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Photo byatelieryonaka

あなたのメガネは、何色?| 【観察力の鍛え方】 佐渡島 庸平 著 |読書#222

    みなさん、いつもお世話になっております!
    本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。

    自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

    今回は、「哲学-心理学-思考」のジャンルになるかな、と思います。

    ヘッダーは、イラストレーターyonaka/よなかさんの作品を使わせていただきました!

    ありがとうございます!!


    目次

    基本情報

    佐渡島 庸平  (著)
    SBクリエイティブ 出版
    2021年10月20日 第1刷発行

    全238ページ
    読書所要期間7日

    こちらも、バリューブックスさんで購入しました。

    私が本書に出会うきっかけ

    以前、「ぼくらの仮説が世界をつくる」を読んだ。

    なんと、ほぼ1年前!!
    私は、この時期に著者を、あるいは著者の思考を恋しく思うのだろうか!?
    面白い偶然だ♫

    おそらく、その時に同時に購入したのではないかと思うが、ようやく手にした、という感じ汗

    観察力は、全てに通じる力のような気がする。
    それを垣間見たいと思ったし、娘の一人に鋭い人がいるので、彼女のためにも何か参考になればと思った。

    私が思う、この本の本質

    最高のアウトプットのためには、最高のインプットが必要というのが、著者の考えにあるようだ。

    著者は、クリエイターという立場。
    クリエイターとはやはり、観察力が必要なのだろうし、前作にもあるとおり、仮説を立てるにも当然に必要な力だと思う。

    学問的に体系だっているわけではないが、それでも思っていることをクリエイターの視点から、なんとか読者に伝えたいという想いを強く感じる。

    気持ちを強く伝えたいからこそ、あえて話し言葉とまでは言わないが、少し表現も柔らかく、そしてちゃんと論理立てて説明し切っていないところも意図的に残しているのかなぁと感じた。

    そこが、著者のいう “あいまい” の演出なのかもしれない。

    私が感じたこと

    メガネの掛け替えと、モノサシのすり替えは違う。

    私たちは、誰しも何かしらのメガネを掛けて、物事を見ている。
    これまでの経験や知識、価値観によって、同じものを見ても、見え方は違う。
    だからこそ、いろいろなメガネを持ち、必要に応じて掛け替えることが大切なのだろう。

    ただ、一つ重要なのは、
    「メガネの掛け替えと、モノサシのすり替えは違う」
    ということ。

    「物事を見る角度を変えること」
    と、
    「それをどう評価するか」
    は、別の話だ。

    例えば、誰かの行動について、その背景や事情を知ることで、理解が深まることはある。
    しかし、理解できたからといって、その行動を肯定する必要はない。
    多面的に観察することは大切だが、それによって自分の価値判断まで無自覚に変えてしまっては、本末転倒ではないだろうか。

    観察するためのメガネは、できるだけ多く持っていたい。
    でも、判断するためのモノサシは、自分自身で持っていたいと思う。

    拡張脳みそとしてのAI

    最近私は、AIと対話する機会が多い。
    自分の考えを伝えると、それを整理したり、思いもしなかった視点を提示したりしてくれる。
    まさに、拡張脳みそのような存在だ、と私は思っている。

    AIとの対話で面白いのは、単に知識や考え方が増えることだけではない。
    「自分自身の思考を、外側から眺められること」
    だと思う。

    AIが示した解釈を読んで、「そうそう!」と思うこともあれば、「いや、そういうことではない」と感じることもある笑
    その違和感を通じて、自分が何を考えていたのか、何を大切にしていたのかに気づく。
    つまり、AIとの対話そのものが、自分自身を観察する機会になっているのだと思う。

    もちろん、AIの解釈が正しいとは限らない。
    だからこそ、面白い。

    自分とは違う視点を借りながら、自分の思考を確かめる。

    巨人の肩の上に立てば、遠くを見ることができるという。
    遠くを見るために巨人の肩を借りる。
    でも、どこを見るかは自分で決めたい。

    これからも、AIとはそんなふうに付き合っていきたいと思う。

    むすびに(まとめ)

    後知恵バイアス

    読んでいる最中、何度もいろいろなことを考えさせられた。
    なかでも、印象に残っているのがこれ。

    物事が起きた後になって、
    「やっぱりそうなると思っていた」
    と感じてしまう、人間の思考のクセだ。

    後から振り返れば、何とでも言える笑
    でも、その振り返りを、単なる思い込みで終わらせてしまってはもったいない。

    後知恵を、前知恵に変える。

    過去を都合よく解釈するのではなく、そこから何かを学び、次の観察や判断に生かす。
    そんなことができれば、これまでの経験も、もっと意味のあるものになるのではないだろうか。
    もっとも、歳を重ねれば、自然と知恵が身につくわけでもないのだろう。

    『論語』には、孔子が七十歳になって
    「心の欲する所に従えども矩を踰えず」
    と述べた言葉がある。
    自分の思うままに行動しても、人としての道を外れない。
    長い年月をかけて経験を積み、物事を見る目や判断する力を磨いた先に、そんな境地があるのかもしれない。
    私も、ただ歳を重ねるのではなく、経験を知恵に変えながら、少しずつ近づいていきたいものだ。


    さて、この後ぜひ、娘にも読んでもらいたいと思っている。
    が、果たして本当に目を通してくれるだろうか笑

    万が一それを手に取った彼女は、この本からいったい何を感じるのだろう。
    私とは違う感想を聞けることを、期待せず楽しみにしている。


    本書は、久々にとてもライトな書き口でした。
    字と行間が大きく、しかも職業柄もあってマンガの挿絵もふんだんに!!

    久々に、ヒビトやムッタにも会えました♪

    それでも内容は、実にどっしりとしている。
    そんな本だったと思います。
    著者の思考の深さに、改めて感服です。

    本日も、ご覧いただきありがとうございました!!

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    4児の父であるため『子育て・教育』に、また北海道の田舎に住むため『まちづくり/地域コミュニティ形成』に強い関心を寄せている。趣味の読書を通じ、学び直しを心がけている。自室の窓から外を眺めながら、いつも物思いに耽っている。 コテンラジオを毎日聴く、コテンクルー👂

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