
撮りたい表情に、まだ届かない。メタバースドラマのために技術を磨く
どうも、久我レイジです。
昨日は、新作メタバースドラマ『記録にない君』に向けて、アバターの表情づくりに時間を使っていました。最近は衣装も少しずつ制作していて、VRoid Studioやクリスタを開きながら、あれこれ試しています。
ドラマを作っているのに、顔を調整したり、衣装に影を入れたり。脚本や撮影とは違う作業ですが、作りたいものを形にしようとすると、こういう技術も必要になってくるんですよね。
ただ、手を動かせば全部うまくいくわけではありません。衣装には少し手応えが出てきた一方で、表情はなかなか思うようにいかない。今日は、そんな制作途中の話です。
似た顔にしたい。その先に、伝えたい感情がある

イラストとアバターを並べてみると、違いがよく分かります。調整して近づけようとしても、どうしてもイラストと同じ印象にはならないんです。
もちろん、一枚のイラストと、動かすための立体のアバターは違います。今回の比較でも、光や陰影、顔の角度は同じではありません。それでも、見本として隣に置くと、僕が欲しい表情との距離が気になってきます。
『記録にない君』は、恋愛とミステリーを描く作品です。だからこそ、登場人物の微妙な表情を作るのが難しいと感じています。
ただ、イラストにそっくりになれば、それでドラマの表情が完成するわけでもないんですよね。顔立ちを近づけることと、その場面の気持ちが伝わることは、同じではない。
観る側としても、セリフを聞きながら、登場人物の顔を見て気持ちを想像することがあります。僕が磨きたいのは、そのときに使える表現です。
イラストを参考にしながら、ドラマの中で感情が伝わる顔を作りたい。 並べてみたことで、そこをもう少し考える必要があると感じました。

調整できることと、まだ分からないこと

VRoid Studioには、顔の形などを調整するスライダーがあります。でも、僕が試した範囲では、それだけで欲しい微妙な表情を作ることには限界を感じました。
調整してみても、まだ違う。その違いが分かっていても、どこをどう変えれば近づくのかまでは、つかめていません。
ソフトの操作を覚えることも必要ですが、それだけで解決するのかも、まだ分からない。顔の形なのか、陰影なのか、見せ方なのか。比較したときの違和感を、全部ひとつの原因にまとめることはできないと思います。
「イラストに近づかない」と気づくところまではできた。でも、その先で何を直せばいいのかが難しい。今はそこにいます。
作りたい表情があるから、操作方法を調べるだけでなく、見え方の違いを判断できるようにもなりたい。表情づくりは、まだ勉強が必要です。
衣装の影には、少し手応えがあった

一方で、衣装制作では少しずつ変化が見えてきました。
僕と相方の蒼月樹莉愛さん、二人で運営している「Project Alive」には、ドラマ制作のほかに、このチームから生まれたアーティストの活動もあります。栖乃愛(えすのあい)、愛ちゃんです。

以前、僕たちが主催した音楽イベント『Song of Soul』にも出演してくれていて、来年のアバターでの活動に向けて準備を進めています。その衣装を、最近少しずつ作っていました。
いつまでも木こりのままじゃ嫌なので(笑)
VRoid Studioとクリスタを使い、AIに家庭教師をしてもらいながら試行錯誤しています。特に難しかったのが、衣装の影の入れ方でした。
AIに教わりながら陰影を調整していくと、見た目が結構変わるんですよね。今回の衣装も、だいぶいい感じになってきたんじゃないでしょうか。

まだ勉強中なので、これで完成ですとは言えません。でも、教わったことを自分で試して、見た目に変化が出る。その手応えはあります。
自分の手で少しずつ形になっていくのは、やっぱり楽しいです。 表情では難しさを感じている分、衣装の変化はうれしいですね。
学んだことを、ドラマの画面に持っていきたい

愛ちゃんの衣装は、ドラマ用に作っているものではありません。ただ、そこで学んでいる陰影の付け方は、ドラマの登場人物の衣装づくりにも生かしていきたいと思っています。
作品やキャラクターが違っても、アバターの見た目を整えるために覚えたことは、次の制作で試せる。その積み重ねで、表現できることを増やしていきたいんです。
ドラマ制作には、脚本や撮影だけでなく、アバター、楽曲、ワールド、広報など、いろいろな作業があります。
だからといって、僕がすべてを一人で作っているわけではありません。相方と運営し、参加してくれる人たちと作品を作っています。
その中で、自分にできることも少しずつ増やしているところです。今回なら、表情と衣装。技術を磨くというのは、僕にとって、作りたいドラマのために手を動かして覚えていくことなんだと思います。
衣装の陰影には、少し手応えがありました。表情は、まだ欲しいところに届いていません。
この衣装で学んだことを、次はドラマでも試してみたい。表情は、どうしたら近づけられるのか、引き続き探しているところです。
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