
空を見上げて 4
これまでのお話は
友人タキの家で居候をしていたエマは、熱を出して寝込んでしまう。
熱が下がった後、タキに促されて病院へ出かけるが、そこでは誰もが当たり前のようにエマの存在を知っていた。彼は小さな田舎町に困惑する。
コニシさんのコメントやないけど
途中に変な記事がありすぎて
思い出せない
医者はなんともはっきりしない説明をしてくれた。
疲れているのだろうから、ゆっくり休め、とはタキの家でも聞いた。もしまた熱が出たときのためといって、解熱剤が出される。そうそう頻々と熱が出るわけでもないから、要は気休めだろう。
そう、医者は言いたいのだ、心因性のものだ、と。言ってくれればいいのに、なぜかエマにはそれを言わなかった。ぼやかしたのだか誤魔化したのだかした、微妙に遠回りな物言いだった。
他には症状はないか、夜は眠れているか、食事は取れるか、と聞かれる。夜は元から寝ていない。食事は、出てきたら食べます、と答えてしまって、医者となぜか看護師までがにっこり笑ったので、エマは最悪な気分だった。