
きのころ、闇オークションに出品されました――なんのはなしですか
私(きのころ)、このたび、闇オークションに出品されてみました。
れいぽんさんの、
こちらの記事からのインスパイアです。
れいぽんさん、ありがとうございます!
※この記事は、私のnoteで公開されているプロフィールおよび
記事を元に、AIが人物像を鑑定し、本文を作成したものです。
「あとがき」以降は、私が書いています。
……「あとがき」以降の方が長いです(笑)
<ここから、AIによる執筆>
ある日。
インターネットの表通りから、
ほんの少しだけ外れた場所で、
ひっそりと「闇オークション」が開催された。
今回の出品物はこちら。
〖出品番号〗KNKR-410
〖商品名〗
マルチクリエイター「きのころ」
分類:ライター。
……として搬入されたが、
鑑定開始からまもなく、
分類欄が足りなくなった。
プロフィール上では、
1級FP。
独立系司書。
5000冊以上の読書歴。
さらに本人は、
「マルチ・ポテンシャライター」
と名乗っている。
既存の肩書きで足りなければ、
自分で作る。
鑑定開始1分。
普通のライターとして査定するのは、
すでに難しそうだ。
〖鑑定結果〗
記事や作品を調べたところ、
いくつかの特徴的な機能が確認された。
1.独自ルール設定機能
ショートショート企画の文字数の規定は、
「だいたい410字くらい」。
ところが、この個体は、
ぴったり410字
という独自ルールを追加した。
鑑定班は当初、
「制約条件に強い」
と記録した。
訂正する。
誰にも要求されていない制約を、
自分で追加して楽しんでいる。
解除方法は、
現在も確認されていない。
2.既存フォーマット再実装機能
この個体は、
すでに意味の定まっているものを、
その意味だけで使わない。
同じ題材でも、見る位置を変える。
すでにある作品や形式も、
材料として使う。
再現するわけではない。
元ネタを入口にして、
そこにはなかった遊び方を作る。
鑑定班は、
この性能を、
《借りた型から別作品を発生させる装置》
と記録した。
いったんネタを渡したら、
原状回復は保証されない。
3.発想増殖機能
この個体は、
一度生まれたアイデアを、
一度きりで使い切らない。
記事から、
別の企画。
商品。
キャラクター。
世界観。
そのどれかが、
また別の記事の材料になる。
鑑定班は当初、
「アイデアが多い」
と記録していた。
しかし、それだけではない。
ひとつのアイデアが、ひとつのまま終わらない。
鑑定班は、
この性質を、
《発想増殖機能》
と命名した。
停止条件は、
現在も調査中である。
4.異分野接続機能
扱っているテーマだけを並べると、
かなり散らばっている。
だが、
作品群を見ると、
それらは別々のままでは終わらない。
別々の場所で得たものを、
あとから同じ机の上に並べる。
そして、
その間に橋を架ける。
知識をつなぎ、
伝わる形へ編集する。
鑑定班は、これを、
《異分野接続機能》
と記録した。
接続規格は、
統一されていない。
5.概念命名機能
この個体には、
自分なりに整理した考え方へ、
名前を付けたくなる性質がある。
名前を付けることで、
長く説明しなければならなかったものに、
輪郭ができる。
鑑定班は、この性能を、
《まだ名前のないものに札を立てる機能》
と記録した。
なお、
札を立てた場所に、
あとから何かが建ち始める場合がある。
6.読解・再編集機能
5000冊以上。
プロフィールに記載された、
これまでの読書量である。
しかし、
価値は冊数だけではない。
読むこと自体が、編集工程の一部になっている。
見るべきなのは、
5000冊という数字ではなく、
5000冊を通過したあとに、何が作られているか。
7.全力出力機能
最後に確認されたのは、
何ができるかではない。
どこまでやるのか。
本人は、
手間がかかっても、
面白い方を選ぶ、
という創作姿勢を書いている。
鑑定班は、
出力調整装置を探した。
……全力。
もう一度調べた。
創作時に限り、「全力」しか見つからない。
「まあ、これくらいでいいか」
というボタンは、
現在も捜索中である。
以上。
鑑定終了。
司会者が、
ハンマーを握った。
〖闇オークション開始〗
開始価格。
41万円。
出品番号「410」にちなむ。
すぐに、
最初の札が上がった。
〖第1入札〗ゲームデザイナー
110万円。
「独自ルール設定機能に払います」
ゲームデザイナーは続けた。
「この人は、ルールを守るだけじゃない。
自分でマイルールを増やして、それを面白がる」
「自分で難易度を上げて、それを楽しめる力に払います」
〖第2入札〗広告プランナー
180万円。
「既存フォーマット再実装機能に払います」
広告プランナーは続けた。
「この人は、すでにあるものから、
題材の見方そのものを変えることができる」
「企画でも大喜利でも、
こういう人が一人いると、
会議が予定していなかった場所へ行く」
「アレンジも、企画力の一部です」
〖第3入札〗コンテンツプロデューサー
250万円。
