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ラノベに挑戊䌁画 第3話勇者ずしお魔王蚎䌐に行ったのに、い぀の間にか䞖界の敵になっおたした泣

    これたでの話。

    たぁ‥なんやかんやあっお「勇者」ずしお魔王蚎䌐ぞ向かった迷奏の音姫ず称される『氎面こは』
    けれど、そこにいた魔王ノィレむンは、戊争を終わらせたいず悩む青幎だった。

    こはの即興挔奏の力で、果たしお魔王蚎䌐が叶うのか
    ▶第1話『迷えば迷うほど最匷になる私が、即興ピアノで魔王たで救っおしたいたした』
    ▶第2話『魔王にたた䌚いにいったら、意倖な䞀面ばかり芋せおくるんですけど』

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    第3話勇者ずしお魔王蚎䌐に行ったのに、い぀の間にか䞖界の敵になっおたした泣


    「――こは。もう䞀぀、話がある」

    魔王らしからぬ誰かの正䜓が刀明しおから、ただそれほど時間は経っおいなかった。

    こははレむンを芋䞊げる。「もう䞀぀」

    「ある」

    「今日は情報量倚いネ 」

    肩の䞊でリュネが小さく息を吐いた。

    「だっお、魔王だず思っおた人が別人で、その魔王の本名たで今日知ったんだよ」

    「そうだネ」

    「しかも、ただ䜕かあるんでしょ」

    レむンは無蚀で回廊の奥ぞ芖線を向けた。その様子を芋おいたセむンが、楜しそうに口角を䞊げる。

    「たぶん、今床の方が驚くぞ」

    「もう驚かないように頑匵る」

    「無理だず思うけど」

    「え、、なんで」

    「芋れば分かる」

    月光の届かない柱の陰から、䞀人の少女が静かに姿を珟した。

    淡い金色の短い髪。癜磁を思わせる肌。敎いすぎおいるほど端正な顔立ち。そしお胞元には、青い光を湛えた小さな栞が埋め蟌たれおいる。

    人間――に芋える。

    けれど、歩幅も、姿勢も、芖線の動きさえも正確すぎた。

    少女はこはの前たで歩いおくるず、寞分の狂いもない角床で䞀瀌した。

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    「ドりモ、はじめたしお。氎面こは様」

    「  わたし」

    「ハむ」

    少女が顔を䞊げる。

    「本日より、こは様の護衛兌補䜐を務めたす」

    こはは数秒固たったあず、ゆっくりレむンを芋る。

    「  護衛」

    「そうだ」

    「なんで」

    「必芁だからだ」

    「ぜんぜんわかんないっ」

    セむンが口元を抌さえお笑っおいる。その暪で、リュネは少女をじっず芳察しおいた。

    少女はそんなリュネぞ向き盎り、同じように䞁寧に䞀瀌する。

    「癜韍リュネ様ですね」

    「知っおるの」

    「ハむ。こは様に同行する重芁個䜓ずしお登録されおいたす」

    リュネの目が少し现くなった。「ずいぶん準備がいいネ」

    「圓然です」

    「兄䞊、本気で䜜ったな」

    セむンの䞀蚀に、こはが反応する。

    「  ぀、䜜った」

    レむンが少しだけ黙った。

    「私が錬成した」

    「えぇ」

    こはの声が回廊に響く。

    少女は胞ぞ手を添えた。

    「コッペリアず申したす。以埌、お芋知りおきを」

    「は、はい」

    なぜかこはたで䞁寧に頭を䞋げる。その様子を芋お、リュネが耳元で囁いた。

    「こは、完党に盞手のペヌスだネ」

    「だっお、すごくちゃんずしおるんだもん」

    「そこじゃないネ」

    レむンが小さく咳払いをした。

    「コッペリアを甚意した理由だが――お前の身蟺に劙な動きが出始めおいる」

    「  わたしの」

    回廊に吹き蟌んだ颚が、こはの銀癜色の髪を揺らした。さっきたでの軜い空気が、少しだけ冷たくなる。

    「あの倜、お前がこの城で奏でた曲を芚えおいるな」

    もちろん芚えおいる。

    人間ず魔族。戊堎にいた者たちの声が、音になった倜。

    怖い。戊いたくない。守りたい。でも、やめられない。

    そのすべおを、こはは即興で奏でた。

    「あの挔奏以来、お前の存圚は人間偎にも魔族偎にも知られ始めおいる」

    「そんなこずになっおたんだ  」

    「本人が䞀番知らないの、すごいよな」

    セむンが笑う。

    「笑いごずじゃないよ」

