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芁玄版英語の事象構造における限定性ず「ケゞメ」の論理

    芁玄版英語の事象構造における限定性ず「ケゞメ」の論理──決定詞・数詞・郚分的限定語句による事象の有界化

    1. 序論事象構造における有界性の抂念

    文が衚す事象/出来事むベントは、その内郚に時間的な終止点endpointを包含するか吊かによっお、有限盞的事象telic eventず無限盞的事象atelic eventに倧別される。圱山1996が提唱するように、蚀語衚珟においお事象に「ケゞメ境界線」を導入し、その有限・無限を決定付ける決定的な芁因は、目的語を修食する決定詞determinerや限定語句delimiterの存圚である。⇒泚1.2

    2. 目的語の限定性ず事象の盞性Telicity

    動詞が衚す行為が「完了」ずいう解釈を受けるためには、その行為が及ぶ察象目的語が量的に画定かくおいされおいなければならない。

    2.1 無限盞的事象Atelic Events境界の欠劂

    境界が画定されおいない名詞句を目的語に取る堎合、事象は終止点を持たず、理論䞊無限に継続可胜な「未完了」の性質を垯びる。

    • 裞はだか耇数名詞Bare Plurals apples のように個䜓性はあっおも党䜓の「量」が瀺されない堎合。これは砂浜に散圚する小石(タむトル画像:pebbles)のように範囲が特定されない。

      • 䟋文I like apples. / He ate apples.未完了解釈習慣や継続⇒泚3「僕はりんごが奜きだ」を英語では

    • 物質名詞Mass Nouns ice cream のように、䞀定の圢や単䜍を持たない物質。境界がないため、事象はアメヌバ状の広がりを持ち、終結点を芋出せない。

      • 䟋文She ate ice cream.未完了解釈継続⇒泚5ただし“アメヌバ”は䞍定圢であっおも個䜓ずしお可算の物䜓である。

    2.2 有限盞的事象Telic Events境界の画定

    決定詞や限定語句によっお察象が画定されるず、事象に「ケゞメ」が生たれ、その量に達した時点で事象は「完了」する。

    • 決定詞anによる単䜍化 an apple は䞀個ずいう境界●を持぀。

      • 䟋文I ate an apple.完了解釈䞀個を消費し終えた

    • 数詞による党般的限定 three apples は、3個ずいう明確な数量的境界を蚭定する。

      • 䟋文He ate three apples.完了解釈3個すべおを消費した

    • 郚分的限定a half of a half of an apple は、䞀個の内郚に「半分」ずいう新たな境界を蚭定する。⇒泚4

      • 䟋文I ate a half of an apple.完了解釈蚭定された「半分」ずいう量を消費し終えた

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    小括

    英語の事象構造においお、事象を「完了」させる力は、動詞単䜓にあるのではなく、目的語の名詞句における限定機胜、すなわち決定詞Determinerや数詞、そしお郚分的限定語句ずの盞互䜜甚に求められる。

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    3. 時間的付加詞による有界性の怜蚌

    事象が「ケゞメ」を持っおいるか吊かは、共起する時間的付加詞in句ずfor句によっお怜蚌可胜である。

    • in 句完了たでの所芁時間 境界のある有限事象ず共起する。

      • 䟋文She ate three apples in a day.

      • 圌女はりんご個を䞀日で食べた。

    • for 句継続期間 境界のない無限事象ず共起する。

      • 䟋文She ate apples for half an hour.

      •  圌女はりんごを分間、食べた (耇数のりんごを次から次ず食べ続けた)。                                                                                                                                        

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    ⇒補論

    4. 結論

    英語における事象の完了・未完了解釈は、目的語の名詞句がいかに限定されおいるか、すなわち「有界性Boundedness」の有無に支配されおいる。数詞や a half of ずいった限定語句は、無限に広がる事象の海に防波堀のような境界線を匕く装眮であり、これにより事象は「完了可胜な単䜍」ぞず倉容する。

    英語の事象構造ずは、動詞の意味ず、決定詞や数詞による「量」の画定ずが密接に絡み合い、論理的䞀貫性を持っお「事態のケゞメ」を蚘述する䜓系であるず結論づける。


    参考文献

    • 圱山倪郎 (1996) 『動詞意味論―蚀語ず認知の接点』くろしお出版.

    • Declerck, R. (2006). The Grammar of the English Verb System.

    • Quirk, R. et al. (1985)  A Comprehensive Grammar of the English Language.

    泚蚘

    ⇒泚

    ⇒泚

    ⇒泚

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    apples
    • I like apples.

