
早く起きなきゃ、じゃないんだ|明日が待ちきれない娘の夜|2026/10/29
2026/10/29
パン生地を丸める手つきが、板についてきた。
何度も作ったお気に入りのレシピ。
今日はもう、分量を確かめずにできた。
窓の外はまだ夜の色。
いつの間にか、朝の明るさを待つ季節になった。
ひんやりした空気に、コーヒーの温かさが嬉しい。
パン生地を寝かせている間は、手帳を開いたり、本を読んだり。こういう朝が、やっぱり好きだなあ。
焼きたてのパンを前に、ひとりご機嫌でいると、
「やらかしたかも」
夫が起きてきた。
寒気に頭痛、咳も出るらしい。
熱があるかもしれないと測る。
35.8度。
「微熱だな」
「いや、それは平熱だわ」
我が家は、朝からいつもの調子である。
片付けって、こんなに早かった?
長女が、鼻歌を歌いながら片付けている。
ちょちょいのちょい。
そんな言葉が似合うくらい、すいすいと進む。
あまりのスムーズさに、こちらまで笑ってしまう。
明日はクラスでハロウィン会。
楽しみで仕方がないらしい。
「明日は絶対早く起きちゃう!楽しみ!」
起きる、でも、起きなきゃ、でもなく。
「絶対」早く起きちゃうらしい。
次女は明日の校外学習に備えて、19時に就寝。
長女も20時には寝た。
毎晩こうなら、とは思うけれど
こんなに早く片付くなら、いつもこの調子でお願いしたい。母としては。
でも、毎晩ハロウィン前夜というわけにもいかない。
それは、百も承知。
今夜の長女を見ているのは面白かった。
わくわくが溢れてる感じ。
明日が待ち遠しい。
私にも覚えがある。
朝、好きなパンを焼きたくなるから。
しなくてはいけないことと、したくて動くこと。
同じキッチンに立っても、気持ちはずいぶん違う。
鼻歌の続きを、明日聞こう
長女みたいに明日を待ち遠しく思える日があってもいいし、誰かの「楽しみ」に相乗りしてみるのもいい。
私は今夜、いつもより早く静かになったリビングで温かいお茶を淹れ直して、明日の子どもたちの楽しみの感想を待つことにした。
帰ってきたら、ハロウィン会の話を聞こう。
次女の校外学習の話も、きっとある。
明日の私にも、楽しみが一つできた。
さて、朝いちばんに起きてくるのは、どちらかな。
\ 過ぎゆく日々を振り返る /
▶︎ 昨日の私から、今日へのバトン✧︎*。
▶︎ 一年前の私より…
季節が巡っても、変わらない大切なこと◎
▶︎ 頭の中がいっぱいの日こそ、
ノートに書いて、いま できることに変えてみる◎
気になるものから、ゆっくり開いてみてください。
