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目の使い方で、思考の方向は変わる



    ── 回復が進まない理由は、「視野のバランス」かもしれない


    人は、右目と左目で
    少し違う距離を捉えながら、
    世界を立体的に見ている。

    これは単なる「効き目」とは少し違う。

    優位差の話だ。

    身体のバランス、呼吸、
    緊張したときの反応、
    そして思考の傾向にまで、
    静かに影響しているように感じる。

    少なくとも、
    施術の現場では、そういう変化をよく見る。

    ⸻

    片方に偏ると、
    身体のバランスだけでなく思考も偏る。

    どちらか一方の目を優位的に、
    世界を見始めると、

    その瞬間から
    思考にもクセが現れる。

    あるいは逆に、
    思考のクセが視野を偏らせているのかもしれない。

    身体に左右2つあるものは、状況に適応しながら切り替わる方がバランスも使い勝手も良い

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    近くを捉える目が優位なとき

    ・目先のことに意識が集まりやすい
    ・視野が狭くなり、判断も近くなる
    ・回復の波に、一喜一憂しやすい

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    遠くを捉える目が優位なとき

    ・未来ばかりを気にする
    ・“今ここ”の感覚が薄くなる
    ・思考がどこか曖昧になる

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    これは、運転と似ている。

    近くばかり見ていると、
    ハンドル操作は細かくなりすぎて不安定になる。

    遠くばかり見ていると、
    足元の変化を見逃す。

    渋滞してる時も流れてる時も
    空いてる時もある。

    “ちょうどいい距離”で見ているとき、
    動きは自然に安定していく。

    ⸻

    視野のバランスは、思考のバランス

    立体的に世界を見るためには、

    近すぎず、
    遠すぎない。

    その微妙な距離が必要になる。

    これは、心も同じ。

    ⸻

    自分の状態を近くで見すぎると、
    感情の波に飲まれる。

    良い日は「もう大丈夫」
    悪い日は「また戻った」

    その繰り返しで、
    エネルギーは削られていく。

    ⸻

    でも、少しだけ視点を引くと、

    「ちゃんと回復している流れ」

    が見えてくる。

    回復は、一直線ではない。
    波を描きながら、進んでいくものだから。

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    回復をやさしくするのは、「距離感」

    不調のときほど、
    人は自分を近くで見すぎる。

    でも、ほんの少し距離を変えるだけで、

    焦らなくなる。
    比べなくなる。
    落ち込みにくくなる。

    そして、余白が生まれる。

    ⸻

    回復には、
    “視野のやわらかさ”が効く。

    目は、
    そのまま心につながっているから。

    ⸻

    今日、伝えたいこと

    近すぎず、遠すぎず。

    今を感じながら、
    流れも見ている。

    その距離が、
    身体と心をいちばん自然に整えていく。

    ⸻

    今日の一日一呼吸。

    ほんの少し視野を引いて、
    自分の回復の流れを見てみてください。



     
     
    呼吸と身体の専門家|臨床もうすぐ30年 身体を通して、人生の見え方を変える。 呼吸・感覚・無意識から、自分の主導権を取り戻すためのnote。 初めての方へ ▶ 身体を知るための3つの入口 https://note.com/labo402/m/m921dacd5f7fa

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