    • 和蚳 僕はリンゎが奜きだ。

    • 埓っお、この堎合通垞、“I like an apple.”ずは蚀わない。䟋えば、たくさんりんごを食べるこずを勧められ、いや“䞀個で結構だ”ず応答するような瀟䌚的文脈でしか䜿えない英語衚珟である。

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    Half of the apples in the basket are green.
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    three apples/One of the apples is green, and the others are red.
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    an apple

    ⇒泚

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    a half of apple (物質名詞) , and an apple (物䜓名詞)
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    ⇒泚

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    䞍定圢のアメヌバの個䜓分裂あくたでも物䜓名詞

    補蚘物質ず物䜓の名詞句化・(地(図))転換マッピング

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    a glass of apple juice                                                                                                        
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    ice cream
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    a spoonful of ice cream                          
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    an ice cream cone
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    ice cream cones

    補論時間的付加詞による有界性の実蚌的怜蚌

    本皿では、動詞句が「限界点終端」を内包するか吊かずいう「有界性Boundedness」の差異を、時間的付加詞for / inずの共起制限から実蚌する。

    1. 限界点の有無ず付加詞の適合性

    有界な事態限界点ありには「以内で」を意味する in [時間] が適合し、無界な事態限界点なしには「の間」を意味する for [時間] が適合する。この法則に反する堎合、文は非文*あるいは特殊な解釈を芁する䞍自然な文ずなる。

    1. [有界] Accomplishment完成の怜蚌 特定の終止点を持぀動䜜。inず適合し、forずは通垞適合しない。

      • 䟋文He ran a mile in four minutes.

      • 和蚳圌は1マむルを4分で走った。

      • 非文*He ran a mile for four minutes.

      • 和蚳*圌は4分間1マむルを走った。

    2. [無界] Activity掻動の怜蚌 終止点が定矩されない継続的動䜜。forず適合し、inずは適合しない。

      • 䟋文He ran in the park for an hour.

      • 和蚳圌は公園で1時間走った。

      • 非文*He ran in the park in an hour.

      • 和蚳*圌は公園で1時間で走った。

    2. 到達動詞における時間的解釈

    到達Achievementは瞬間的な倉化であるため、inは「倉化が起こるたでの準備期間」を指す。䞀方、forを甚いるず「結果状態の継続」を指すか、あるいは非文ずなる。

    1. 倉化の生起たでの時間

      • 䟋文The plane landed in ten minutes.

      • 和蚳その飛行機は10分で着陞した。

      • 非文*The plane landed for ten minutes.

      • 和蚳*その飛行機は10分間着陞した。※接地し続けおいるずいう意味にはならない

    2. 結果状態の持続䟋倖的なforの適合

      • 䟋文He left the room for five minutes.

      • 和蚳圌は5分間、郚屋を離れた退出した状態が5分続いた。

    3. 目的語の性質による有界性の転換

    動詞句の有界性は、目的語の指瀺察象が「限定Count」されおいるか「非限定Mass」であるかによっお決定される。

    1. 非限定名詞無界化 物質名詞や裞の耇数圢が目的語の堎合、事態は境界を倱う。

      • 䟋文He drank wine for an hour.

      • 和蚳圌は1時間ワむンを飲み続けた。

      • 非文*He drank wine in an hour.

      • 和蚳*圌は1時間でワむンを飲んだ。※ワむンの量が限定されない限り䞍自然

    2. 限定名詞有界化 数量詞等で範囲が画定されるず、事態は有界ずなる。

      • 䟋文He drank a glass of wine in a minute.

      • 和蚳圌は1杯のワむンを1分で飲み干した。

      • 非文*He drank a glass of wine for a minute.

      • 和蚳*圌は1分間1杯のワむンを飲んだ。

    4. 方向性による有界性の付䞎

    本来は無界な「掻動」動詞であっおも、到達点を瀺す前眮詞句を䌎うこずで有界な「完成」ぞず転換される。

    1. 到達点の導入

      • 䟋文She walked to the station in fifteen minutes.

      • 和蚳圌女は駅たで15分で歩いた。

      • 非文*She walked to the station for fifteen minutes.

      • 和蚳*圌女は15分間駅たで歩いた。※駅に着いたかどうか䞍明瞭になり矛盟が生じる

     
     
    小比塚アンデン゜フィアシュヌレ䞻催、『あ論』䞻幹。no-test、no-nukest、now-here man。旭川東高・䞊智倧哲孊科卒、法政倧倧孊院で瀟䌚孊修士号取埗。英語指導の経歎高校教垫・進孊塟孊務䞻任・昔、業者テストを手掛けおいた䌚瀟の通信教育テキスト執筆 。

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