
早起きしたくなる楽しみを|焼きたてパンで密かな贅沢|2026/10/27
2026/10/27
雨上がりのずっしりした薄曇りの空がゆっくりと明るくなっていく。
久々に頭痛の引いた軽い頭。
昨日よりずいぶん楽だ。
おかげで今朝はお弁当作って、パンを焼こうとしている。平日なのに偉すぎる、と自分でも思う。
少し動けるようになると、こうも調子がいい。
早起きして、好きな物語を聴きながらキッチンに立つ。Audibleを流しながらお弁当を詰めていると、いつもより早く娘たちが起きてきた。
続きは、また早く起きた日に
娘たちも一緒に聴けるように、朗読を『西の魔女が死んだ』に替えた。
耳では物語を追いながら、手はお弁当作りを続ける。
40分ほど聴いたところで、おしまいにする。
「もう終わり?」
「また早く起きたときにね」
そう伝えると、「明日も早く起きる!」と張り切っていた。
朝の時間が名残惜しいのは、私だけではなかったらしい。続きが気になる気持ちは、よくわかる。
網の上へこんがり焼き上がった丸パンを並べる。
ブルーベリージャム、クリームチーズ、こしあん、バター、チョコクリーム。
何をつけるかは、それぞれのお好みで。
物語の次は、朝ごはんを楽しむ時間だ。

朝ごはんに、名前がついた
パンを食べながら、長女が言った。
「おぉ!これが密かなパーティーというものだ」
…というものだ。
言い切り方が、なんだか可愛い。
パンを焼いて、好きなものを並べた朝。
長女にとっては、パーティー。
遅れてきた夫も、
「おしゃれな贅沢だな。俺はあんバターにしよ」
美味しそうに食べる家族を見ていると、ニマニマしてしまう。作ってよかった。
明日の朝にも、楽しみが一つ
朝に何を作れたかと同じくらい、それを囲んでどんな時間を過ごせたかも、嬉しいのだと思う。
こうして家族で焼きたてを囲む時間が、当たり前ではない特別なご褒美。もちろん、美味しそうに食べてもらって、すっかり気をよくしているところもある。
明日もパンを焼くかは、まだわからない。
頑張れない日はしっかり休んで、動ける日にまたこうして楽しみをテーブルに広げればいい。
でも、朗読の続きは楽しみにしておこうかな。
娘たちが早く起きてきたら、また一緒に聴きたい。
「明日も早く起きる!」
あの張り切り具合を思い出す。
次の密かなパーティーにも、早起きの参加者は集まるだろうか。
\ 過ぎゆく日々を振り返る /
▶︎ 昨日の私から、今日へのバトン✧︎*。
▶︎ 一年前の私より…
季節が巡っても、変わらない大切なこと◎
▶︎ 頭の中がいっぱいの日こそ、
ノートに書いて、いま できることに変えてみる◎
気になるものから、ゆっくり開いてみてください。
