
移動平均線の定番5・25は5分足で通用しない?ドル円20年で検証も負け越し!
「1分足や5分足で、手早く利益を積み上げたい」
チャンスが多い短い時間足は、うまくいけば早く資金が増えそうに見えますよね。とはいえ、本当にうまく稼げるのでしょうか。
私はドル円の約20年分のデータで、移動平均線の定番「短期5・長期25」のクロスを、数字を一切変えずに時間足だけ置き換えて追いかけました。
5分足では、最良の結果でもPF0.979。PFは総利益÷総損失で、1を下回ると負け越しです。30分足に移すと1.079と黒字側に回りますが、私の基準の1.2には届きません。同じ設定でも、短い足ほど成績が下がっていました。
私の見立てでは、スプレッドの影響が大きいと考えています。短い時間を見る手法は1回の利幅が薄く、そこへ毎回同じコストがかかるので、利益が削られやすいのです。
スキャルピングも長期投資も経験してきた私から見ても、短い足は「回数が多いぶん有利」とは限りません。回数が増えるほど、コストを払う回数も増えます。
ただし、短い時間足がすべてダメという話でもありません。では、短い足で移動平均線を使うなら、何を変えればいいのでしょうか。
この検証の全体(4つの時間足×2つの方式、計約400万通り)と、合格した397通りの中から選んだ推奨2設定、同じ検証をご自身のMT5で再現できる検証用EAは、こちらの記事で公開しています。
※本記事は過去データの検証結果であり、将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。