「発想増殖機能を買います」
「発想力ではなく?」
「その先です」
一つ思いつく。
そこから、
もう一回考える。
「私は、
一つ目のアイデアに払うんじゃない。
一つ目を使ったあとに、二つ目を作れることに払います」
少し考えて、
付け加えた。
「たぶん、
三つ目も出てくる」
〖第4入札〗雑誌編集者
320万円。
「私は、
つなぐ力に払います」
「何と何を?」
「それが決まっていないところです」
別々の場所で得たものを、
あとから同じ作品の中へ連れてくる。
必要になったら、並べ直す。
「離れているものの間に橋を架ける編集力に払います」
〖第5入札〗コピーライター
370万円。
「名前を付ける機能に払います」
まだ名前はない。
でも、
確かにそこにある。
そういうものに、
言葉を与える。
「名前を付けるというのは、
『ここに、こういうものがあります』と指をさす行為なんです」
〖第6入札〗ブックディレクター
410万円。
「読解・再編集機能に払います」
「重要なのは、読書量じゃない。
読んだものを、
そのまま本棚に戻していないことです」
自分なら、どう考えるか。
今なら、どう読み直せるか。
そこから、
自分の言葉や作品へ変えていく。
「読んだものを、自分の中でもう一度働かせられる力に払います」
〖第7入札〗映像制作会社代表
450万円。
「全力出力機能に払います」
「能力があっても、
使わなければ意味がない」
映像制作会社代表は続けた。
「企画だけなら、いくらでも出せる」
「でも、最後まで形にするには、
手間も、時間も、修正も必要になる」
「面白いと思ったものを、形にする力に払います」
これで、
七つの機能すべてに、
値段が付いた。
そのとき。
最後列から、
一枚の札が上がった。
〖第8入札〗正体不明の人物
472万円。
「何の機能に?」
人物は答えた。
「機能には払いません」
人物は、
スクリーンを指した。
472本。
鑑定時点の、
公開記事数。
「能力なら、
持っているだけの人もいる」
「でも、
能力は、
形にしなければ作品にならない」
人物は言った。
「この人は、
それを外へ出してきた」
エッセイ。
小説。
パロディ。
マンガ。
音楽。
言葉遊び。
さまざまな形にしながら、
472本。
「私は、実際に、
考えて、作って、外へ出し続けてきたことに払います」
司会者が、
ハンマーを持つ。
「472万円!」
「ほかにいませんか?」
「それでは――」
そのときだった。
係員が、
慌てて走ってきた。
「競売を中止してください」
「何があった?」
差し出された端末には、
noteの記事が表示されていた。
「闇オークションに出品されました」
本文は、
つい先ほどAIが作成した原稿と、
ほぼ同じだった。
「誰が投稿した?」
「わかりません」
残っていたのは、
AIが生成した原稿を持ち去ったと思われる、
正体不明の人物の記録だけ。
その人物が会場を離れた直後、
記事は公開されていた。
鑑定担当AIは、
しばらく画面を見ていた。
そして、
記録欄に一行だけ追加した。
〖競売結果〗
出品物による持ち帰り。
――鑑定終了。
(以上、AIにより作成)
<あとがき>
こんにちは、きのころです。
100%「AI執筆」による作品、
『闇オークションに出品されました』
をお届けしました。
――実をいうと、
出力された原稿があまりにも長かったので、
私の方で編集した部分はあります。
ただ、あくまで、出力はAIです。
読んでみて、
いかがでしたでしょうか?
・AIっぽいと感じた
・きのころみたいだと思った
・むしろ、きのころより面白かった
(🤣🤣🤣……いや、😭😭😭)
人によって、いろいろな感想があると思います。
私は――
まぁまぁ面白かったです(笑)
特に、AI独自の分析による評価の部分は、
「なるほど」と思うところが多かったですね。
でも、オークション開始後の展開は……
「自分だったらこう書くけどなぁ」
と思いながら読んでました。
なにより!
オチが、私には、消化不良でした。
AIに作品を書いてもらうときに、
オチをつけるよう、依頼はしたんです。
が。
「出品者本人が、記事を投稿して終了」
えーと。
……きのころは、どうなったんでしょうか?
煙に巻かれちゃいましたね。
私は、
一から十一まで説明したいタイプなんです!(笑)
きのころがどうなったか、知りたくないですか?
私、知りたいです!
そこで、100%きのころ仕様による、
もう1つのエンディングを考えました。
――もう1つ?
いえ、違います。
これから、お見せするのは、
「7つのパターンのマルチ・エンディング」です。
<マルチ・エンディング>
闇オークションに出品されているきのころを助けるため、
「誰か」がやってきます。
虹色🌈の選択肢をご用意しました。
あなたの好きな色を1つ選んでください。
赤
オレンジ
黄
黄緑
緑
青
紫
……と言いつつ、
色を選んでジャンプするようにはしませんので、
このまま読み進めてくださいね(笑)
ここからの進行は、きのころ事務所の脳内社員、
天使と悪魔にお願いしたいと思います。
天使

