
習慣化したいとき、行動のコツって何かないの?【習慣化コーチングvol.2】|『後回しにしない技術』

『後回しにしない技術』の「実行編」とは?
『後回しにしない技術』は、やるべきことを後回しにせず、実際に行動へ移すための「実行力」を扱った本です。
本書では、実行力を大きく、
何を、なぜやるのかを決める「決心」(vol.1)
実際に動き出す「実行」(vol.2)
一度始めたことを続ける「維持」(vol.3)
の3段階に分けています。
前回は最初の「決心編」を扱いました。
そこで考えたのは、
なぜやるのか
何をするのか
できなかったらどうするのか
という、動き始める前の設計です。
でも、当然ながら、そこまで決めても実際にやらなければ何も進みません。
本を読みたいと思っていても、本を開かなければ1ページも進まない。勉強も、運動も同じです。
今回扱う「実行編」では、次の7つのポイントが紹介されています。
① どうせやるなら素早く処理する
② 小さなことから始めよう
③ 「開始デッドライン」を設定しよう
④ すべての行動は実験だと考えよう
⑤ 「助けられ上手」になりなさい
⑥ 「観察の力」を利用する
⑦ ウォーミングアップに時間をかけるな
今回はその中でも、私が実際に生徒と習慣化を考えるときに特に大切にしていた3つを振り返ります。
<ポイント1>小さなことから始めよう
<ポイント2>すべての行動は実験だと考えよう
<ポイント3>「観察の力」を利用する
<ポイント1>小さなことから始めよう
何かを行動に移すとき、一番ハードルが高いのは「始める瞬間」です。
例えば、「毎日30分勉強する」と決めたとしましょう。
「30分くらいならやれるだろう」
と考えていても、意外と始められずにダラダラしてしまった記憶、誰でもあると思います。
ここで大切なのは
教材を机に置く
教材を開く
まず1問だけ解く
1分だけやってみる
くらいに、最初のハードルを極端に下げることです。
私も、塾教室運営をしているときに、生徒に、
「まず1分だけでいいよ。それでも無理だったら、その日はやめてもいい」
と話していました。
大事なのは、1分やったからOK、ということではもちろんありません。
まず一つ、自分が確実に越えられるハードルを越えること。
教材を開けた。1問できた。1分できた。
その「できた」があると、
「ここまでやったし、もう少しやるか」
と次へ進みやすくなるのが人間ってものです。
その意味では「やれるだろう」で行動を考えるのも避けた方が良いです。
「これだけなら確実にやれる」レベルじゃないと人はなかなか動きません。
目標そのものを小さくするのではなく、入口だけを小さくして、「まず始める」ことに注目します。
<ポイント2>すべての行動は実験だと考えよう
これは、非常に大切な考え方です。
実際、私は生徒にかなり頻繁に話していました。
勉強方法でも習慣化の方法でも、
「この方法が自分に合うのか?」
は、結局やってみないと分かりません。だから「とりあえず試してみる」というフェーズが必ず必要です。
でも、初めてやることへのハードルって、とっても高いんですよね。変化より安定を好むものです。
それでもやってみないとわからない。
だから「試すこと」と「ずっと続けると決めること」は別ということを意識するのです。
それこそ私はよく「1週間だけ試しにやってみて」と伝えていました。
そして、来週やってみて、
「これは続けられそう」
と思えば、そのまま続ければいい。
逆に、
「全然できなかった」
のであれば、何がダメだったのかを考える。それでも自分には合わないと思うなら、やめてもいい。
やってみて合わなかったなら、
「この方法は自分には合わなかったな」
という情報が一つ増えた。それだけでも前進です。
何より「やること」が大切なので、「ダメで元々の実験」くらいの気持ちで軽ーくやってみるのが重要です。
<ポイント3>「観察の力」を利用する
本書では、人に見られていることで行動しやすくなる、という話が出てきます。
ただ、個人的にはもう少し拡張して、自分の行動を客観的に観察できることが大切だと考えています。
つまり、誰かに観察してもらわなくても、自分自身で自分の行動を見られればいい。
例えば、
問題集を解けば、進んだページが目に見える。
本を読めば、読んだページが増える。
何かを作れば、作ったものが残る。
そうやって、
「自分はちゃんとやっている」
と目で見て実感できることが重要です。別に毎日詳細な記録を取る必要はありません。
なぜこれが大切なのかというと、行動しても、目に見える「成果」はそんなに早く出ないからです。
今日勉強したからといって、明日すぐに偏差値が上がるわけではありません。何日か運動したからといって、すぐに理想の体型になるわけでもありません。
「成果」しか見ない状況になってしまうと、
「これ、本当に意味あるのかな」
と思う時期がどうしても出てきます。
だからこそ、
切実な目標に向けて、自分が決めた行動をちゃんとやれている。
まずはそれを自分自身で確認できることが大切です。
「習慣化」のためには、何よりも「やる」
習慣化というと、どうしても「どうやったら毎日続けられるか」に目が向きます。
でも、何はともあれ、
「今日、実際にやる」
がないと何も始まりません。
最初から完璧にやろうとせず、まず確実に越えられるところから動いてみる。
やり方が合うかどうかは、実験だと思って試してみる。
すぐに大きな成果が出なくても、「自分はちゃんとやれている」と実感できるようにする。
そして、それを維持し続けることができれば、晴れて「習慣化」は達成です。
そんな「維持」のためには何が大切かは、次回、『後回しにしない技術』の「維持編」で振り返ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もし共感していただけたら、スキやコメントをいただけると嬉しいです。
みなさんは、「やらなきゃ」と思っているのになかなか始められないとき、最初のハードルをどこまで小さくしていますか?
最後に、ちょっとばかし宣伝を。
「一人で考えていると頭の中がぐるぐるする…」という方は、ココナラでもご相談をお受けしています。
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