
勤め先から出禁をくらった地方公務員の引きこもり日記5
私はワケあって職場に行くことを禁じられている地方公務員だ。停職ではない。
私の出禁公務員シリーズも終わる。
配属先が決まったことは前回書いた。
人事の人から電話がかかってきて「次の配属先の候補が決まった。○日からそこに出勤してください。」といったことを言われた。
不安である。
なんせ2ヶ月以上も仕事を休んでNetflixを見ていたのだから。睡眠リズムもめちゃくちゃだ。
15時から18時まで寝る、21時から24時まで寝る、といった「昼夜逆転」と表現していいのか迷うような睡眠をしている。
今回、私が受けた仕打ちについてはアンチ役所派の議員が9月議会の一般質問や委員会の時に攻撃材料として利用するかもしれない。
「さんざん『人が足りない』と言ってきたくせに、働き盛りの30代の職員を出禁にしてたのか?そんなことをしているから職員がどんどん退職するのでは?」と。
詳しいことは知らないし、知っていたとしても書けない。
これだけ長期間休むと働く意欲が湧いてこない。
もともとは前のめりに仕事をしていたから「仕事に行きたくない」とか思わなかった。
戦闘モードで「やるぞやるぞ仕事やるぞ」と燃えていた。
2ヶ月間休んでみてわかったことはいくつかあるが、大きなものとしては、「読書が最も良質な快楽を与えてくれる」というものだ。

映画もドラマもGrok imagineも良いんだけど、これらは瞬間的にガツンとくる快楽だ。
こういう時に「ドーパミン」とか、流行りのバカ言葉を使わないように意識している。
瞬間的にガツンとくる快楽は、長続きしないし、刺激が強すぎて疲れる。
Grok imagineについては自分が作った動画の細部に狂いが無いかを点検したりするから、目が酷使されて結膜炎にかかった時みたいに目が痛くなることがある。
一方、本はゆっくりと頭の中に快楽が広がっていく。
弱い快楽だが、長続きするし、刺激が弱いのであまり疲れない。もちろん紙の本だ。
私が休んでいる間に職場でどんなトラブルが起きたのかを聞いたら、私はその情報量の多さにめまいがするだろう。2ヶ月ぶんの情報だ。
「あの人は休んじゃったよ。」とか。
また死んだ目で働く職員たちを見ることになるのか。
これが地味にキツい。
いま私はこの文章を外で書いている。
6時7分、気持ち良い風が吹く。
私のお気に入りの場所。
話を戻す。
さらに、私は「日頃の言動が良くない」という理由で出禁になったので、仕事に復帰したら私は今までとは違うキャラを演じないといけない。
今までは「皆殺しだ!」という気持ちで働いてきたので、今さら柔和な雰囲気を出すのは難しい。
憎しみや攻撃性は良いエンジンだ。
憎しみや攻撃性を手放したら、何を原動力にして前に進んだら良いのだろうか。
代替案としては「理念」だろう。
「住民のため」というものが最も好まれるだろう。
公共性について考えることは好きだが、利他性に関しては全然よくわからないので、ノープランだ。