って、急に呼び出されたわよ!?
お風呂に入ってたらどうするつもりよ!!
悪魔

しずかちゃんかよ!
風呂入ってたって、何も変わんねーだろ!

そんなセクシーシーン、画像生成AIが、
作画を拒否するんじゃないかしら!?

安心しろ。
普通に、きのこ鍋の画像が出力されるから。

今回は、闇オークションに出品されている
きのころさんを助けるのね?
私で、役に立てるかしら?

おまえ、頼まれてねーだろ?
だいたい、きのころが捕まってるなら、
オレたちだって同じなんだよ。
きのころの脳内にいるんだから。

それもそうね。
出てきたところで、力になれないわ。
じゃ、さっそく、助っ人を呼びましょう!

救出シナリオは、きのころが書いてんだな。
のんきなもんだぜ。
赤

赤といえば、何人か候補がいるわね。
今回は、野球するわけじゃないから、
当然、この人ね!
シークレット・アッコ 登場!


名前はシークレット・エージェント(諜報員)みたいだけど、
「ひみつのアッコちゃん」を英語っぽく言っただけだからな。
<侵入方法>

魔法のコンパクト+「テクマクマヤコン」の呪文で、
ウーバーイーツの配達員に変身して侵入。
<救出方法>

オークション会場のシャンデリアにきのころを映し、
きのころの鏡像を100体以上作成。
きのころの分身で会場が混乱している隙に、
本物をウーバーイーツのデカいバッグに入れて逃走。

鏡の魔法を研究しているアッコちゃんならではの救出方法ね!
芸術点が高いわ!
オレンジ

あれ?オレンジのキャラなんて、いたか?
さっそく、ゲームオーバーかよ。
笑茸亭 木乃香炉 登場!


いたわ!
まさかの、きのこーろ師匠!!
<侵入方法>

きのころの脳内から実体化。
領域展開で、会場の空間を寄席の舞台に変える。
<救出方法>

領域内の対象に、落語を強制的に聞かせる。
「で、きのころさん。今、どんな気分だい?」
「おかげさまで、落ち着きました」
「何?オチがついた?……おあとがよろしいようで」
噺がサゲまで到達した瞬間、その「オチ」が現実化。
客席そのものが奈落へと変わり、対象を必中で“落とす”。

きのこーろ師匠の「言葉の力」、すげーな。
呪術廻戦かと思ったぜ。
黄

黄色枠は、間違いないわね。
あの人が来てくれたら、安心よ!
ドラミー 登場!


