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人を傷つけるエネルギーを、自分を幸せにするエネルギーに。芥川賞作家へのプライバシー侵害行為から考えたこと

    ネットの中のいじめ。自分を満たす人が増えたら、社会はもっと優しくなる

    今週に入って体調が回復し、今日は久しぶりに早起きをしました。

    携帯でニュースを読んでいたら、ある記事が目に飛び込んできました。

    芥川賞作家の李琴峰さんに対するアウティング行為。

    アウティングとは、LGBTQ+(性的少数者)などの他者について、本人の明確な同意を得ないまま、その人の性的指向や性自認(SOGI=ソジ)といったプライベートな秘密を勝手に第三者へ暴露する行為のことです。

    自身の性的指向や性自認を、本人の意志で他者に打ち明けるカミングアウトと違い、安全に関わる重大なプライバシーの侵害行為です。

    お恥ずかしながら、
    これまで彼女の事を存じ上げなかったのですが、
    報道で見た彼女の痛々しい表情から、
    受けた心の傷の大きさがひしひしと伝わってきました。

    (これを機会に彼女の本も読ませていただきます)

    アメリカでも、意にそわないアウティングをされたことが原因で、
    酷い差別にあったり、家族から離縁されたり、
    自殺した例も少なくはなく、
    これは命に関わる問題なのです。

    それなのに、判決で認められた賠償額は110万円。

    「え、少なっ!」

    思わず声が出ました。

    李琴峰さんのことを調べていくと、
    過去にも誹謗中傷に苦しんでこられ、
    怯えながら生活してきたことを知りました。

    ↓是非読んでみてください。

    サンフランシスコでも存在する差別

    私が暮らすサンフランシスコは、
    おそらく世界でも最もLGBTQの方々への理解とサポートが
    進んでいる街のひとつです。

    それでも、LGBTQ、特にトランスジェンダーの方への偏見は
    根強くあります。

    私の周りの生徒たちも、
    学校で差別的な言葉を投げかけられたり、
    バスで知らない人にじろじろ見られたり。
    これは社会に出てからも続きます。

    スクールソーシャルワーカーとして働く中、
    こうした差別や心無い言葉、行動が、
    生徒たちのメンタルヘルスの不調や
    不登校につながっている現実を目にしています。

    特にトランプ政権下では、
    トランスジェンダーの方々は
    肩身が狭いどころか、
    人としての尊厳や安全までもが脅かされていると感じながら
    生活をしています。

    人のことが気になる時は

    心が満たされている時、人は他人のことがあまり気になりません。

    男か女か。
    見た目はどうか。
    好きな相手が異性か、同性か。

    仕事や経済状況は。
    成功しているかどうか。

    自分が満たされている時は、そんなことはどうでもよくなります。

    反対に、幸せの電池がスカスカだと
    他人のことがあれこれ気になり、
    比較して自分の気持ちが落ち込んだり、
    違いを批判したくなります。

    人が気になるときは、
    自分のエネルギーが自分から外に
    ダダ漏れに流れ出てしまっている時
    なのかもしれません。

    というのも、私自身10代の時は家族関係で悩むことが多く
    人のことや、人目ばかり気にしていました。

    ですが、大人になり
    自分が楽しいと思える事をする時間が増えるにつれ、

    自分の好きなこと、楽しいことに夢中になっている時、
    人は人目を気にしたり、
    他人を裁く暇がない、というかどうでも良くなる
    ということを知りました。

    誰かを傷つけるために使う時間とエネルギーを、
    みんなが自分の人生を豊かにするために使えたら。

    いじめや家庭不和、
    ひいては戦争だって減っていくのではないか。

    そんなふうに思うのです。

    自分を満たす人が増えたら

    もっと多くの人が、自分と対話する時間を持てたら。

    好きなことを見つけて、そこに時間とエネルギーを使えたら。

    自分の気持ちを後回しにせず、
    小さなことでいいから、自分を満たしてあげられたら。

    そのための自分の元気を充電する方法は、
    本当に小さなことでいい。

    例えば、
    しんどい時は無理せず休む。
    困った時は、誰かに助けを求める。
    嫌なことは、「嫌だ」と上手に伝える。

    そんなことからでいいと思います。

    そして、自分が元気になったら
    周りの人も自分の延長のように大切に扱うことが出来るようになる。

    いじめられている人、
    差別を受けている人、
    辛い思いをしている人。

    そんな人がいたら、通り過ぎるのではなく
    立ち止まって「自分にできることはあるだろうか」と考える。

    そんな行動をする余裕は、
    自分が擦り切れている時にはなかなか出てきません。

    もちろん、いじめや差別をなくすには、
    教育や法律、社会の仕組みを変えていくことも必要です。

    でも、一人ひとりが自分を大切にすることも、その一歩になるはず。

    自分を大切にすることは、巡り巡って、
    他人を大切にすることにもつながる。

    自分を大切にする人を増やす発信や行動
    心の平和を広げる活動をしていきたい、と
    改めて思いました。

    李琴峰さんを応援する方法

    李さんが日本と台湾で負担した弁護士費用や訴訟費用は、2024年時点ですでに350万円を超えていたそうです。
    詳しくはこちら↓

    応援できる方は、

    • 関連記事の拡散、

    • トランスジェンダーの方々の直面している現状について知ってもらう

    • ご本人への寄付(以下ウェブサイトに寄付先の案内あり)

    • また李琴峰さんの本を買う

    などの行動を通じて支援することができます。

    ジェンダー、国籍、見た目や年齢、障がいの有無。

    みんな違って、みんな良いと
    思える世界に早くなりますように。

    そのために、私も出来ることをしたいなと思います。



     
     
    「いい人」を頑張るのは、もう卒業! 断れない、休めない、人の機嫌が気になる40〜50代女性へ。 怒りも不安もひっくり返して、人生の味方に! 自分後回しから、自分が主役の人生へお引越し。 もっと自由に、楽しく、自分らしく! 🇺🇸日米で心理支援20年以上|心理カウンセラー

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