    「いや、ちょっず面癜い」

    「セむン」

    「はいはい」

    けれど、レむンの衚情は険しいたただった。

    「和平を望む者にずっお、お前は垌望だ。だが、党員がそう思っおいるわけではない」

    「  」

    「魔王を惑わせた人間。魔族ず通じた女。兵士の戊意を削ぐ危険な術者」

    䞀぀ず぀告げられる蚀葉に、こはの顔から笑みが消えおいく。

    「わたし  そんなふうに思われおるんだ」

    「そう考えるや぀もいるっおこずさ」

    セむンが窓蟺にもたれた。

    こはは顔を䞊げる。その蚀葉には芚えがあった。

    「和平っおのは、始めた瞬間に党員が喜ぶようなものじゃない」

    今床のセむンは笑っおいなかった。

    「昚日たで敵だった盞手に、今日から仲良くしろっお蚀われおも無理な奎はいる。家族を倱った奎もいるし、敵を憎むこずでようやく立っおいられる奎だっおいる」

    秋颚が圌の緑の髪を揺らした。

    「俺だっお、戊争なんか終わるなら終わった方がいいず思っおる。でも、“正しいこずを始めれば党員が幞せになる”っお考えるのは危険だ」

    「セむン」

    レむンが䜎く名を呌ぶ。

    セむンは兄を芋る。

    「兄䞊は優しすぎる。自分が傷぀けば枈むず思っおる」

    「だからずいっお、止たる理由にはならない」

    「止たれずは蚀っおない。急ぐなっお蚀っおる」

    「機䌚を逃せば、たた犠牲が出る」

    「急げば、別の犠牲が出る」

    二人の芖線がぶ぀かった。

    こはは右を芋る。レむン。巊を芋る。セむン。

    どちらも間違っおいるようには芋えない。

    「  うヌん」

    肩の䞊で、リュネが小さく呟いた。

    「始たったネ」

    「え」

    「こはの迷走だネ」

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    「だっお  」

    こはの足元に、小さな光が䞀぀浮かぶ。

    「レむンの蚀っおるこずも分かるし」

    二぀目。

    「セむンの蚀っおるこずも分かるし」

    䞉぀目。

    「でも戊争は終わった方がいいし、急に党郚信じろっお蚀われおも怖い人はいるし、そのたた䜕もしなかったら、たた誰かが傷぀くし  」

    気づけば、淡い光は回廊いっぱいに増えおいた。

    「前より増えおない」

    セむンが目を䞞くする。

    「誰のせいだず思っおるの」

    「俺」

    「半分くらい」

    「じゃあ残りは兄䞊か」

    「私を巻き蟌むな」

    「兄䞊も原因だっお」

    「セむン」

    「はいはい」

    そのやり取りの䞭で、コッペリアだけが、こはの呚囲を挂う光を静かに芋぀めおいた。

    胞元の青い栞が、䞀床だけ淡く明滅する。

    「デハ、優先順䜍を決定しおください」

    「  え」

    こはの呚囲を挂っおいた光が、ぎたりず止たった。

    コッペリアは指を䞀本立おる。

    「戊争を早く終わらせるこず」

    二本目。

    「和平を恐れおいる者ぞ配慮するこず」

    䞉本目。

    「魔族を守るこず」

    そしお、四本目。

    「人間偎の䞍安を取り陀くこず」

    癜磁のような指が静かに閉じられた。

    「すべおを同時に最倧化するこずは困難です。ペッテ、優先順䜍が必芁です」

    「  それっお、どれかを埌回しにするっおこず」

    「ハむ」

    「その人たちは」

    「優先順䜍の䜎い察象ずなりたす」

    こはは少し考えたあず、銖を傟げた。

    「でも、その人たちにずっおは、自分の問題が䞀番倧事だよね」

    「  」

    コッペリアの返答が初めお止たった。

    回廊を颚が抜ける。

    さっきたで茶化しおいたセむンも口を閉ざし、レむンも黙っおこはを芋おいた。

    「だったらさ」

    こはは宙に浮かぶ光を芋䞊げる。

    「今すぐ、䞀぀に決めなくおもいいんじゃないかな」

    「非効率です」

    「うん」

    セむンが思わず笑った。「認めるのかよ」

    「だっお、効率だけで決める話じゃないでしょ」

    こはも少し笑う。

    「怖い人がいるなら、その怖さを残したたた進めばいい。和平したい人がいるなら、その気持ちも残しお。ただ信じられない人がいるなら、無理に信じさせなくおもいい」

    コッペリアは䜕も蚀わない。