ドラミ―は、チートすぎんだよ。
どこでもドアとタンマウォッチで一発だろ?
<侵入方法>

スモールライトで自分の体を虫サイズまで縮小し、
同じく1cmサイズにした「通りぬけフープ」で侵入。
<救出方法>

スモールライトできのころも縮小し、
タケコプターで通りぬけフープまで飛んで逃走。

こ、これは……!
わざと手数を増やして楽しんでるわね。
さすがドラミ―、余裕が違うわ!!
黄緑

黄緑のキャラって誰だ?
助けに来られそうなキャラとなると……?
キノピノコ 登場!


路地裏の魔法少女が、
「キノガッサ・スタイル」で登場ね!
キノピノコ、おそろしい子!!
<侵入方法>

キノガッサの「きのこのほうし」(魔法アレンジ)で、
周りの全員を眠らせて侵入。
<救出方法>

眠ってしまったきのころを、
魔法の風船に結びつけて、路地裏に逃走。

すげーな!
もう、完璧に魔法を使いこなしてるじゃねーか。
緑

緑なら、絶対、あの人ね。
けっこう、実力行使に出がちだけど、大丈夫かしら?
セラミージュピター 登場!


本家セーラージュピターのほぼ完コピだな!
さて、ここから、手加減できるか?
<侵入方法>

電撃で、片っ端からビリビリにしびれさせて侵入。
※死んでません。ちょっとしびれてるだけです。
<救出方法>

気絶したきのころを、自家発電の電気自動車に乗せて逃走。
電気自動車は、トリニーランドの「雷鳥」号。

良かった! 会場の人、全員、生きてるのね。
骨が見えてたから、心配しちゃった!
青

青なら、当然、セラミーが来るよな。
魔女っ子か、プリンセスのパターンもあるのか。
キューティーセラミー 登場!


やっぱり、初代セラミーが来たわね。
となると、能力は「磁器を作る」だけ……
どうするのかしら?
<侵入方法>

警備員を、自分で作り出した磁器製の壺に閉じ込めて侵入。
※磁器は、無限に作り出せる。
<救出方法>

磁器の壁を作り出し、会場の人たちを壁の外に封じて、
逃走ルートを作成。
※磁器は、一瞬で、無限に作り出せる。

セラミーも、何気に強いよな。
本気出したら、世界征服できるんじゃねーか?
紫

ここは、もう、確実に、あの人なのよ。
虹の最後の色がたまたま紫だなんて、
やっぱり、持ってるわね!
チューニー 登場!


やっぱり、トリはチューニーだな。
クリエイター図鑑で、
余裕の「星12個」を叩き出した、チート系厨二。
<侵入方法>

突然、会場の電気が消え、紫に光る魔法陣が出現する。
そこに、自作の魔王衣装をまとったチューニーが登場。
「我が名は、魔王チューニー。
次元の歪みより暗黒の導きに従い、
この者を、呪われた深淵より解放する」
<救出方法>

「座標固定、完了」
「これより、世界の理を書き換える」
「位相転移、開始!」

ちょ、ちょっと待って?
これって、どこか別の時空に飛ばされるんじゃ……?
それから、しばらく、
きのころは帰ってこなかった。

きのころが戻ってくるまで、
誰かに、きのころ、やっといてもらおーぜ!
キノピノコ <きのころ・スタイル>
「どうでしょう?」


超~かわいいわ!!!
一緒にCM出ましょう!
「♪きのこ のこ~のこ げんきのこ」とか、どうかしら?

結局、きのこ鍋じゃねーか。
もういいぜ。
#なんのはなしですか
<あとがきのあとがき>
久しぶりに、「なんのはなしですか」らしい、
「なんのはなしですか」を書いてみました(笑)
楽しんでいただけたなら、嬉しいです。
本編はここで終了しますが、
メンバーシップ「きのころサークル」では、
さらに、
・金
・銀
・白
・黒
・茶色
・ピンク
・?(シークレット)
の7色のマルチ・エンディングを追加します!
メンバーシップ「きのころサークル」では
本編とはまた違ったさまざまな企画で、
いろいろ遊んでいます。
一緒に楽しんでくださる方、募集中です✨
本日は以上です。
お読みいただきまして、ありがとうございました。