
🌿 「ゆっくり育つ力を信じて」
今日は仕事の一環として、発達障害のある方への看護について学びました。
この学びは、専門職としての私にとってだけでなく、一人の親としても大きな意味を持つものでした。なぜなら、私の娘も、発達が少しゆっくりだからです。
今回の勉強で、もっとも心に残ったのは、**「自尊心の低下をどう防ぐか」**というテーマでした。
自尊心が育たないまま大人になると、社会の中でのつまずきや孤立につながることがあるという話に、深くうなずかされました。
日々の関わりの中で、子どもの自己肯定感をどう育てるか。
それは、親として、看護師として、共通の大きなテーマだと感じます。
発達障害のある子どもへの関わり方の中で、特に大切だと思ったのは次のような視点です:
「これはダメ」ではなく「こうすればもっといいよ」と伝える
興味のあることを活動に取り入れる
先の見通しを伝えて安心感を与える
ご褒美や注意はその場でわかりやすく伝える
集中できるよう、刺激の少ない環境を整える
頭ではわかっていても、日々の生活の中で実践し続けるのは簡単ではありません。
夫婦で話し合っても、「わかっていても、つい忘れてしまうね」ということが多々あります。
その理由を考えてみると、私たち自身がそうした関わり方で育てられてこなかったことに気づきました。
特に、「こうすればもっといいよ」と前向きに声をかけられた記憶が、自分自身にはあまりありませんでした。
そのため、つい断定的に叱ってしまったり、気持ちを伝えようとしてもうまく届かないこともあります。
だからこそ私たち夫婦で決めたことは、「時間に余裕を持って、ゆっくり構えること」。
そして、**「否定的な言葉を使わない人たちと意識的に関わること」**でした。
自分たちの言葉の使い方や、思考のクセにも向き合う中で、ふと気づいたのは、
**「私たちは無意識に“スピーチロック”を自分にも他人にもかけていたのではないか」**ということです。
言葉は、心を縛ることもあれば、自由にすることもある。
だからこそ、言葉の選び方にもっと意識的でありたいと思うようになりました。
完璧な親になろうとする必要はない。
でも、子どものペースを信じて、ゆっくり歩いていこうとする姿勢は、きっと子どもの心に届くと信じています。
わが家の娘も、少しずつ、少しずつ、自分の世界を広げています。
その歩みに寄り添いながら、私たち親もまた、育ててもらっているように感じます。