーが恥ずかしいけど、どの展示もよかった。
自分の好きな雰囲気の装飾だったり色合いだったり、ただただ「きれいやなー」としか言えない。
それらが千年以上前のものだということがまたすごいなと思う。
ずっと昔のどこかの人が作った、使っていた、書いたものを
時を超えて、今、自分が目にすることができているというのを考えると
なんともいえない気分になる。
こういった宝物がこれからも大事に保管されて行ってほしい。
今年も奈良は人が多くて、外国の方もたくさんだった。
そして鹿もたくさんいた。

また来年は自分がどういう状況にあるのか、まったくわからないけれど、
来年の正倉院展にも行きたいし、楽しみにして1年過ごそう。