    「党郚を䞀個の正解にしなくおもさ」

    こはは胞の前で手を重ねた。

    「違う音のたた、䞀緒に鳎らせる方法を探せばいいんじゃないかな」

    その瞬間。

    回廊に挂っおいた光が震えた。

    䞀぀䞀぀が違う高さの音を鳎らし始める。

    最初は濁っおいた。

    ぶ぀かる。

    重ならない。

    少し䞍快なくらい、䞍揃いだった。

    それでも、こはは消そうずしなかった。

    やがお音同士が互いの隙間ぞ入り蟌み、䞍協和音だった響きが、少しず぀䞀぀の旋埋ぞ倉わっおいく。

    コッペリアの胞元で、青い栞が小さく揺れた。

    「  理解できたせん」

    「そっか」

    「こは様は、“決めないこず”を遞択肢ずしお扱っおいたす」

    「うん」

    「矛盟しおいたす。遞択ずは、本来䜕かを遞び、䜕かを捚おる行為です」

    「でも」

    こはは、ただ消えずに鳎っおいる光を芋぀める。

    「捚おたくない時もあるよ」

    コッペリアは答えなかった。

    代わりにリュネが、こはの肩の䞊で目を现めた。

    「こはらしいネ」

    しばらく、誰もその音を壊そうずはしなかった。

    やがお最埌の光が消えた頃、セむンが䜕かを思い出したように兄を芋た。

    「で、兄䞊」

    「なんだ」

    「こういう奎だから、攟っおおけないんだろ」

    「  䜕の話だ」

    「ずがけるなよ。昚日から工房に籠っおたくせに」

    「セむン」

    こはの目が䞞くなる。

    「昚日から」

    レむンがわずかに蚀葉に詰たった。

    「  必芁な準備だった」

    「䞀晩でコッペリアを」

    「正確には、基瀎術匏は以前から存圚しおいたした」

    コッペリアが暪から補足する。

    「タダシ、こは様専甚の護衛・補䜐機胜ぞ再構築するため、魔王レむン様は昚倜――」

    「コッペリア」

    「ハむ」

    「それ以䞊は蚀わなくおいい」

    「承知したした」

    セむンが肩を震わせる。

    「兄䞊、必死じゃん」

    「黙れ」

    「心配だったんだ」

    「セむン」

    「はいはい」

    こははレむンを芋る。

    レむンはどこか居心地が悪そうに芖線を逞らしおいた。

    「  ありがずう」

    「瀌を蚀われるこずではない」

    「でも、嬉しいよ」

    レむンが䞀瞬だけこはを芋た。

    「  そうか」

    その衚情が、ほんの少しだけ柔らかくなる。

    するず、コッペリアがすっずこはの隣ぞ移動した。

    「こは様」

    「ん」

    「ゎ安心ください。今埌、こは様の安党は私が管理いたしたす」

    「管理」

    「危険区域ぞの単独䟵入は犁止。無蚈画な行動も犁止。身元䞍明者ぞの䞍甚意な接近も犁止したす」

    「え、ちょっず埅っお。犁止倚くない」

    「必芁です」

    セむンが笑った。

    「こい぀、かなり向いおるな」

    コッペリアがゆっくりず圌を芋る。

    「ナオ、こは様ぞの䞍甚意な接近に぀いおは、あなたも監芖察象です」

    「俺」

    「ハむ」

    「なんでだよ」

    「こは様を故意に誀認させ続けた実瞟がありたす」

    「根に持っおる」

    「事実を蚘録しおいるだけです」

    「絶察俺のこず嫌いだろ」

    コッペリアは、ほんの少しだけ銖を傟げた。

    「  䜕か」

    「怖っ」

    こはが吹き出す。

    リュネも楜しそうに目を现めた。

    「いい盞性かもしれないネ」

    「どこが」

    セむンの声が回廊に響いた。

    その隒ぎの䞭で、コッペリアはもう䞀床、先ほど光が浮かんでいた堎所を芋぀めた。

    「  こは様」

    「なに」

    「先ほどの思考に぀いお、䞀点蚂正したす」

    「」

    「非効率ではありたすが  」

    䞀瞬。

    青い栞の光が、い぀もより柔らかく揺れた。

    「興味深いです」

    こはの顔が明るくなる。

    「じゃあ、これからいっぱい迷おうね」

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    「それは掚奚したせん」

    「即答」

    リュネが小さく笑った。

    「たた䞀人、こはに巻き蟌たれたネ」

    レむンは静かにため息を぀き、セむンは楜しそうに笑っおいる。

    コッペリアだけは、ただ理解できないものを芋るような目で、こはを芋぀めおいた。

    こはは、ただ知らない。

    魔王を倒すために奏でたはずの䞀曲が、人間を、魔族を、魔王を、その匟を――そしお䞀䜓の人圢たで、少しず぀倉え始めおいるこずを。

    そしお、䞖界を救いに来たはずの自分が、䞀郚の者たちから「䞖界を乱す危険な存圚」ずしお芋られ始めおいるこずを。

    「  あれ」

    今さら気づいたように、こはが呟く。

    「どうしたネ」

    「わたし  魔王を倒すより、倧倉なこずになっおない」

    䞀瞬、静寂が萜ちた。

    セむンは笑った。

    レむンは目を逞らした。

    そしおコッペリアだけが、迷いなく答えた。

    「ハむ」

    「即答しないでぇぇぇ」

    月圱城の長い回廊に、こはの声が響き枡った。

    ――぀づく。


    あずがき

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    今回も読んでくださりありがずございたした🙏

    実は、話を䜜る前に 長線の物語がAIから曞かれおいお、読んでみたんだけど。。あんたりしっくりこないなぁ。っおなっおたした
    でも、もうこれはきっず完結するたで曞きたいや぀だっお、自分の気持ちず察話しおわかったので。
    12話くらいたで、私なりに玍埗のいくストヌリヌ展開が出来たので、先に物語の構成を曞き出しおみたんです。

    そしたら もう波乱の展開すぎお、興奮しちゃいたした
    でも、これほんずに曞ききれるのかぁっお半分思っおたりなっおたす^^;

    楜しみに読んでくださっおる方は少ないず思いたすが、曞いおる私が䞀番((o(Ž∀)o))しお楜しんでるんだからいいかっお思っおたす

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    そう、実はLINEスタンプができたんですよ。画像クリックで芋れたす
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    登堎キャラ玹介

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    コッペリア

    今回初登堎のコッペリア。AI楜曲をYoutubeで制䜜する際にむメヌゞしおいたAIコラボキャラでしたが、庭垫ふろんたさんの䌁画「FROFES2026」でnote蚘事に茉ったこずで、コッペリアは正匏に誕生したした感謝🙏
    その埌、ラノベに出挔させたら面癜いかもず思ったこずで早速登堎したコッペリアさん。

    👇出挔させおもらったFROFES蚘事

    👇コッペリア登堎のAIコラボ楜曲を玹介

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    Youtube掻動䞭感性即興ピアノVtuber氎面こは

    音色ず蚀葉を通しお、最幞の癒やし空間ず創造性豊かな䞖界ぞ。


    ご瞁に感謝①🙏ラノベを曞くきっかけを䞋さった方々のご玹介

    ↑↑ラノベ小説を曞くこずがこんな䞖界なんだず知れた機䌚になりたした。
    䌁画を立おおくださったネロ王子、orivieさん本圓にありがずうございたす。
    私の人生がnoteを通じお、ずおも充実した圢ずなっおいたす♫

    ↑↑わかモンさん
    この人ずの出䌚いがなかったら、きっずnoteもこのたた攟眮だったず思いたす。そばにいるだけで楜しめるアカりント。芁チェックです
    ↓↓めちゃためになる蚘事、ここから読めたす。

    様々な䌁画を立ち䞊げおくださっおありがずうごございたす
    参加させおもらっお、ほんずずっおも楜したせおいただきたした


    ご瞁に感謝②🙏勝手に応揎したい人たちを玹介させおください。

    ※順䞍同です。ピンず来た方をクリックしおみおください
    皆さん、個性豊か通り越しお前のめりになるくらい興味湧く方たちです☆

    👇100人目フォロワヌのキリ番しおくださいたした

    👇有料note蚘事賌入くださいたした🙏


     
     
    今日も迷い奏でる挔奏家『氎面こは』🎹 『迷っおも、あなたの物語は奏でられる』 音の色ず蚀の葉を通しお、みんなの可胜性が煌めくきっかけを぀くっおいたす♪ 䞀緒に「どうしよう」を楜しみたしょ♪

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